もぅえぇわ!
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#262 [だーいし]
『今田ぁ、タバスコとって。』
『さっきからその無駄なちっちゃい「ぁ」やめろ!中学の時に流行ったやつやん!』

タバスコを渡しながら言う。

『ハハっ!覚えてた?懐かしいな〜。』

『なぁ、たけちゃんは初めから漫才サークルに入ろうと思ったの?』

『ん〜。せやな。ちっちゃいころからお笑いが好きやってな。高校出たらお笑いの養成所入ろうと思てんけど、親に「大学は出とけ!」言われて。そしたら「漫才サークル」があるってなってな。』

⏰:12/01/07 04:59 📱:S003 🆔:UTNO8QVw


#263 [だーいし]
『へぇ〜。』

『今田ぁは?』

『オレは……モテたいから。』
北野がソファの上でズッコける。

『なんやねんそれ〜!理由!まぁでも、今田ぁは喋り達者やからいいコンビになると思うわ。』

『ありがとう。』

2人は夜中まで盛り上がった。

⏰:12/01/07 05:03 📱:S003 🆔:UTNO8QVw


#264 [だーいし]
学祭当日。
2組は出番を前に舞台袖で緊張していた。

『やぱ、緊張するな。。』
大崎と山崎は震えていた。

『サキザキさん!頑張りましょう!僕たちはこの為に頑張ってきたんだから!』

北野がサキザキを励ます。

『なんで、お前らに…』

最後まで言う前にサキザキの出囃子『翼の折れたエンジェル』が流れた。

『いくぞ!はいどうも〜サキザキで〜す。』


『選曲センスもないんかい。』今田は呟いた。

⏰:12/01/07 05:12 📱:S003 🆔:UTNO8QVw


#265 [だーいし]
『お疲れさまでした!』

部室で大きな拍手が起こる。

『ピスタチオめ〜俺らよりウケやがって!!』

大崎が2人に嫌みを込めて言い放つ。

『いえいえ。そんなことないですよー。』

『棒読みやんけ!!』

今田のボケに山崎が鋭くツッコむ。

⏰:12/01/07 17:28 📱:S003 🆔:UTNO8QVw


#266 [てる]
まんぴーのGすぽ

⏰:12/01/07 17:29 📱:iPhone 🆔:NJDbtfPU


#267 [だーいし]
ドッと部室が揺れる。

『いや〜、ホンマにおもろかったわ。お前らなら絶対に売れる。なぁ、山崎。』

『あぁ。間違いない。』

サキザキは珍しく真面目なトーンになった。

『ありがとうございます!』

2人は心から喜んだ。



そして2人は年々学祭で爆笑をとり続けた。
そして、卒業後インディーズだがデビューを果たす。

⏰:12/01/07 17:42 📱:S003 🆔:UTNO8QVw


#268 [だーいし]
ザ・ピスタチオの人気は他のコンビより遥かに凄かった。 ライブが終わると出待ちするファンもいた。

2人の願いは同じだった。


「プロになってテレビに出演、冠番組をいくつも持つ」


ライブをする事にその思いは大きくなっていった。


そんなある日の出来事だった。

⏰:12/01/07 17:49 📱:S003 🆔:UTNO8QVw


#269 [だーいし]
ライブ終わり。
いつものように出待ちするファン。その中にスーツを着た男性がいた。

『ザ・ピスタチオの今田さんと北野さんですね?』

2人は顔を見合わせる。

『そうですけど。』

今田が答える。

『少しお時間よろしいですか?』

⏰:12/01/07 17:52 📱:S003 🆔:UTNO8QVw


#270 [だーいし]
3人はファミレスへ。

『申し遅れました。私、吉木興業の藤原と申します。』

藤原は2人に名刺を渡す。

『よ、吉木興業ってあの…?』
北野は今田の方を見た。

吉木興業とは日本のお笑い界の大手事務所。テレビに出ているタレントのほとんどがここに属している。

『で……僕たちに何のようですか?』

今田は言った。


『はい。単刀直入に言いますと2人は我が事務所からデビューしてもらいたいのです。』

⏰:12/01/07 18:00 📱:S003 🆔:UTNO8QVw


#271 [だーいし]
『なっ……』

突然の事に2人は黙り込む。

『マジですか??よっしゃぁぁぁぁ!!!やったな、今田ぁ!!!!』

『たけちゃん!!!!』

2人は喜びのあまり座ったまま抱き合った。

藤原は続ける。

『お二人のネタは実にすばらしい!観客の心を掴むネタばかりだ。インディーズにしておくのはもったいない。』

『ですよね!ですよね!』

北野が食い気味で言う。

⏰:12/01/07 18:05 📱:S003 🆔:UTNO8QVw


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