もぅえぇわ!
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#1 [だーいし]
この物語は、ある男達の『漫才』にかける情熱と青春の日々の記録である。


頻繁に更新出来ませんが、興味ある人は見ていって下さい。

⏰:10/05/08 03:13 📱:W64S 🆔:p3R99LBg


#2 [だーいし]
日本の中心 東京。

そこの、とある区の、とある高校に、とある男子生徒が転校しようとしていた。

『ここでオレの伝説が始まるでぇ!!』

男の名前は『ヒロシ』。
この物語の主人公だ。

⏰:10/05/08 03:18 📱:W64S 🆔:p3R99LBg


#3 [だーいし]
ヒロシはグラウンドを駆け抜け、学校に入っていった。


『ねぇ!知ってる今日転校生来るんだって!』

『えっマジ?』

『しかも男らしいよ!』

『えぇーイケメンかもー!!』

女子が騒いでいた。

キーンコーンカーンコーン♪

『はい皆席につけー。』
1年B組の担任マツモトが皆を席に座らせた。

『えぇホームルームを始める前に、今日から新しい友達が増えます!』

キャーキャーキャー♪

女子が黄色い声援を送る。

⏰:10/05/08 03:24 📱:W64S 🆔:p3R99LBg


#4 [だーいし]
『はいっはいってー』
クラス全員が入口を見た。

『どーもー!!!小林ヒロシでーす!コバヒロやで♪コバヒロが来たで♪うわーこのクラス可愛い子ぎょうさんおるな!こっちから、べっぴんさん・べっぴんさん・一つ飛ばしてべっぴんさん♪なんちゃって!』

