もぅえぇわ!
最新 最初 全 
#462 [だーいし]
キヨシは黙って歩き出す。
マヤは膨れっ面で後を追う。
学校の正門が見えてきた時だった。
『あんたねぇ、そんなんじゃ一生彼女とかできないわよ!』
キヨシの歩みが止まる。
『なんていうか、女の子の気持ちをもっと理解しないとって感じよね。』
『………わかる。』
『えっ?』
『お前に何が分かるんだ!!!』
キヨシは珍しい大声を張り上げた。
:12/03/03 01:06
:S003
:cViPeg0M
#463 [だーいし]
それから2人は一切口を聞かなくなった。
昼休み
いつものようにキヨシは1人で昼食をとっていた。
『よっ!』
『窪地さん……』
アキはいつものようにキヨシの横に座る。
『アキでいいわよ♪聞いたわよ〜マヤちんと大喧嘩したんだって〜なんなの?理由は?』
キヨシは何も言わない。
:12/03/03 02:15
:S003
:cViPeg0M
#464 [だーいし]
アキは一息ついた。
『そっ。まっ理由はどうでもいいか!ねぇ、明日もここに来てよ。』
『来てよも何も僕はここにしかこないよ。この時間は。』
『絶対そう言うと思った〜♪フフッ!じゃあ明日ね!』
そういうとアキは去って行った。
:12/03/03 02:18
:S003
:cViPeg0M
#465 [だーいし]
『ねぇ〜いい加減仲直りしなよ〜』
マヤの親友アヤがマヤに切り出す。
『なんでよ!べ、別にあたし悪いことしてないし。』
『とかいってまた余計な一言言ったんでしょ〜?』
『それは〜……』
『でしょー?お互い頑固なんだからたまにはマヤが折れないと。ね。』
『う〜ん。』
『ね!』
『分かった!分かった!明日謝るわよ!』
:12/03/03 02:24
:S003
:cViPeg0M
#466 [だーいし]
次の日の昼休み
マヤはキヨシがいつも昼食をとっている中庭に向かった。
『……ったく、しょうがないわね〜。』
『ヨシキー!!』
後ろから声が聞こえ、マヤはとっさに草むらに身を潜めた。
『や、やぁ。ヨシキって?』
『キヨシ君の新しい呼び名よ♪いいでしょ?』
『う、うん。』
『(この声はアキ……)』
マヤはすぐに気付いた。
:12/03/03 02:29
:S003
:cViPeg0M
#467 [だーいし]
『聞いたよ〜。またマヤちんと喧嘩してるんだって?』
『あっあぁ。』
キヨシはうつ向く。そのキヨシを見上げるような体勢をとりアキは続ける。
『今回はマジだ。』
キヨシはアキの目線と自分の目線を合わせ、静かに頷いた。
アキはひょいと立ち上がり、こう言った。
『もぅ、いんじゃない?そのままで。』
:12/03/15 04:29
:S003
:vQjFKOfM
#468 [だーいし]
>>467ミス
『またマヤちんと』
→『まだマヤちんと』
:12/03/15 04:31
:S003
:vQjFKOfM
#469 [だーいし]
『えっ?』
思わず口から出た言葉を必死に両手で塞ぐマヤ。
キヨシは何も言わずただただ、アキの方を見つめる。
『何て言うか、その……見てて羨ましいっていうか……イライラするっていうか……。』
『えっ?』
『あんまし好きじゃないんだ……ってかイヤ!好きな人が誰かと喧嘩してんの。………私と付き合って。』
あまりにも突然の事でキヨシは驚いた。
マヤも同じだった。
:12/03/15 04:36
:S003
:vQjFKOfM
#470 [だーいし]
しばらく沈黙が続いた。
キーンコーンカーンコーン♪
昼休み終了を知らせるチャイムが鳴り響く。
『ごっごめーん!私何言ってんだろ〜。あっ気にしないで!ってか戻ろっ!遅刻になっちゃうよっ!』
アキは振り返り校舎の方へ走り出そうとし、またキヨシの方へ振り返る。
『……あっでも、好きなのは本当だから。』
そう言うとまた校舎の方へ振り返る。
『待って。』
キヨシがアキを引き留める。
『いいよ。付き合っても。』
:12/03/15 04:43
:S003
:vQjFKOfM
#471 [だーいし]
『えっ??うそ??』
アキは驚きを隠せない。
『だって……マヤちん……』
『ただの幼なじみだよ。』
アキの表情が笑顔に変わっていく。
『やったぁ!!絶対にダメだと思った!じゃあさ!今日一緒に帰ろうよ!』
『あぁ、いいよ。』
『じゃいこっ♪』
そういうと2人は校舎に向かって走り出した。そう2人は。
マヤはさっきまで2人が座っていたベンチに崩れるように座った。
:12/03/15 04:49
:S003
:vQjFKOfM
★コメント★
←次 | 前→
トピック
C-BoX E194.194