もぅえぇわ!
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#125 [だーいし]
松本はそう言い残すと生徒を引き連れ出ていった。
他のクラスの生徒たちも同様に出ていった。
残されたのはヒロシとキヨシ。
『やっぱり、あんたたちも人形浄瑠璃にしたんだ!』

マヤが笑顔で近づいてきた。

『なんやマヤちゃんも人形浄瑠璃にしたんや〜』

『したんや〜じゃないよ!ヒロシ!勝手に書き替えただろ!!』

『な、なんのことかな〜』

⏰:11/12/26 02:58 📱:S003 🆔:1VJcWcpA


#126 [だーいし]
『とぼけるなよ!ったくなんで人形浄瑠璃なんだよ!』

『ええやん別に〜』

『いい加減に…』

『はいはい、2人とも喧嘩せずに行きましょう。』

マヤが2人の手を掴み記念館をあとにした。

⏰:11/12/26 03:00 📱:S003 🆔:1VJcWcpA


#127 [だーいし]
東京駅記念館から人形浄瑠璃博物館までは電車で15分ほど。国会議事堂とは真逆の位置だ。3人は切符を買い電車に乗り込んだ。時間は15時すぎだったが、座席は全て埋まっており3人は仕方なく並んでつり革を握った。
ヒロシとマヤは笑顔、キヨシはまだブツブツ言っていた。

⏰:11/12/26 03:04 📱:S003 🆔:1VJcWcpA


#128 [だーいし]
『あのさ、こういうのって普通だれか先生付き添いでこない?』
キヨシがいきなり言い出した。
『確かにせやなあ!なんでやろ。』

『誰も人形浄瑠璃にするなんて思わなかったんじゃない?結局3人なんだし。』

『なるほどね。だから僕は国会議事堂がよかったのに…あのさ、ヒロシは他の人と同じことはしたくなくて、僕は勝手に書き換えられて、マヤは一体どうして人形浄瑠璃にしたんだい?』

⏰:11/12/26 03:08 📱:S003 🆔:1VJcWcpA


#129 [だーいし]
『そ、それはあれよ。あんたたちが人形浄瑠璃にするかなって思って付き合ってあげただけよ!』

『やさしいな〜マヤちゃんは〜』

ヒロシとマヤは笑顔でじゃれあっていた。それを横目にキヨシはため息を着き流れる景色を見た。

⏰:11/12/26 03:12 📱:S003 🆔:1VJcWcpA


#130 [だーいし]
駅に到着。
人形浄瑠璃博物館までは駅から徒歩5分のとこにある。

『到着や〜!来たな!2人とも!』

建物が見えてき、ヒロシは2人を差し置いて走り出した。

『元気ね〜まるで子供みたい。』

『確かに。あんなヤツが全教科満点なんて信じられないよ。』
『…………』

『ん?マヤ?』

『…………あぁゴメンゴメン。早くいこ!』

そう言うとマヤは走り出した。

⏰:11/12/26 03:21 📱:S003 🆔:1VJcWcpA


#131 [だーいし]
キヨシも2人の後を追い人形浄瑠璃博物館へ。
キヨシは館内に入らずに建物の周りをうろうろしていた。

『どうしたの?早く入ろうよ!』

『いや〜マヤちゃんそうしたいんやけど、門閉まってへん?』
『うそ〜!?ほんとだ。』

館内に入る大きな鉄格子の門は固く閉ざされていた。

⏰:11/12/26 03:26 📱:S003 🆔:1VJcWcpA


#132 [だーいし]
『どうしたんだい?2人とも。』

2人に追いついたキヨシが投げかけた。

『いや〜中に入られへんねん。』

『え?』

『あ、まって中に人がいるわよ!』

マヤが指差す先に掃除をしている従業員らしき男性がいた。

⏰:11/12/26 03:30 📱:S003 🆔:1VJcWcpA


#133 [だーいし]
『すいませ〜ん!ここの方ですか?門開かないんですけど〜!』

マヤの呼びかけに気づき、従業員らしき男性が近づいてきた。
『あぁこんにちはー今日は臨時休業になりまして…』

『えっ???』

⏰:11/12/26 03:33 📱:S003 🆔:1VJcWcpA


#134 [だーいし]
『実は、私以外の従業員が差し入れに食べた饅頭にあたって集団食中毒になったんですよ。全く私を差し置いて饅頭なんか食べるからですよ!たまには遅刻するもんですね〜ハハハっ』

従業員が笑いながら言うもんで、3人は苦笑いで受け流した。
『で、どうする?』

門の前でマヤが2人に言った。
『どうするも何も皆と合流しようよ!さぁ行こう。』

歩き出すキヨシ。残りの2人は立ち止まったまま。

⏰:11/12/26 03:43 📱:S003 🆔:1VJcWcpA


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