もぅえぇわ!
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#386 [だーいし]
『いい質問ね!いい、海の家は接客業よ。人と触れ合う事で人前で緊張しなくなるのよ!キヨシ、人前で緊張するでしょ?』
『確かに。』
『で、休憩中にはお客さん相手に漫才をするっていうね!』
『めっちゃいいアイデアやな!!』
マヤの考えに賛同するヒロシ。
『でも、夏休みは夏期講習があるよ。』
帝都西高校では学年に関係なく夏休みは夏期講習があり、強制参加である。
:12/01/20 01:21
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#387 [だーいし]
『土日は休みでしょ?土日に行くのよ!』
『なるほど。』
『決まりね♪』
『合宿か〜。いいね。』
今田がおにぎりを片手に現れた。
『あっ先生もきてや!合宿!』
『行きたいけどね、夏期講習中は土日関係なく忙しいんだ。』
『そっか。。そらしゃあないなぁ。よし!キヨシ、夏休み中にもっともっとおもろくなろ!』
『うん!』
:12/01/20 01:24
:S003
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#388 [だーいし]
夏休みが一週間と迫ったある日、事件は起きた。
放課後、ヒロシとキヨシは部室に向かっていた。
『ちょっと!出てってよ!』
『なっ、誰に向かって言っているんだ!』
部室から声が聞こえる。
2人が中に入るとマヤがテレビを抱えていた。
:12/01/21 22:53
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#389 [だーいし]
『マヤ!?』
『あぁ!キヨシ、助けてよ!』
マヤからテレビを取ろうとしていた人物は教頭と東野だった。
『君たち、ちょっと職員室に来なさい。』
ヒロシとキヨシは職員室に呼び出された。
:12/01/21 22:55
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#390 [だーいし]
『どういう事か説明して欲しいね〜。成績優秀な二人が、えぇ、勝手に視聴覚室からテレビを持ち出して、ましてやあそこの理科準備室は生徒は立ち入り禁止だぞ!』
教頭の赤羽は凄い剣幕で二人を怒る。
『あそこで何をしていたんだ?』
二人は下を向いたままだった。
『答えなさい!鈴木君!』
:12/01/21 23:00
:S003
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#391 [だーいし]
キヨシは赤羽教頭を見ながら言った。
『ま、漫才です。』
『なっ…ま、漫才!?』
『理科準備室を勝手に使っていたのはすいません。しかし、僕たちは「漫才部」として文化祭公演を目指しているんです。』
『何をバカな!顧問はいるのかね。』
赤羽は笑いながら言う。
『顧問は私です。』
後ろから現れたのは今田。
:12/01/21 23:04
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#392 [だーいし]
職員室で他の教師達がざわめく。
『今田先生、あなた自分の立場がお分かりですか?あなたは今、「臨時採用」なんですよ!』
『えぇ、それは重々承知の上です。しかし、臨時採用の教師が部活動の顧問になってはいけないとは「生徒手帳図鑑」には記載されていませんでした。』
『なっ何ぃ!?……まっこの事は校長先生に報告します!そして、理科準備室は今後立ち入り禁止!』
こうして、漫才部の部室はなくなった。
:12/01/21 23:09
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#393 [だーいし]
夏休み初日。
ヒロシとキヨシは共に学校に向かっていた。
『まさか、部室が無くなるとは…』
『ホンマやな。』
『でも、どうしていきなりバレたんだろ。あんなとこ誰も近寄らないはずだよ。』
普段は誰も近寄らない理科準備室。なぜ急に教頭にバレたのか、キヨシは疑問を抱いていた。それとは裏腹にヒロシは笑顔だった。
『何笑ってんの?』
:12/01/22 04:00
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#394 [だーいし]
『いやね、新しい部室候補が見つかったのよ〜!』
『ホントに!?』
『おん!早速夏期講習終わりに行こうや〜!』
『分かった!』
2人は教室に向かった。
:12/01/22 04:02
:S003
:vWQ077nY
#395 [だーいし]
『部室候補ってここ?』
夏期講習終わり、キヨシとマヤはヒロシに疑問を投げかけた。
『そやで〜。さぁ入って!』
そう言うとヒロシは中に入っていった。
『キヨシここ知ってるの?』
『あぁ。ヒロシと初めてデートした「たこ焼き屋」だよ。』
:12/01/22 04:51
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