もぅえぇわ!
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#81 [だーいし]
『さすが、ヒロシの友達ねっ!おもしろいわ!』
塩ちゃんこをつつきながらユイが呟いた。
『あっありがとうございます。』
食事後、暫く他愛もない会話をしたあと、キヨシはある質問をユイにした。
ヒロシはバラエティ番組を見ている。
『あの、どうしてヒロシ君と2人暮らしを?』
『元々はこのマンションに先に上京してた私1人で住んでたの。でも、いきなりヒロシが東京で漫才したいとか言い出してね…』
:11/12/08 08:41
:S003
:KTs.2M8Q
#82 [だーいし]
『もちろん父さん母さんは猛反対してね、半ば家出する形でここに来たのよ。まぁ今でも怒ってると思うけど…』
『そうなんですか。』
『さっきから何の話してんねん!?』
バラエティ番組が終わりヒロシが2人の元へ。
『別に、あんたがカッコイイねって話よ。』
『嘘つけ!!まぁえぇわ。キヨシ、オレの部屋で漫才のDVD見ようぜ!』
:11/12/08 08:47
:S003
:KTs.2M8Q
#83 [だーいし]
『えっあっうん。』
キヨシはヒロシの後を追い、ヒロシの部屋に入った。
ヒロシの部屋は綺麗に整頓されており、壁一面にお笑い芸人のポスターが貼ってあった。
棚にはずらりとお笑いのDVDがところせましと並んでいた。
:11/12/09 15:59
:S003
:JfiVzRK.
#84 [だーいし]
『これ前買ってんけどまだ見てなかってん!伝説の漫才番組「気まぐれカウボーイ」の最新DVD〜』
『う、うん』
『何やねん!そのテンション!あっあれか?あんまお笑い番組見ぃひんとか?大丈夫!大丈夫!これは純粋に漫才しかしぃひんから初めてでも楽しめるで!』
『そ、そうなんだ。』
先ほどからぎこちない態度をとるキヨシにヒロシは疑問を感じていた。
『さっきから何やねん〜その感じ〜』
『ご、ごめん。じゃあ言うよ。………前から思ってたんだけど…………、漫才って何?』
:11/12/09 16:16
:S003
:JfiVzRK.
#85 [だーいし]
暫く沈黙が続いた。
『漫才を…………知らんのか?』
『う、うん。恥ずかしながら。』
ヒロシはDVDを一旦机に置いた。
『小さい頃から勉強しかしてなくてテレビは全然見せてくれなかったんだ。』
『それでも漫才は分かるやろ?』
:11/12/09 16:39
:S003
:JfiVzRK.
#86 [だーいし]
『いや……』
『でも、前から漫才漫才言うてたやん!!』
『あれは…、なんとなくっていうか知らないのがバレたら…みたいな。』
『そうなんや、よしっ!』
ヒロシは徐にベッドの上に立ち上がりこう言った。
『それでは「漫才」というものを説明しましょう!!』
:11/12/09 16:44
:S003
:JfiVzRK.
#87 [だーいし]
『漫才っていうのは基本的に2人でやるもんなんや。で、「ボケ」と「ツッコミ」という役割があるんや。』
『ボケ?……ツッコミ?』
『そう!この2人が滑稽な話をしてやな、お客さんを笑わすんや!』
『その役割って?』
『滑稽な話の中でおもしろおかしく洒落を言うのが「ボケ」、そのボケを正すのが「ツッコミ」なんや。』
:11/12/10 06:56
:S003
:f5ObjgjU
#88 [だーいし]
キヨシは顎に手をやり考えながらヒロシの話を聞いていた。
『その、なんとなく「ボケ」の役割は分かるんだけど、「ツッコミ」がイマイチ…』
『ん〜そやな、例えばボケが「最近暑くなってきましたね〜僕昨日コタツ出しましたよ。」というボケをしたとする。キヨシだったら何て言う?』
:11/12/10 07:00
:S003
:f5ObjgjU
#89 [だーいし]
『ん〜そうだね。「暑いのにコタツを出すのかい?普通はクーラーとかでしょ。まぁ人それぞれ体の特徴はあるけど。」かな。』
『…………ま、まぁそんな感じやな。でもそれやったら長すぎるやろ?オレやったら「いや出すかー!クーラーやろ!逆!逆!」みたいなね。』
『おぉーなるほどね。』
『漫才は「リズム」「コンビネーション」が大事やねん!どっちかが勝ってても疎かでもアカン絶妙なさじ加減が必要やねんな。』
:11/12/10 07:06
:S003
:f5ObjgjU
#90 [だーいし]
『奥が深いんだね。』
『あぁせやろ!』
ヒロシはテーブルに置いていたDVDを手に取った。
『じゃあそれを踏まえて〜』
DVDをプレイヤーに入れながら
『見てみましょう!』
ヒロシがリモコンを手に取り言った。
:11/12/10 07:10
:S003
:f5ObjgjU
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