君はフォーク 俺はナイフ ※18禁
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#47 [我輩は匿名である]
「そう。世に言う裏社会。
足を踏み入れたら二度と引き返せねぇ…そんな地獄の世界。
蓮、お前もそんな世界に今、足を踏み入れたのさ。」
「え?」
踏み入れた?
「あの意味が…」
:10/03/09 00:03
:SH003
:jAn.v64Q
#48 [我輩は匿名である]
「お前、殺したんだろ?肉親を。なら、まず表社会じゃ生きていけねぇ。
指紋採集とか色々ばれないようにしたか?
お前の行方とか。」
「…いえ、何も。」
「だろう?これじゃお前が捕まるのも時間の問題だ。」
「……覚悟しています。」
:10/03/09 00:05
:SH003
:jAn.v64Q
#49 [我輩は匿名である]
「ふっ…表の世界じゃなくても……まだ生きたいか?」
生きる……
この先の事を何も考えて無かった俺。
まだこの世の中に…生きる価値はあるのか?
「………………。」
:10/03/09 00:06
:SH003
:jAn.v64Q
#50 [我輩は匿名である]
「迷うな。」
…死ぬ覚悟はいつでも出来ている。
「……まだ…生きたいです。」
:10/03/09 00:06
:SH003
:jAn.v64Q
#51 [我輩は匿名である]
「…ふっ…分かった。
ちょっと待ってろ。」
男は俺の返事を聞くなりすぐさまどこかへ行ってしまった。
三十分ぐらい待っただろうか。
男は来た。
右手に何かを持って。
:10/03/10 20:45
:SH003
:mlu7PkMY
#52 [我輩は匿名である]
男の右手には鉄の先が丸くなっている棒が握られていた。
「蓮、袖をめくって右腕を出せ。」
男は鉄の棒を持ったままこっちに近付いてきた。
:10/03/10 20:46
:SH003
:mlu7PkMY
#53 [我輩は匿名である]
「!?」
丸くなっている部分は何かマークが彫られている。
それに熱を帯びている。
「まさか……」
ドスッ
「がっ!」
突然鳩尾を殴られた。
:10/03/10 20:46
:SH003
:mlu7PkMY
#54 [我輩は匿名である]
「熱くても動くなよ。」
意識が朦朧とする。
…鉄が俺の腕に……
『ジュゥウウウ……』
「あ!ああああああああああああああああああ!!!」
朦朧としていた意識は一気に覚め、俺の右腕にとてつもなく熱い鉄が押し付けられた。
:10/03/10 20:47
:SH003
:mlu7PkMY
#55 [我輩は匿名である]
「あああああああ!!!!」
熱い熱い熱い熱い熱い。
心臓が止まりそうだ。
『ジュッ…』
鉄が俺の腕から離れた。
皮膚も一緒に持って行かれたような離れ方。
「あ゛ぁあああ…。」
左手で右腕を抑えながら痛みを堪えた。
:10/03/10 20:47
:SH003
:mlu7PkMY
#56 [我輩は匿名である]
チクチク、ヒリヒリ、どうしようもない痛みが走る。
「は…はー…はー…。」
肩で息をするのが精一杯。
「よく耐えた。
これでお前も俺達の仲間だ。」
……仲…間?
:10/03/10 20:47
:SH003
:mlu7PkMY
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