もぅえぇわ!
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#266 [てる]
まんぴーのGすぽ
:12/01/07 17:29
:iPhone
:NJDbtfPU
#267 [だーいし]
ドッと部室が揺れる。
『いや〜、ホンマにおもろかったわ。お前らなら絶対に売れる。なぁ、山崎。』
『あぁ。間違いない。』
サキザキは珍しく真面目なトーンになった。
『ありがとうございます!』
2人は心から喜んだ。
そして2人は年々学祭で爆笑をとり続けた。
そして、卒業後インディーズだがデビューを果たす。
:12/01/07 17:42
:S003
:UTNO8QVw
#268 [だーいし]
ザ・ピスタチオの人気は他のコンビより遥かに凄かった。 ライブが終わると出待ちするファンもいた。
2人の願いは同じだった。
「プロになってテレビに出演、冠番組をいくつも持つ」
ライブをする事にその思いは大きくなっていった。
そんなある日の出来事だった。
:12/01/07 17:49
:S003
:UTNO8QVw
#269 [だーいし]
ライブ終わり。
いつものように出待ちするファン。その中にスーツを着た男性がいた。
『ザ・ピスタチオの今田さんと北野さんですね?』
2人は顔を見合わせる。
『そうですけど。』
今田が答える。
『少しお時間よろしいですか?』
:12/01/07 17:52
:S003
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#270 [だーいし]
3人はファミレスへ。
『申し遅れました。私、吉木興業の藤原と申します。』
藤原は2人に名刺を渡す。
『よ、吉木興業ってあの…?』
北野は今田の方を見た。
吉木興業とは日本のお笑い界の大手事務所。テレビに出ているタレントのほとんどがここに属している。
『で……僕たちに何のようですか?』
今田は言った。
『はい。単刀直入に言いますと2人は我が事務所からデビューしてもらいたいのです。』
:12/01/07 18:00
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#271 [だーいし]
『なっ……』
突然の事に2人は黙り込む。
『マジですか??よっしゃぁぁぁぁ!!!やったな、今田ぁ!!!!』
『たけちゃん!!!!』
2人は喜びのあまり座ったまま抱き合った。
藤原は続ける。
『お二人のネタは実にすばらしい!観客の心を掴むネタばかりだ。インディーズにしておくのはもったいない。』
『ですよね!ですよね!』
北野が食い気味で言う。
:12/01/07 18:05
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#272 [だーいし]
『ただ、2人のネタは決してテレビ向きではない。』
2人から笑顔が消えた。
藤原は続ける。
『北野君のボケ、今田君のツッコミは互いに天下一品だ。しかし、それが反発し合って良さをいかしきれていない。実に惜しいコンビだよ。』
『………どういう事ですか?僕らをデビューさせてくれるのに否定するなんて…』
:12/01/07 18:10
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#273 [だーいし]
『実はね、君たちみたいなコンビがもう1組いてね。そのコンビのボケと今田君が組み、ツッコミが北野君と組む。それは2組とも素晴らしいコンビになるよ。次世代のお笑い時代を担う2組にね。』
2人は黙ったまま。
『そして、その2組には全国放送のゴールデンの冠を持ってもらう。人気・知名度は全国区になるよ。悪い話ではないと思うが…どうだろ?』
2人は黙ったまま。
:12/01/07 18:15
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#274 [だーいし]
『まぁ、考えていてくれ。返事は後日で。それじゃお先に。』
藤原は1万円をテーブルに置き、その場を後にした。
2人は近くの河川敷へ。
『どうする、たけちゃん。』
『オレは断ろうかな。やっぱり今田ぁじゃないと意味ないしな。』
北野は笑顔で言う。
『今田ぁはどうなん?』
『オレは…』
今田は空を見上げた。
『オレは、解散した方がえぇと思う。』
:12/01/07 18:21
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#275 [だーいし]
北野は目を見開いた。
『な、何言うてんねん!今日初めて会うたようなヤツの話を鵜呑みにするんか?』
『少なくとも僕たちよりかは、プロだよ。』
『今田ぁ、目ぇ覚ませ、な。』
『目を覚ますのはたけちゃんの方だよ!!』
今田は一喝した。
:12/01/07 18:26
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