もぅえぇわ!
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#320 [だーいし]
数日後。
マヤは2階の自分の部屋のベッドに横になって天井を見ていた。窓からは初夏の訪れを感じさす風がたまに入ってくる。
ふと視野に何かが動くのが分かった。
マヤはその方向に目をやる。
『紙飛行機…?』
床にあったのは紙飛行機。
すぐに外を見るが誰もいない。よく見ると翼の部分に矢印が書いてあった。
『開けって事?』
マヤは恐る恐る紙飛行機を開いた。
:12/01/12 02:12
:S003
:Qhdu4vGw
#321 [我輩は匿名である]
もう少しや頑張
:12/01/12 02:13
:W65T
:M5jJJskg
#322 [だーいし]
「玄関の横の鉢植えの下」
紙飛行機にはそう書いていた。誰かのイタズラだろうと思いながらもマヤは下に降り、母が大事に育てある鉢植えの下を見た。
『紙?』
そこには一枚の紙が。
「2丁目の駄菓子屋の公衆電話の下」
紙にはそう書いてあった。
:12/01/12 02:16
:S003
:Qhdu4vGw
#323 [だーいし]
マヤは駄菓子屋に向かった。 駄菓子屋の横には電話ボックスがある。
早速、電話の下を見ると何かがテープで固定してあった。
テープを剥がすと何かの鍵だった。
『駅のロッカーの鍵だ。』
マヤは近くの駅のロッカーに向かいロッカーをあける。
『また紙?』
その後、神社・橋の下・図書館など色々な所を回った。
そして、コンビニのゴミ箱の下で発見した紙にはこう書いていた。
「これで最後です。前を見て下さい。」
:12/01/12 02:28
:S003
:Qhdu4vGw
#324 [だーいし]
辺りはすっかり夜になっていた。
『前を見ろって…えっ?』
コンビニの前から見えたのは、帝都西高校の裏側だった。
『色々まわってたらこんなとこまで来てたんだ。いつも正面側しか行った事なかったから、コンビニなんてあったんだ。………で、なんだろ。』
マヤは紙をよく見てみた。
すると裏面に小さく
「※裏口開いてます」
と書いてあった。
:12/01/12 02:34
:S003
:Qhdu4vGw
#325 [だーいし]
マヤは恐る恐る高校の裏玄関へ。門は開いていた。
誰もいない夜の校舎。不気味なぐらい静かだった。
裏口を入ってすぐに矢印が書いてあるパネルがあった。
マヤはその方向に進む。 パネルは進む度にあった。
そして4枚目のパネル。
『ってこれ窓指してない?』
まさかと思い窓に手をやった。
『開いてる…』
マヤはよじ登り校舎へと入った。
:12/01/12 02:39
:S003
:Qhdu4vGw
#326 [だーいし]
マヤは少し不安だった。
もしかしたら今までの紙はいじめている誰かが自分をおびき寄せるために仕掛けたんじゃないかと。疑心暗鬼になりながらも校舎内にもあるパネルの通り進む。
『ここは…』
行き着いた先は、マヤのクラスだった。
ガラララ…
ドアを開けると教室には机が一切なく、中心にイスが置いてありその横にパネルがあった。
「お座り下さい。」
と書いてある。
:12/01/12 02:46
:S003
:Qhdu4vGw
#327 [だーいし]
教室は月明かりでうっすら明るいだけ。
マヤは教室の電気を着けようとした瞬間に腕を誰かに掴まれた。
『キャッ!誰?』
薄暗くて顔がよく見えない。 さらにマスクをしているのか誰だか分からない。
マスクをした人物はマヤをイスに座らすと教室を出た。
『どういう事?』
マヤが混乱していると、マスクの人物が教室に入り教室の電気を付けた。
:12/01/12 02:53
:S003
:Qhdu4vGw
#328 [だーいし]
『ちょっと!あんた誰よ!何がしたいのよ!』
マヤはマスクの人物を怒鳴りつけた。すると今度は別のマスクの人物が教室に入ってきた。
『誰…なのよ?』
別のマスクの人物は手に模造紙を持っていた。
最初にいたマスクの人物が後ろを指差す。
マヤは後ろを向いた。
:12/01/12 03:01
:S003
:Qhdu4vGw
#329 [だーいし]
後ろを見るが特に変わった様子はない。
『ちょっと!どういうこ…………あれ?』
マスクの人物が2人共いない。
『どこいったんだろ?えっ?』
マヤは黒板に目をやる。
先ほどマスクの人物が持っていた模造紙が磁石で貼られておりこう書いてあった。
「宮本マヤ限定漫才ライブ!」
テンポのいい出囃子が校内放送を通じて流れ出した。
:12/01/12 03:06
:S003
:Qhdu4vGw
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