浮 き 世 の 諸 事 情 。
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#84 [笹]
*゚・。*
「壱助さーん」
「‥」
「んぅ‥壱助さんってばぁ」
「かわゆい」
「‥は?」
「いえ‥
此方の話です、よ」
:10/04/15 21:59
:D905i
:pJU1XkOc
#85 [笹]
「かわゆいって‥
何が?どこが?誰が?」
「まぁ、まぁ」
「またはぐらかしてー‥むぅ」
「香夜さん‥」
「んぅ」
:10/04/15 21:59
:D905i
:pJU1XkOc
#86 [笹]
「―――――‥」
「え‥な‥、ななな」
「‥です、よ」
「何な、何言ってるんですかぁ?
も‥やだなぁ、あはっあは」
「かわ、ゆい」
「‥ばか」
「はい、はい」
:10/04/15 22:00
:D905i
:pJU1XkOc
#87 [笹]
:10/04/15 22:03
:D905i
:pJU1XkOc
#88 [笹]
:
:
あたしの記憶の隅に
すでに貴方は居て‥
何も語らずとも
あたしの過去を知っていたのは
そういうことだったんだ
あの日
‥貴方はあの場にいた
:10/04/19 20:34
:D905i
:2Nqm1ljI
#89 [笹]
「壱助さん‥どうして今まで」
「此処じゃあ、何です
中へ入りましょう‥か」
間違いない
確かに貴方なんだ
:10/04/19 20:34
:D905i
:2Nqm1ljI
#90 [笹]
:
:
真っ白な肌
綺麗な首筋に艶容な唇
通った鼻筋に長い睫
忘れるはずがない
だけどあたしは今まで
気付きもしなかった
どうして?
:10/04/19 20:35
:D905i
:2Nqm1ljI
#91 [笹]
「さぁ‥
何から、話しやしょうか」
全てを見透かすような瞳は
その通りだった
あたしの全てを知っている
妙な緊張感
独特の静けさに息を飲む
至って冷静で
それでいて自然と把握した
:10/04/19 20:35
:D905i
:2Nqm1ljI
#92 [笹]
「お父さんが殺されるのを
‥見ていましたか?」
まだ脳内で再生される
残酷な映像に目をつむり
静かにそう問った
「えぇ‥確かに」
淡白な答え
真っ赤などろどろした液体が
体中を駆け巡る
:10/04/19 20:36
:D905i
:2Nqm1ljI
#93 [笹]
「まだ‥貴女は幼かったですが
相当な眼力‥
忘れもしませんぜ
あの憎悪や絶望漂う目を、ね」
微かにつり上がった唇
この余裕げな表情に
憎たらしさを覚えたのは
久しぶりだった
:10/04/19 20:36
:D905i
:2Nqm1ljI
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