君はフォーク 俺はナイフ ※18禁
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#51 [我輩は匿名である]
「…ふっ…分かった。
ちょっと待ってろ。」



男は俺の返事を聞くなりすぐさまどこかへ行ってしまった。

三十分ぐらい待っただろうか。

男は来た。
右手に何かを持って。

⏰:10/03/10 20:45 📱:SH003 🆔:mlu7PkMY


#52 [我輩は匿名である]
男の右手には鉄の先が丸くなっている棒が握られていた。





「蓮、袖をめくって右腕を出せ。」


男は鉄の棒を持ったままこっちに近付いてきた。

⏰:10/03/10 20:46 📱:SH003 🆔:mlu7PkMY


#53 [我輩は匿名である]
「!?」


丸くなっている部分は何かマークが彫られている。
それに熱を帯びている。

「まさか……」

ドスッ

「がっ!」

突然鳩尾を殴られた。

⏰:10/03/10 20:46 📱:SH003 🆔:mlu7PkMY


#54 [我輩は匿名である]
「熱くても動くなよ。」

意識が朦朧とする。
…鉄が俺の腕に……

『ジュゥウウウ……』

「あ!ああああああああああああああああああ!!!」

朦朧としていた意識は一気に覚め、俺の右腕にとてつもなく熱い鉄が押し付けられた。

⏰:10/03/10 20:47 📱:SH003 🆔:mlu7PkMY


#55 [我輩は匿名である]
「あああああああ!!!!」

熱い熱い熱い熱い熱い。
心臓が止まりそうだ。

『ジュッ…』

鉄が俺の腕から離れた。
皮膚も一緒に持って行かれたような離れ方。

「あ゛ぁあああ…。」

左手で右腕を抑えながら痛みを堪えた。

⏰:10/03/10 20:47 📱:SH003 🆔:mlu7PkMY


#56 [我輩は匿名である]
チクチク、ヒリヒリ、どうしようもない痛みが走る。

「は…はー…はー…。」

肩で息をするのが精一杯。

「よく耐えた。
これでお前も俺達の仲間だ。」


……仲…間?

⏰:10/03/10 20:47 📱:SH003 🆔:mlu7PkMY


#57 [我輩は匿名である]
「この焼き印は、俺達の組織って言う意味の印だ。
俺の右腕にも、この焼き印はある。」



「……………。」

「嫌だったか?」

「……………。」

「少し休め。」

⏰:10/03/10 20:48 📱:SH003 🆔:mlu7PkMY


#58 [我輩は匿名である]
男はまたどこかに行った。

俺は床に倒れたまま、小汚いコンクリートに顔を付けたまま呆然としていた。



それから二時間ぐらい経って男はぞろぞろと大勢の人を連れてやって来た。

⏰:10/03/10 20:48 📱:SH003 🆔:mlu7PkMY


#59 [我輩は匿名である]
「ん〜…頭ぁ!
こいつのびてるじゃないですか!」


「…まだ寝てたか。
起きろ、もう痛くねぇだろ?」


「…う……く………。」

起きたら鳩尾がズキズキと痛む。

⏰:10/03/10 20:49 📱:SH003 🆔:mlu7PkMY


#60 [我輩は匿名である]
「皆、こいつがさっき話した蓮だ。焼き印はもう済ませてある。」


「…………。」

皆スーツを着ている。

「蓮、皆に挨拶しろ。」

「…さ…佐々木 蓮です。」

⏰:10/03/10 20:49 📱:SH003 🆔:mlu7PkMY


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