⏰:10/05/08 03:27 📱:W64S 🆔:p3R99LBg


#5 [だーいし]
『何この空気??えっ皆暗い!暗い!暗い!私はドントクライ。もう泣きましぇん。』

シーン。

外の小鳥のさえずりが聞こえた。
『はいっ若干個性強いけど皆仲良くしてやってくれ。』

⏰:10/05/08 03:30 📱:W64S 🆔:p3R99LBg


#6 [だーいし]
『小林の席は、鈴木の横な。』

ヒロシはスキップをしながら一番後ろの窓側に座った。

『じゃーホームルームを始める。』

担任が話している。

『なぁ!なぁ!』

⏰:10/05/08 03:32 📱:W64S 🆔:p3R99LBg


#7 [だーいし]
ヒロシは横に座っているいかにも真面目そうな『鈴木』に話しかけた。

『なんか皆暗ない?ノリ悪いしー。』

『この学校には君みたいなキャラはいないからね。』

⏰:10/05/08 03:35 📱:W64S 🆔:p3R99LBg


#8 [だーいし]
『いやっにしても暗すぎるやろ〜。』

『ここは進学校だよ。いくら1年だからといってももう受験勉強は始まってるんだ。静かにしてくれかな。』

『はぁ〜!!!ここそんな学校やったん???』

⏰:10/05/08 03:37 📱:W64S 🆔:p3R99LBg


#9 [だーいし]
ヒロシは立ち上がり、大きな声で言った。

皆の視線が窓側の一番後ろに注いだ。

『小林!!静かにしろっ!』
担任は怒鳴った。

『す、すんまへん。』

ヒロシは鈴木にヒソヒソ声で、
『そんな高校生活楽しいか?』
と尋ねた。

⏰:10/05/08 03:40 📱:W64S 🆔:p3R99LBg


#10 [ななしのごんべい]
おもしろいです!!
あたし大阪やから
こーゆうのおもしろいです
がんばってください

⏰:10/05/08 11:23 📱:P904i 🆔:ldzr/OLg


#11 [だーいし]
『この学校にはそういうヤツしかいないよ。知らなかったの?』
鈴木は前を見ながら言った。

『ん〜知らんかったなぁ。てかノリで来たみたいな♪』

鈴木は目を見開いて言った。

『ノリで来れる所じゃないよ!』

⏰:10/05/08 15:46 📱:W64S 🆔:p3R99LBg


#12 [だーいし]
『たまたまやって!たまたま。』
ヒロシは言った。

鈴木は少し呆れていた。

キーンコーンカーンコーン♪

『はいっホームルームはここまで。10分後授業だから準備しとけー。』

⏰:10/05/08 15:49 📱:W64S 🆔:p3R99LBg


#13 [だーいし]
マツモトが伸びをしながら教室を出た。
それを見るやいなや、女子3人がヒロシに近づいてきた。

『ねぇどこから来たの?』
女子の一人が言った。

『笑いの本場 大阪やで!』

『なんで来たの?』

『ええやろ!教えてやろう!』

⏰:10/05/08 23:24 📱:W64S 🆔:p3R99LBg


#14 [だーいし]
ヒロシは咳払いをし、立ち上がった。

『オレは漫才がしたいねん!笑いの本場は大阪や。せやけど、日本の中心は東京や。いくら大阪で一番おもろーても、東京で天下とらな意味ないねん!』

⏰:10/05/08 23:30 📱:W64S 🆔:p3R99LBg


#15 [だーいし]
『この学校にも漫才したいヤツがぎょうさんおるはずや!そん中からオレは相方を見つけたる!』

ヒロシは片手を天に突き上げながら言った。

クラス全員が一瞬ヒロシを見た。
鈴木は自習していた。

⏰:10/05/08 23:34 📱:W64S 🆔:p3R99LBg


#16 [だーいし]
『あっそう。まぁ無理やと思うけど頑張って。』

女子3人が席に着いた。

『なんやねん。聞いといて。』


昼休み


『隣ええか!?』

ヒロシは鈴木が弁当を食べている中庭のベンチに座った。

⏰:10/05/08 23:38 📱:W64S 🆔:p3R99LBg


#17 [だーいし]
『この学校には楽しい事なんてないんだ。見てみな。メシの時間まで勉強してる。まぁオレもだけどな。』

鈴木が弁当を食べながら言った。
『……オレが変えたる!確かに勉強は大切かもしれへん、でももっと大切なものがあるんや。高校生活には。』

⏰:10/05/09 01:35 📱:W64S 🆔:Nb2sZD/6


#18 [だーいし]
『なぁ、オレと漫才せぇへんか?一緒に高校生活エンジョイしようや!!』

ヒロシは鈴木に手を差しのべた。
鈴木はそれを無視し、立ち上がった。

『悪い。他あたってくれ。』

鈴木は参考書を持ち、向こうにいった。

『よっしっ!!明日や!明日がある!』

⏰:10/05/09 01:44 📱:W64S 🆔:Nb2sZD/6


#19 [だーいし]
次の日。
その日は朝礼がある日だ。

鈴木は大きな欠伸をしながら校長先生の話を聞いていた。

『あれっ?小林君は?』

『さっきまでいたのにね。』

女子達が話していた。

⏰:10/05/09 02:39 📱:W64S 🆔:Nb2sZD/6


#20 [だーいし]
鈴木は周りをキョロキョロした。
『ちょっと君何をしてるんだ!やめなさい!』

舞台袖から先生達の声が聞こえた。

『えぇやんけ!ちょっとマイク借りるだけやから!』

あの声はヒロシだ。

⏰:10/05/09 02:43 📱:W64S 🆔:Nb2sZD/6


#21 [だーいし]
『なんだ君は!』

『校長先生。ちょっとマイク貸してくれます?』

