もぅえぇわ!
最新 最初 全 
#101 [だーいし]
そして全校集会が始まった。
毎回校長の話が長い。
今日も話し始めて15分が経っていた。
『えぇという訳でもうすぐ1年生は遠足がありますが、上級生を見習ってよそに行っても我が校に恥じない行動をして下さい。えぇそれともうひとつ。前回の中間テストで1年生のクラスから全教科満点が2名出ました。B組の小林君と鈴木君前へ。』
:11/12/17 15:46
:S003
:4Q2AZYC6
#102 [だーいし]
二人の名前が上がると体育館がざわついた。
『よっと!はーいはい!話ながあてしんどいわー。』
ヒロシがブツブツ言いながら校長の元へ
『まっ満点とった一人ってきっ君かね?』
『あぁそやで!』
校長を含め体育館がまたざわついた。
『で、もう一人はまだかね?』
キヨシはうつむいていた。
:11/12/17 15:53
:S003
:4Q2AZYC6
#103 [だーいし]
『鈴木君、早く行きなさいよ!』
キヨシの前に座っていた佐藤が話しかけた。
『僕はいいよ。』
うつむいたまま答えた。
『こ、校長先生!』
慌てた様子で松本が校長の元へ
:11/12/17 15:56
:S003
:4Q2AZYC6
#104 [だーいし]
『実は鈴木は極度のシャイでありまして……』
ひそひそ話で松本が校長に報告する。
『そういうことか…なら仕方な…』
『おーい!!キヨシー!!はよー!!何してんねーん!!』
ヒロシがマイクで呼びかけた。
:11/12/17 16:02
:S003
:4Q2AZYC6
#105 [だーいし]
呼びかけを続けるヒロシ。
『あの、バカ。』
キヨシは前を向いた。
体育館はより一層ざわついている。
『こらっ!もうやめなさい!』校長がマイクを取り上げようとした所をひょいとかわし、ヒロシはキヨシの元にかけよった。
『おい!キヨシ行くで!』
ヒロシはキヨシの腕を掴んだ。
:11/12/17 16:07
:S003
:4Q2AZYC6
#106 [だーいし]
『何するんだよ!離せよ!』
強引に腕をとるヒロシにキヨシが言った。
『何言うてんねん!お前もくんねん!』
そして2人は全校生徒の前に。校長も落ち着きを取り戻し2人を見ている。
ざわついていた館内はいつのまにか静かになっていた。
:11/12/24 03:45
:S003
:lZ3yXS3o
#107 [だーいし]
まずはヒロシが話しだした。
『あぁ、ども。えぇ私が全教科満点取れたのは皆さんのお陰と言っても過言です!って過言か〜いってね!自分が一番カワイイっちゅーの!!』
ヒロシは両手を頭にやり猿のようなポーズをとりながら言った。
たまらず校長が咳払いした。
:11/12/24 03:49
:S003
:lZ3yXS3o
#108 [だーいし]
『ほらっ次、キヨシやで!』
ヒロシがキヨシの腕をとり言った。
キヨシは辺りを見渡した。
全校生徒の目線が自分の方を向いていた。
一気に身体中の体温が頭に集まる感じがして、おでこから汗が吹き出した。
『やっぱり無理だ。』
キヨシは自分が座っていた所に帰ろうとした。
:11/12/24 03:51
:S003
:lZ3yXS3o
#109 [だーいし]
『おいおいおい!何してんねん!なんか言えや!』
たまらずヒロシがキヨシの腕を掴む。
『僕には無理だよ!離してよ!』
『話すかいな!こんなチャンス滅多にないで!』
『チャンスって何だよ!離して!』
『おまっ!力強いねん!腕めっちゃ鍛えてるやろ!腕を中心に鍛えてるやろ!ほんで竹刀持って歩いてるやろ!』
『東野先生じゃないんだから!』
:11/12/24 03:55
:S003
:lZ3yXS3o
#110 [だーいし]
キヨシはヒロシの腕を振り払った。
しばらく館内に静寂が。
と、次の瞬間!
ドッハー!!!!!!!
全校生徒が一気に笑いだした。キヨシは何の事かサッパリわからなかった。
ヒロシも同じだった。
しばらく笑いは続いた。
『いつまで笑ってんだ!』
パーンッ!!!!
東野だった。
:11/12/24 03:58
:S003
:lZ3yXS3o
★コメント★
←次 | 前→
トピック
C-BoX E194.194