記憶を売る本屋さん
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#597 [我輩は匿名である]
しかし、飛鳥は頭を上げようとしない。
「おい」
今度は薫が、呆れたように飛鳥に言う。
その声が怖く聞こえたのか、飛鳥は恐る恐る頭を上げる。
「次あんな事しようとしたら、死ぬより辛い目に遭わせてやるからな」
「(…こえぇ…)」
薫の表情と言葉に、直人は寒気を感じる。
しかし薫はそれだけ言うと、響子を引きつれて、その場を離れようと背中を向ける。
「あ、待てよ」
何か思いついたのか、薫は再び振り向く。
:10/04/16 21:24
:N08A3
:67c2oJas
#598 [我輩は匿名である]
「お前、響子の代わりに鞄持って」
「…は?」
飛鳥は眉間にしわを寄せて首をかしげる。
その態度が、薫の気に障ってしまった。
「…俺にケンカ売ってるのか…?」
「う、売ってないです!持ちます!鞄!」
飛鳥は怖くなって、さっさと靴を履き替えて、響子から薫の黒いエナメルの鞄を受け取った。
:10/04/17 09:38
:N08A3
:kvTVgZXw
#599 [我輩は匿名である]
「重っ…」
「横向けるな、弁当が偏る」
「はい…」
あれこれ文句をつけられながら、飛鳥はそれを持って教室に向かう。
その様子を見て、直人と響子は笑っている。
「そういえば」
響子は思い出したように直人に話し掛ける。
「水無月くんって、やっぱりあの子の事好きなの?」
:10/04/17 09:38
:N08A3
:kvTVgZXw
#600 [我輩は匿名である]
「へ?」
何の話かわからず、直人はきょとんとする。
「飛鳥ちゃんよ。やっぱり気があるのかなぁーって」
響子は笑っている。
「えっ…え?いや、別に…」
直人はそう言うが、響子は「鈍感ねぇ」と呆れている。
「…本当に、わかんねぇんだよ」
直人は少し口を尖らせる。
:10/04/17 09:39
:N08A3
:kvTVgZXw
#601 [我輩は匿名である]
「俺は、自分は要じゃないし、神崎と石川晶も別だと思ってるから…。
今は神崎もそれどころじゃないしな。…わかんねぇ」
直人はそう言って歩きだした。
響子も小さく笑って、後を追って行った。
:10/04/17 09:40
:N08A3
:kvTVgZXw
#602 [我輩は匿名である]
ここまで読んで下さった方、ありがとうございますm(_ _)m
実はこの話、ここで終わりなのです


笑
でも中途半端なので、第2部(?)を作りたいと思ってます


なので、続きを楽しみにして下さる方、もう少々お待ちくださいヽ(´▽`)/

:10/04/17 09:45
:N08A3
:kvTVgZXw
#603 [みきChan]
:10/04/17 10:58
:SH01B
:wjvRG6HM
#604 [我輩は匿名である]
面白かった
続き楽しみにしてます
:10/04/17 12:14
:T003
:☆☆☆
#605 [光]
主さんお疲れ様でした!!
とても面白かった!
第二部待ってます(^o^)
:10/04/17 20:36
:F02A
:706MQ.aI
#606 [髑髏-ドクロ-]
面白かったです\(^O^)/
:10/04/18 08:55
:SH705i
:185FcNrM
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