ヒロシは校長からマイクを奪いとった。


『えぇ!皆さんおはようさん。オレは1年B組、小林ヒロシです。』

⏰:10/05/09 02:50 📱:W64S 🆔:Nb2sZD/6


#22 [だーいし]
『オレは大阪から来て、漫才で、天下取ったろうと思う!離せっ!』

ヒロシは止めようとする先生達を振りほどき話を続けた。

『オレと漫才やってくれるヤツ、誰でもいい!放課後、理解準備室に来てくれ!ほな!』

ヒロシは先生達に連れていかれた。

⏰:10/05/09 03:12 📱:W64S 🆔:Nb2sZD/6


#23 [だーいし]
『はいっみんな静かに!』
校長先生がざわめいてる生徒達に言った。

その後ヒロシはこっぴどく叱られた。

『あなたね!どういうつもり!?』

ヒロシが教室に戻るやいなや、一人の女子が怒鳴ってきた。

⏰:10/05/09 23:32 📱:W64S 🆔:Nb2sZD/6


#24 [だーいし]
『な、なんやねん。いきなり。』
『あなたが勝手な事したから、アタシ達のクラスが変な風に見られたじゃない!!そういうの内申点に響くのよね!』

『わりぃ。わりぃ。』

『ホントっいい加減にしてよね!』

彼女の名前は佐藤ユカ。このクラスの学級委員だ。

⏰:10/05/09 23:37 📱:W64S 🆔:Nb2sZD/6


#25 [だーいし]
そして放課後。

ヒロシは理科準備室にいた。

ヒロシはホルマリンに入ったカエルをずっと見ていた。

『誰も……けぇへんか…。』

ガチャ。

ドアが開いた。

⏰:10/05/09 23:40 📱:W64S 🆔:Nb2sZD/6


#26 [だーいし]
『まだいたんだ。』

『おぉ!鈴木か!なんや漫才したく…』

『勘違いするな。オレはただ様子を見にきただけだ。それと、キヨシ。キヨシでいいよ。』

『お前キヨシゆう名前やったんか!じゃあこれからキヨシやな!』

⏰:10/05/09 23:44 📱:W64S 🆔:Nb2sZD/6


#27 [だーいし]
『じゃあ、僕塾あるから。』

『おぅ!また明日な!』

そういうとキヨシは去っていった。


キヨシが去ってしばらくして、また扉が開いた。

⏰:10/05/09 23:57 📱:W64S 🆔:Nb2sZD/6


#28 [だーいし]
『なんやぁ?キヨシ忘れもんかぁ?』

窓を見ていたヒロシが扉の方に目を向けた。

『あ、あのすいません。』

『だ、どちらさん?』

『あっ初めまして!1年D組の浜田カズヤと申します!ヨロシク!』

『よろしゅ〜。で、なんや?まさか……?』


『はいっ!一緒に漫才やりましょう!!』

⏰:10/08/17 04:20 📱:W64S 🆔:HqxqSfiY


#29 [だーいし]
『ホンマか?ホンマか?』

『はいっ!やりましょう!』

『よっしゃぁぁぁぁ!!!』

ヒロシは部屋をぐるぐる走り回った。

『じゃあ、早速練習やな!』



『ごめん。今日塾なんだ。だから明日からでいい?』

『おう!全然オッケーや!じゃあ明日も同じ時間に!』

『うん!それじゃ。』

カズヤは部屋を出た。


次の日。

⏰:10/08/17 04:23 📱:W64S 🆔:HqxqSfiY


#30 [だーいし]
『相方が見つかったってホント?』


朝のHR前。ヒロシの机の周りには人だかりができていた。

『あぁ!ホンマやで!これから、ビシバシ鍛えてやるで〜!』

『で、相手誰?』

『D組のカズヤや!浜田カズヤ!』


『えっ、そ、そうなんだ。』

周りにいたクラスメイトは何事もなかったかのように自分の席に着いた。

『な、なんやねん。』

『アイツとはあまり関わらない方がいいよ。』

キヨシは数学の参考書をみながら言った。

⏰:10/08/17 04:28 📱:W64S 🆔:HqxqSfiY


#31 [だーいし]
『なんでや?』

『まぁ今に分かるよ。』


ヒロシはキヨシに理由を尋ねようとしたが、チャイムが鳴りマツモトが入ってきたのでやめた。



放課後。
ヒロシはニヤニヤしながら、理科準備室にいた。


しかし、カズヤはこなかった。 次の日もまた次の日も……

⏰:10/08/17 12:32 📱:W64S 🆔:HqxqSfiY


#32 [だーいし]
カズヤが相方になってから1週間…


結局カズヤは理科準備室にこなかった。

⏰:11/12/04 08:34 📱:S003 🆔:VvOeydzQ


#33 [だーいし]
放課後。キヨシが家路を急いでいると

『お前、漫才の練習いかなくていいのか?クックク』

『おいおい、勘弁してくれよ。やるわけないじゃん。』

『だよな。』

『ちょっとからかっただけだよ。ハハハ』


カズヤの声だった。


キヨシは校舎に戻った。

⏰:11/12/04 08:38 📱:S003 🆔:VvOeydzQ


#34 [だーいし]
ガララ…


『キ、キヨシ!?』

『なっ!?まだいたんだヒロシ君』

『あぁ、カズヤと約束したさかいな。』

『あいつならこないよ。さっき話聞いたんだ。』

『…………。』

『ずっと君を騙して嘲笑ってたんだよ!どうして君はそんなこ…』

『わかってたんや。それは』

『えっ?』

⏰:11/12/04 08:41 📱:S003 🆔:VvOeydzQ


#35 [だーいし]
『なんとなく分かってた。でもなキヨシ。オレは生粋の大阪人なんや。そんなんも含めて「シャレ」や思うねや。アホやろ〜だからな、もしカズヤがきたら「いつまで待たすねん!」言うたろ思ててん』

