もぅえぇわ!
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#180 [だーいし]
『じゃあ乾杯♪』

『乾杯。』

2人はお互いの缶を合わせた。ふぅと息をはきキヨシは話しだした。

『花火なんて久しぶりだな〜。』

『久しぶり?』

『うん。幼稚園の時によく家族でやってたんだけど小学校に入ってからは勉強勉強で全然しなくなったんだよね。』

⏰:12/01/03 01:39 📱:S003 🆔:G0CP4cME


#181 [だーいし]
『そっか。じゃあもぅ何十年ぶりか。』

『そうなるね。凄い楽しかった。』

『オレも。』

『ヒロシが転校してきてからなんか生活が楽しくなったよ。』
『えっ?』
キヨシの思わぬ発言にヒロシは少し戸惑った。

⏰:12/01/03 01:44 📱:S003 🆔:G0CP4cME


#182 [だーいし]
『一緒にたこ焼き屋行ったりとか、カラオケで歌ったり、今日で言うとメイド喫茶行ったりさ。僕、女湯覗くなんて今までしたことなかったよ。』

『フフっ!オレも初めて♪』

『なんか色々と今まで出来なかった経験が出来たってか。ありがとな。』

『な、なんやねん!改まって!』
ヒロシは笑って返したがキヨシは真剣だった。

⏰:12/01/03 03:13 📱:S003 🆔:G0CP4cME


#183 [だーいし]
『キヨシの家で漫才見ただろ?あん時なんていうか全身に電流が流れたっていうか、衝撃が走ったんだよね!』

ヒロシはポテチを食べながら黙って耳を傾ける。

『初めてだった、あんなの。限られた時間でマイク1本で笑いをとるなんて……信じられない』

『…、それが漫才が持つパワーなんや。』

⏰:12/01/03 05:50 📱:S003 🆔:G0CP4cME


#184 [だーいし]
『ヒロシあれ覚えてるかい?全校集会で2人で前に立ったの。』

『ああ!あれな、あの笑いとったやつや!』

『うん。あれは凄かったよね!見渡す限りみんな笑ってた。みんながそれぞれ何かを訴えるように笑ってたっていうか。……、あのさヒロシ』

『ん?なんや?』

キヨシは立ち上がり夜が空けそうな空を見上げてこう言った。

『僕にも出来るかな、漫才。』

⏰:12/01/03 06:05 📱:S003 🆔:G0CP4cME


#185 [我輩は匿名である]
主さんふぁいと!
更新楽しみぉ

⏰:12/01/03 14:47 📱:K007 🆔:☆☆☆


#186 [だーいし]
>>185
ありがとうございます!
これからも頑張りますので応援よろしくお願いします!

⏰:12/01/03 18:38 📱:S003 🆔:G0CP4cME


#187 [だーいし]
しばらく沈黙が続いた。

『えっ?』

ヒロシがキョトンとした感じキヨシを見つめた。

『勉強以外の大事なものを見つけた気がするんだ。だからヒロシ僕といっ…』
『キヨシ、キヨシがマジなんは目見たら分かる。でもオレでええんか?』

キヨシは体をヒロシの方に向けた。

『もちろんだよ!』

⏰:12/01/03 18:51 📱:S003 🆔:G0CP4cME


#188 [だーいし]
『………そうか。一緒に…………、やるかっ!』

『ヒロシ……』

ヒロシは立ち上がり、波が足元まで届く所まで走り出した。 そして目の辺りを服で拭い振り向き様にこう言った。


『いつまで待たすねん!』


キヨシは大きく頷いた。


こうして後に伝説を残す漫才コンビが誕生した。
しかし、これが彼らにとっての試練の始まりだとまだ知る由もなかった。

⏰:12/01/03 19:11 📱:S003 🆔:G0CP4cME


#189 [だーいし]
2日目はお互いどこに行き、何をしたかあまり覚えていない。ただ、どの集合写真も2人とも「笑顔」だった。


遠足が終わって次の日の放課後ヒロシは気になっている事をキヨシに尋ねた。

『漫才の練習やねんけどどうする?』

『ん〜そうだね。毎日のように塾があるからね。でも…僕塾辞めるよ。』

『えっ?大丈夫なんか?』

『うん!勉強は家でも出来るからね!』

⏰:12/01/03 20:29 📱:S003 🆔:G0CP4cME


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