もぅえぇわ!
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#331 [だーいし]
>>330
感想ありがとうございます!感想板ありますので貼りますね。http://bbs1.ryne.jp/r.php/novel/4975/

⏰:12/01/12 15:16 📱:S003 🆔:Qhdu4vGw


#332 [だーいし]
bbs1.ryne.jp/r.php/novel/4975/

⏰:12/01/12 15:17 📱:S003 🆔:Qhdu4vGw


#333 [だーいし]
出囃子はザ・ハイロウズの「青春」

ガララララ!

勢いよく教室の扉が開く。


『『はいどーもー!!』』


マヤは呆気にとられていた。


『何?何?どういう事?キヨシとヒロシ君じゃん…』

ヒロシは持参していたセンターマイクを置いた。

『はい、どうもー!「小林鈴木」でーす。』

『お願いしまーす。』

⏰:12/01/14 03:56 📱:S003 🆔:tjTfrUHw


#334 [だーいし]
マヤはどうしていいかわからなかった。

『ねぇ、これなに?ねぇ!』

2人はマヤの言葉を受け流し、漫才を始める。

『ねぇ、鈴木君。今日は僕たちの初舞台、人がぎょうさんおるなー!』

『いないよ!1人しかいないよ!』

『えぇ!?そうかい??まぁでも1人でもいいやん!ねぇ、1人の客っていうのはあの人かな?』

『そうだよ。』

『まぁ、そうか、、まぁ、、べっぴんさん………か??まぁまぁ。』

『失礼だよ!』

⏰:12/01/14 04:00 📱:S003 🆔:tjTfrUHw


#335 [だーいし]
マヤは2人に話しかけ続けたが、しばらくして黙り、漫才を見ていた。

『てか、お前鈴木か?』

『そうだよ。』

『じゃあ、キヨシって事か?』
『どっちもそうだよ!紛れもなく僕だよ!!』


そして──


『もういいよ!』

『『どーもありがしたー。』』

数十分後、漫才は終わった。

⏰:12/01/14 04:05 📱:S003 🆔:tjTfrUHw


#336 [だーいし]
一息つきマヤは立ち上がり拍手をした。

『なかなかおもしかったよ!でも、……なんで?』

2人はフーッと息を吐いた。

『マヤ…お前、いじめられてるんだろ?』

『えっ??』

『僕に「楽しい?」とか「僕が楽しかったら私も楽しい。」とか言ってたから…学校もずっと休んでたみたいだし…』

マヤは窓の方を向いた。

『そ、そんな事ないわよ!!私が、そんな、い、いじめられるわ…』

『もういいだろ、マヤ!』

キヨシは一喝した。

⏰:12/01/14 04:10 📱:S003 🆔:tjTfrUHw


#337 [だーいし]
『無理するな。マヤ。』

マヤはキヨシの方を見た。

『き、キヨシ。』

『ヒロシがね、昨日マヤのクラスに乗り込んだんだ。』

『えっ??』


昨日──
朝のHR前

バーーーーン!!!!
C組の教室のドアを勢いよく開けるヒロシ。

『邪魔するでー!!』

クラス全員が唖然とする。

『あ、あなた誰ですか!?あっあのB組の小林君ですね!?』

⏰:12/01/14 04:15 📱:S003 🆔:tjTfrUHw


#338 [だーいし]
『あぁ、せや。自分は?』

教卓に両手を付き言う。

『学級委員の渡部ですけど。』
『あぁ、学級委員か。なら話は早い。この中にな、マヤちゃんをいじめとるヤツがおんねん!』

『なっ…』

渡部は立ち上がる。

『あなた何を言ってるの!このクラスにいじめなんてあるわけないじゃない!』

『それがあんねんな〜』

そういうとヒロシはカバンの中からあるものを出した。

⏰:12/01/14 04:20 📱:S003 🆔:tjTfrUHw


#339 [だーいし]
『これは、ゴミ箱にあったマヤちゃんのノートや。まぁこんな汚い言葉ばっか書かれて可哀想やなー。で、こっちにあるのはこのクラスの学級日誌や。えぇか?これとこれ!見比べたらな、誰が書いたか一目瞭然やねん!!』

ヒロシは2つのものを教卓に叩きつけた。

『なぁ、こんな汚い事すんなよ。オレらはこんな事する為に字習ってきたんか?なぁ、勉強しにきたんか?違うやろ!!言いたい事あるなら正々堂々面と向かって言え!!』

ヒロシは教室を出た。


その日の放課後何人かの生徒がヒロシの元を訪れて一連のイジメが自分でやった事を認めた。生徒達が言うには、明るく先生やクラスメイトに振る舞うマヤにイラついていた事が動機だった。

⏰:12/01/14 04:28 📱:S003 🆔:tjTfrUHw


#340 [だーいし]
『その生徒らなぁ、直接マヤちゃんに謝りたい言うてたわ。』
マヤは下を向いた。

『マヤちゃんは明るくて、気ぃ強いとこあるけど結局は可愛い「女の子」やねん。女の子はナイーブで傷つきやすい。その傷を癒すのが「男」やねん。』

『マヤ、マヤの為に漫才しようって提案したのヒロシなんだ。「少しでも笑顔になって欲しい、オレらの漫才の最初の客になって欲しい」って。』


マヤは下を向いたまま泣いた。
目から流れ落ちた雫が床を濡らしていた。

⏰:12/01/14 04:35 📱:S003 🆔:tjTfrUHw


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