『変わってるよ君は。』

『ははっ。せやろ。』

『まぁいい。じゃあ失礼するよ。』


そう言い残しキヨシは去って行った。


ヒロシは一人窓から夕日を眺めていた。

⏰:11/12/04 08:45 📱:S003 🆔:VvOeydzQ


#36 [だーいし]
皆さん、見てくれてます?

⏰:11/12/05 23:56 📱:S003 🆔:tnivwt4I


#37 [我輩は匿名である]
楽しみにしています

頑張って下さい

⏰:11/12/06 00:08 📱:LIGHT-P 🆔:4Y//JG5I


#38 [だーいし]
中間テストが1週間と迫ったある日の帰りのHR
キヨシがヒロシに話しかけた。

『で、漫才の相方はどうなったの?』

『ん?あぁ、まぁ、うん。』

『もう諦めなよ。ここはそんなとこじゃないからね。』

『う〜ん。そうかもな。』

『見てのとおり、みんな授業が終わったのに勉強している』

『そこの2人!何してるの?』
1人の女子が話しかけてきた。

⏰:11/12/06 02:22 📱:S003 🆔:HVGjt/ww


#39 [だーいし]
『なんだ、マヤか。』

『なんよ!その言い方!』

『なんや、2人は知り合いなんか?』

『初めまして、隣のクラスの宮本マヤです。キヨシとは家が近所の幼馴染みなの!』

『そうなんや!こんな可愛い子が幼馴染みなんて、このこの〜』

『やめてくれ!』

『で、小林…君だっけ!?漫才の相方はどうなったの?』

⏰:11/12/06 02:28 📱:S003 🆔:HVGjt/ww


#40 [だーいし]
『う〜ん、それがさっぱりやねんな〜。』

『そっか。まぁこの学校だしね。ってかさキヨシ!あんたが相方になってやりなよ!』

『なんでだよ。』

『だって小林…君だっけ?困ってんじゃん!』

『困ってるからってなんで僕が漫才なんてしなくちゃいけないんだよ!』

『ヒロシでええで!』

『あんたは黙ってて!』
『君は静かにしてくれないか!』

『さすが幼馴染みや。。』

⏰:11/12/06 02:32 📱:S003 🆔:HVGjt/ww


#41 [だーいし]
暫く2人の言い争いが続いた。
『まぁまぁ2人とも…』

『分かったわ!今度の中間テストでもし、小林…ヒロシ君がヒロシ君が、5教科の合計点数で上回ったら相方になるって!どうよ?』

『…………』

『宮本さん、気持ちは嬉しいけど…』

『いいよ。僕はそれで。引き受けるよ!』

『ほんまか?やった!!』

『………ふぅ、じゃあ僕は塾があるから。』

そう言い残すとキヨシは教室を去った。

⏰:11/12/06 02:51 📱:S003 🆔:HVGjt/ww


#42 [だーいし]
『宮本さん!ありがとうな!っしゃぁ頑張るでぇ!』

『ヒロシ君…あのぅゴメンね!多分無理だと思うよ…』

『なっなんでや?』

『あの……ゴメンね。キヨシこの学校でもトップクラスの成績なの…てかぶっちゃけ学校1位。。』

『あいた〜。そうやったんや〜』

⏰:11/12/06 03:05 📱:S003 🆔:HVGjt/ww


#43 [だーいし]
その日の夜。
ヒロシは自宅のベランダから星を眺めていた。

『はぁ〜どうしよかな〜。』

時を同じくしてキヨシは塾で勉強に勤しんでいた。

『理由はどうであれ、勉強で勝負を挑まれたんだ…僕が負けるはずがない…』

キヨシはメラメラと闘争心を燃やしていた。

⏰:11/12/06 05:56 📱:S003 🆔:HVGjt/ww


#44 [だーいし]
中間テスト5日前…
授業中。

キヨシは授業そっちのけで受験勉強をしていた。

『中間テストは勉強をしなくても大丈夫だ。ガーゴー…目指すは東大。1秒足りとも無駄にガーゴー…できない!って「ガーゴー」ってなんだ?』

