もぅえぇわ!
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#171 [だーいし]
一同の視線が扉の方に向いた。
『男には、何かを犠牲にしても得たいものがあるっ!』
篠原が叫んだ。
「シーっ!」っとヒロシ。

『いや、かっこよくないよ!欲望は人を変える…。』

『キヨシ!何を染々言うてんねん!お前も見んかい!』
キヨシを無理矢理穴の方に連れていくヒロシ。

⏰:12/01/02 00:36 📱:S003 🆔:8coA5JiE


#172 [だーいし]
6人は6台並んでいるマッサージチェアに座り、フルーツ牛乳を飲んでいた。みなポカンとしていた。

『ビバ、遠足』
ヒロシは呟いた。

数分前まで6人の目の前に広がっていた、壁をひとつ挟んだ向こうに広がるネバーランド。

『1分交代!』
ヒロシが掲げたルールもどこふく風…。
全員が穴から見えるネバーランドを堪能した。

⏰:12/01/02 00:42 📱:S003 🆔:8coA5JiE


#173 [だーいし]
『おい、キヨシ。おーい。キヨシ!』

『あああ。ゴメン。』

『いつまでポカンとしてんねん!』

『あれみんなは?』

『とっくに部屋に戻ったわ!このエロがり勉め!』

『誰がエロがり勉だよ!』

すでに次のクラスの男子たちがこちらをパッと見た。

『へ、部屋に戻ろう。』


しばらくして、就寝時間になった。

⏰:12/01/02 00:49 📱:S003 🆔:8coA5JiE


#174 [だーいし]
それは急にきた。
物事は何時なんどきどうなるか分からない。

『ダメだ!寝られない!』
布団をガバッと持ち上げ、キヨシは起きた。

『こ、興奮して寝られない。』
篠原と吉田はイビキを立てて寝てる。
2人とも口角が上がっている。テレビのリモコンを手にとり、テレビを付けるが普段テレビを見ないキヨシにとっては深夜のドバラエティの意味があまりわからなかった。

⏰:12/01/02 00:58 📱:S003 🆔:8coA5JiE


#175 [だーいし]
キヨシは忍び足で部屋を出た。深夜3時すぎ。見張りはいない。

ホテルを出て道路を挟んだ砂浜に向かった。

『こんな夜中に海に来たのは初めてだな。』

キヨシは砂浜にあったほどよい流木に座り海を眺めていた。

⏰:12/01/02 01:09 📱:S003 🆔:8coA5JiE


#176 [だーいし]
しばらく海を眺めていると、遠くで花火の音が聞こえた。
音が段々こちらに近づいてくる。キヨシは気になって音のする方に目線をやった。

『………ちょ……ひ……あっ!!!』

『なんだ?』

キヨシが近づくと誰かがひとりでロケット花火をしていた。

『いや〜1人で花火って中々おもろいな〜!』

⏰:12/01/02 18:10 📱:S003 🆔:8coA5JiE


#177 [だーいし]
『ヒロシ?』

『なにがおもろいんかな〜花火ってなんかテンション上がるな、……おぉ!キヨシやんけ!おお!おったんや!!ちょ花火しようや!花火!』

『お、おう。』

ヒロシは手に持ってあるロケット花火をキヨシに渡した。

⏰:12/01/02 18:34 📱:S003 🆔:8coA5JiE


#178 [だーいし]
『なんで花火してんの?』
ロケット花火を打ち終え2人は手持ち花火をしていた。

『いや〜なんか寝られへんくてな!そこのコンビニで買ってん。お前誘おうとしてんけど、そーいやケータイ知らんくてな。』

『あぁ、そうだったね。後で教えるよ。』

『イェイ!じゃあ最後線香花火しようぜ!』

『う、うん!』

⏰:12/01/03 01:14 📱:S003 🆔:G0CP4cME


#179 [だーいし]
『あぁ、終わっちゃった。』
キヨシの線香花火の明かりが地面に吸い込まれた。

『あれ?ヒロシは…?』

『おぉーい!ジュースとお菓子買ってきたで〜♪』

ヒロシの声が遠くの暗闇から聞こえた。

『もぅ、完っ全に目覚めたからな!朝まで呑もうぜっ〜』

『呑もうってジュースだろ。』
『冷たっ!!』

⏰:12/01/03 01:28 📱:S003 🆔:G0CP4cME


#180 [だーいし]
『じゃあ乾杯♪』

『乾杯。』

2人はお互いの缶を合わせた。ふぅと息をはきキヨシは話しだした。

『花火なんて久しぶりだな〜。』

『久しぶり?』

『うん。幼稚園の時によく家族でやってたんだけど小学校に入ってからは勉強勉強で全然しなくなったんだよね。』

⏰:12/01/03 01:39 📱:S003 🆔:G0CP4cME


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