*- エロチュウ -*
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#113 [亜夢]
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「つきあってくれないかな…?」

龍紀はアタシの手を握りしめて言った。

「―…」///

アタシは火照ってる。

たぶん答えは決まってるけどでてこないんだ。

「駄目?…」

肩を落とす龍紀。

「………さい。」

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⏰:10/05/24 03:44 📱:F02B 🆔:mV7d2WvI


#114 [亜夢]
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ちょっとまって、俺…

今“ごめんなさい”って言われた?

最後の語尾しか聞こえなかった。

たぶん嫌々て今日もきてくれたんだろうし、彼氏いないとかいって、居たりするんだろうなあ…

聞き直したほうが余計傷つくかなあ…

「なんて?…」

「だ、大事にしてください…〜」///

え///

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⏰:10/05/24 03:47 📱:F02B 🆔:mV7d2WvI


#115 [亜夢]
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大事にしてください、と言った瞬間、龍紀はポカーンと口を開けた。

ええと…///

「龍紀?」

名前を呼ぶだけでも恥ずかしい。

「亜夢、それっておまえの彼氏は…俺ってこと?」

首を縦に振る。

「俺らつきあったってこと?」

また同じように頷く。

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⏰:10/05/24 03:49 📱:F02B 🆔:mV7d2WvI


#116 [亜夢]
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「うわっ…やば…」///

グラスに入ってた白ワインを飲み干す龍紀。

バーテンダーが空のボトルを持って、次の飲み物を聞く。

「あのさ、今俺が告白したらOKもらえたんだけど…」

「おお!!! おめでとうございます☆」

「お祝い事はやっぱシャンパンだね。」

子供みたいに顔をくしゃくしゃにして笑いかける龍紀がすごく可愛く思えた。

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⏰:10/05/24 03:52 📱:F02B 🆔:mV7d2WvI


#117 [亜夢]
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「じゃあこれからも宜しくってことで乾杯…☆」

散々スタッフに祝ってもらって乾杯を今ふたりっきりでしている。

「どうする?」

「えっ…」///

「俺、今日は亜夢を家に帰すつもりないんだけど…」

右手をアタシの左手に重ねる龍紀。

「ええと…」///

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⏰:10/05/24 03:55 📱:F02B 🆔:mV7d2WvI


#118 [亜夢]
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「俺のもんにするってこと…」

耳元で囁く龍紀。

「あ…えと…」///

アタシ初めてだよ?と耳打ちすると、優しくすると返事をかえす龍紀。

繋いでた手をはなすと肩を抱き寄せて自分の右肩にアタシの頭をよせる。

心臓の音が聞こえそう。

「代行よんでもらえます?」

バーテンにそう声をかけると頬にキスされた。

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⏰:10/05/24 03:58 📱:F02B 🆔:mV7d2WvI


#119 [亜夢]
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座席でもずっとアタシは龍紀と手を繋いでる。

キスもエッチも初めての人になるんだったら…重くないかな?

少し不安だった。

「ついたよ。」

車を駐車場までいれてもらって支払いをすると手を引っ張って、15階にある龍紀の玄関まできた。

エントレンスと外観からすでにいいマンションてのはわかったけれど。

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⏰:10/05/24 04:01 📱:F02B 🆔:mV7d2WvI


#120 [亜夢]
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>>094

からの更新でしたっ

見てくれてる方

いらっしゃれば光栄です

実話も混ぜて話にしてます

安価

>>003-030
>>031-060
>>061-090
>>091-110

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⏰:10/05/24 04:04 📱:F02B 🆔:mV7d2WvI


#121 [亜夢]
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>>094-120

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玄関をあけると物凄く綺麗な景色がひろがった。

廊下からすぐみえるのはガラス張り。 15階からの景色…きらきらと輝くネオンや、夜中なのにオフィスビルの電気がまだついている。

「すごい―…」

「綺麗?気にいった?」

後ろからぎゅうっと抱きしめる龍紀。

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⏰:10/05/24 04:08 📱:F02B 🆔:mV7d2WvI


#122 [亜夢]
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「たっ龍紀―…」///

驚いて振り向くと、すっと唇が重なる。

アタシは、ぎゅっと龍紀の腕のところを掴んだ。 背中はガラス張りにもたれかかる。

「亜夢…」

右手を腰のところに絡みつけ、左手で頭を優しく持ち、抱き寄せられる。

「亜夢、抱きしめたら折れちゃいそう…」

頭をなでなでされる。

気持ちいい―…

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⏰:10/05/24 04:13 📱:F02B 🆔:mV7d2WvI


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