ガーゴー…zzZ
ガーゴー…zzZ

『こ、コイツ寝てるぞ!なんだ?なんなんだ??』

イビキを立てて寝ているヒロシの元にマツモトが歩み寄った。

⏰:11/12/06 06:06 📱:S003 🆔:HVGjt/ww


#45 [だーいし]
『コラッ!小林!!いつまで寝てるんだ!』

『は、はい!おかわりは2回まで!!!あ、あれ?』

『なんの夢を見てたんだ!?』
ワァッとクラス内が一瞬沸いたが、すぐに静寂を取り戻した。
『こんなヤツに負けるわけがない!転入できたのもたまたまだろう…大体この学校で漫才なんてできる訳がないんだ!』

寝ているヒロシを裏腹にキヨシは着々と闘争心を燃やしていた。

⏰:11/12/06 06:12 📱:S003 🆔:HVGjt/ww


#46 [だーいし]
中間テスト前日
放課後帰り道

『あちゃ〜また今日も1日中寝てもうたな〜。明日テストどうしよかな〜。あっヤバい今日は「勝ち抜け!お笑い戦(いくさ)」の日や!絶対見なアカンな!!』

ヒロシは走って家路を急いだ。
数時間後の夜。

『アカンアカンで!忘れてた!お笑い戦見る時に「おにぎりせんべい」は必需品やのに家にストックなかった!はよコンビニ行かな!あっ近道はこの公園通ったらええねんなっ!ん?あれは…?』

街灯が灯された公園のブランコに誰かが腰を下ろしていた。

⏰:11/12/06 06:28 📱:S003 🆔:HVGjt/ww


#47 [だーいし]
『やっぱり、キヨシか。』

『うわっ!鈴木君か!ビックリした!何してるの?』

『いや〜まぁちょっとコンビニに。』

『そう。じゃあ失礼するよ。』
『ちょ、ちょ、ちょまぁ待てや。自分は何しててん?』

『僕は塾の帰りだよ。』

『帰りって家近いんか?』

『まぁ、この辺だけど。じゃあこの辺で。』

⏰:11/12/06 06:31 📱:S003 🆔:HVGjt/ww


#48 [だーいし]
『いやいや!待てや!なんでまた公園に?』

『ここはちっちゃい頃からずっと遊んでた所なんだ…このブランコに乗るとなんか落ち着くんだ。心を引き締めたい時にはいつもここに来る。』

『なるほどな。ん、なんで今は心を引き締めたいんや?』

『なっ…明日はテストだろ!?もし君に負けたらしたくもない漫才とやらをしなくちゃならないからね!』

『せやで〜。』

『「せやで〜。」って!大丈夫なのかい?勉強とかちゃんとしてるの??』

『う、ま、まぁそれなりに。。』

⏰:11/12/06 06:36 📱:S003 🆔:HVGjt/ww


#49 [だーいし]
『その感じはどうやらやっていないようだね。』

『や、やってんで!』

『どうだか。まぁそれは明日分かる事だけどね!』

『絶対負けへんからな!』

『僕だって!じゃあ失礼するよ!』

『絶対相方にするからな〜!』
遠ざかるキヨシの背中にヒロシは放った。

『あっお笑い戦見られへんかった…』

⏰:11/12/06 06:41 📱:S003 🆔:HVGjt/ww


#50 [だーいし]
中間テスト当日

『はいっ始め!!』
マツモトの掛け声と共に中間テストが始まった。
ヒロシ・キヨシ、両者一瞬睨みあってから鉛筆を滑らした。

この高校は1日で5教科全てのテストをやりきる。

キーンコーンカーンコーン♪

『はーい!そこまでー!手置けよー!じゃあ後ろの人〜集めてきてー!』

中間テストの全科目が終了した。

『完璧だ…』

鉛筆を片付けながらキヨシが呟いた。
ヒロシはベロを出してへばっていた。

⏰:11/12/06 06:48 📱:S003 🆔:HVGjt/ww


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