もぅえぇわ!
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#412 [だーいし]
『ぱーどぅんみー?マヤちゃん。』
『だから、チラシでも配って集めんのよ。』
ヒロシとキヨシは顔を見合わせる。
『マヤ、それはいくらなんでも…』
『キヨシ、あんた緊張癖直したいんでしょ!?』
:12/01/24 18:50
:S003
:Wq8zui02
#413 [だーいし]
『ああ。』
『でもね〜マヤちゃん、いくらなんでも…』
『わかった!』
マヤはヒロシの言葉を遮った。
『おぉ!わかってくれたか?』
『チラシは私が作るわ!』
ヒロシはずっこける。
『そこ!?』
『とにかく、急は無理だから3日後の合宿までにネタよろしく!』
:12/01/24 18:57
:S003
:Wq8zui02
#414 [だーいし]
ヒロシとキヨシは本当は『3日後?そんなの無理』と言いたかったが、自分達を追い詰めるためにあえて言わなかった。
『上手く行ったらバイト代も弾むからね〜ハハッハハハ。』
徳井は天を見上げて笑っている。徳井は客が集まるとすっかり思い込んでいる。
:12/01/24 19:06
:S003
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#415 [だーいし]
漫才披露まであと2日。
夏期講習終わり、マヤはたこ焼き屋に向かった。
ガラララ…
『お疲れ!!……あれ?』
いつもならヒロシが明るく出迎えるはずがそうはいかなかった。
マヤが目撃したのは今まで見たことのない2人の真剣な姿だった。
『ねぇ!2人とも!』
すると、店長はカウンター越しにマヤに向かって縦に伸ばした人差し指を口元に当てる。
:12/01/24 19:14
:S003
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#416 [だーいし]
『やっぱり夏やからここは夏に関するボケに変えた方がええな。』
『なるほど。……、じゃあツッコミは…?』
『こうやな。』
『了解。』
しばらくマヤは2人のやりとりに見とれていた。
『よし!じゃあ一回やってみっか!』
『うん!あれ、マヤ。いたんだ。』
『おぉ!マヤちゃんなんやおったんやったら声かけてくれたらよかったのに!』
『へっ?いや、今来たばっかだったの。』
:12/01/25 03:04
:S003
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#417 [だーいし]
店長はマヤの方を見て笑った。マヤもそれに返すように笑った。
『今ネタ合わせしててん!』
『そう。あっこれ見て!チラシできたの!』
マヤはバッグからチラシを出し、2人に配る。
【夏だ!海だ!漫才だ!現役高校生による大爆笑必至の漫才ライブ!見なきゃ損♪損♪サマーラブよりサマースマイルをあなたに…絶対笑わす自信があります!───海の家 とっくん】
チラシにはこう書いてあり、下には時間と場所の地図そして2人が漫才をしているイラストが書いてあった。
:12/01/25 03:12
:S003
:2SGpbcKQ
#418 [だーいし]
2人は絶句した。
『これ……』
『ま、マヤちゃん??』
『何よ!文句ある!?』
『あまりにハードルあげすぎちゃう?サマースマイルて…』
バンっ!!!
マヤはテーブルを両手で叩く。
『これぐらいしないとダメよ!私、昨日徹夜で書いたんだから!コンビニでコピーもして!なんならコピー代欲しいぐらいよ!』
マヤの威圧感に圧倒される2人と店長。
:12/01/25 03:15
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:2SGpbcKQ
#419 [だーいし]
ガラララ…
『やってるかい?みんな。』
『今田先生!今、ちょうどネタ合わせしてたんです!』
『ほう。これは?』
今田はチラシを手にとる。
『海の家でやる漫才のチラシです。いいでしょ?』
今田はまじまじとチラシを見ていた。
『結構いいできだね!すばらしい!』
:12/01/26 04:41
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:T7fX44n2
#420 [だーいし]
ヒロシとキヨシはぽかんとしていた。
『ねー!!いいでしょ!ほら、先生は分かってくれるのよ〜。』
『あああ…………。』
2人は唖然とする。
『これぐらいインパクトがあった方がいいよ!うん。』
『………、せやな!キヨシ頑張ろうや!!』
『う、うん!そだね!』
:12/01/26 04:44
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#421 [だーいし]
『………、でもやっぱりハードル……』
『まだ文句あんの〜!!』
3人はまた言い争いだした。
その光景を眺めながら今田はこう切り出した。
『みんな、ちょっといいかな。』
3人は今田の方を見る。
『……漫才、頑張ってね。僕も合間見つけて海の家お邪魔するから。』
『今田先生!まかしとき!』
『うん!じゃあ戻るよ。』
:12/01/26 04:48
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