もぅえぇわ!
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#61 [だーいし]
『とにかく、僕は失礼するよ!草むしりはこんなもんでいいだろ。』
2人に割り入るようにキヨシが言った。
『あぁ、すまんな。ありがと。』
『じゃあ、私も帰るね!』
『あぁ、すまんな!おにぎりありがと。』
『ヒロシ君、明日絶対負けないからね!』
『おぅ!ほなな!』
2人は帰っていった。
ヒロシはおにぎりを頬張りながら星を見上げていた。
暫くして、重い腰をあげ学校を去った。
:11/12/07 04:40
:S003
:UBBIUeuM
#62 [だーいし]
次の日
運命のテスト返却日
帰りのHRで全て返却される
『はい、じゃあテスト返すぞー。』
『えぇーーー!!』
松本の発言に台本通りのリアクションをするクラス一同。
『と、その前にだな、このクラスにとても優秀な人がいました!』
これまた台本通りにざわつくクラス一同
『えぇー、なんと5教科全て満点500点満点が出ました!』
一層ざわつくクラス一同
:11/12/07 08:07
:S003
:UBBIUeuM
#63 [だーいし]
『鈴木君じゃない?』
『多分鈴木だろ?』
『恐らくそうだろ。』
口々に呟くクラス一同。
『はーい!静かに!静かにしろーっ。はい、じゃあ発表するぞ!!…………、はいっ鈴木ぃ!』
おぉーっと驚きと共に『やっぱりな』という声もちらほら聞こえた。
『鈴木、おめでとう。』
松本の賛辞にキヨシは立ち上がって
『ありがとうございます。』
と一礼した。
:11/12/07 08:16
:S003
:UBBIUeuM
#64 [だーいし]
拍手に包まれた教室内
キヨシはみんなに挨拶をするかのように礼を続けた。
どや顔でヒロシの方を見たが、ヒロシは窓の外を見ていた。
『はい、おめでとうな鈴木。』
『ありがとうございます。』
キヨシは座りながらお礼を言った。
『えぇー……あと、小林!500点満点おめでとう。』
『え?』
拍手に包まれていた教室が一転、水が引くように静まりかえった。
:11/12/07 08:23
:S003
:UBBIUeuM
#65 [だーいし]
『えっ先生どういう事?』
ざわつくクラスを代表して学級委員長のユカが尋ねた。
『いや、だから小林も5教科全て100点だったんだよ。いや〜ビックリだな。』
松本がなぜか冷静に語った。
しばらくして、おぉーっという歓喜の声と共に拍手の渦がまた起こった。
:11/12/08 03:35
:S003
:KTs.2M8Q
#66 [だーいし]
『はい、静かにー!静かにー!でだな、全教科満点がなんと2人も出たという事で今度の全校集会で表彰される事になった!』
おぉーっとクラス一同。
ヒロシは喜びもせず、窓の外を見ていた。
HR終わり。
キヨシはヒロシに待ってましたと言わんばかりに尋ねた。
:11/12/08 03:44
:S003
:KTs.2M8Q
#67 [だーいし]
『ど、どういう事だよ!なんで、なんで君が満点なんだよ!授業中とか寝てばっかりじゃん!どうしてだよ!』
珍しく感情的になるキヨシ。
『勉強とか全然してないで!まぁテスト前に教科書読むぐらいしか…』
『す、すごい。それだけで満点とるなんて…』
『まっまあな。』
:11/12/08 03:50
:S003
:KTs.2M8Q
#68 [だーいし]
いつしか教室には2人だけ。
いつもの冷静さを取り戻したキヨシがこう続けた。
『完敗だよ…僕の負けだ。約束通りその漫才をやるよ。相方になるよ。』
『何言うてんねん。負けもクソもあれへんがな。引き分けや。』
『いやっ僕は完全勝利を目指していたんだ!負けも引き分けも同じなんだ!だから、漫才やるよ。』
『オレはな、嫌々やるやつとは漫才したないねん!ちゃんと漫才したい気持ちがあるやつとやりたいねん!』
:11/12/08 04:01
:S003
:KTs.2M8Q
#69 [だーいし]
『そっか、そうだよね。でも、なんか納得出来ないんだ!だから、なんでも言うこと聞くよ!何?何がいい?』
『グイグイくるなぁ!ん〜そう言われてもな〜。じゃああれやな!』
『なんだい?』
ヒロシは笑みを浮かべ立ち上がり、キヨシにこう告げた。
『今日、オレとデートしてくれっ!』
:11/12/08 04:06
:S003
:KTs.2M8Q
#70 [だーいし]
キヨシはヒロシの発言にキョトンとしていた。
『???あのどういう事かな???』
『せやからー。今からちとオレに付き合ってや!』
『悪いけど、今日塾が…』
『塾はいつもやろ!1日ぐらいえぇやろ〜?なぁなぁ〜』
ヒロシはキヨシをくすぐりながら言った。
『分かった、分かったよ!行くよ!行く!』
:11/12/08 04:17
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:KTs.2M8Q
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