指切りげんまん*
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#101 [ゆき◎]
校門に近くなると、
ケータイをいじっている
蛍人くんがいた。

「ごめんー!」

私はサササッと
蛍人くんに近付いた。
蛍人くんはケータイを閉じ、
「いいよ。」と言ってくれた。

⏰:10/06/09 22:18 📱:SH03A 🆔:ChZMVw1o


#102 [ゆき◎]
「とりあえず駅まで行こか。」

私は軽く頷き、
蛍人くんと並んで歩き始めた。

「なんか食べたい物ある?」

蛍人くんがした質問に
私は「う〜ん…。」しか
答えることができなかった。
まったく考えてなかった!

「俺行きたいとこが
あるんだけどさ……いい?」

⏰:10/06/09 22:29 📱:SH03A 🆔:ChZMVw1o


#103 [ゆき◎]
「いい?」って言った瞬間の、
私の顔色を伺った感じの顔が
なんかかわいくて……
キュンッてしちゃいました笑

「全然いいよー!
どこどこ?」

「隣の駅にあるカフェ。
行きたかったんだよなぁ。」

カフェとかオシャレな!←
私もカフェ大好きだし
なんか嬉しいや♪

⏰:10/06/09 22:35 📱:SH03A 🆔:ChZMVw1o


#104 [ゆき◎]
学校から駅に行くまで、
蛍人くんの友達の何人かと
会いましたよ…はい。
みんなみんな「彼女?」って
聞いてきたしー笑
全力で否定した←
そして今も…。

「え?
黒崎の彼女?
かーわいー!!」

「違う違う違う…笑
私達友達なんですっ。」

この人は蛍人くんの
サークルの先輩。
先輩相手のせいか、
蛍人くんはヘヘッと
笑っているだけ……笑

⏰:10/06/09 23:10 📱:SH03A 🆔:ChZMVw1o


#105 [ゆき◎]
「まっ、黒崎頑張れよ笑」

先輩は蛍人くんの肩を組んだ。
そして友達とどこかに
行ってしまった。

「……元気な先輩だね笑」

「あんなちゃらけてるけど、
フットサルは上手いんだなぁ。」

駅に着くと、
人でいっぱいだった。
いつもこんな感じだけど…。

⏰:10/06/10 09:01 📱:SH03A 🆔:HrcANYr2


#106 [ゆき◎]
>>91

一番最初の「次の日。」は
いらないです
ごめんなさい

⏰:10/06/10 17:34 📱:SH03A 🆔:HrcANYr2


#107 [ゆき◎]
隣の駅までたった3分。
その3分の間に蛍人くんは
何人かの女の子に指を
指されていた。

「大学生かなぁー。」

「普通にかっこいいし!」

多分高校生。
私は隣に立っている
蛍人くんをチラッと見た。

うん…確かにかっこいいよね。

蛍人くんは電車の窓から見える
景色をボーッと見ていた。

⏰:10/06/10 17:59 📱:SH03A 🆔:HrcANYr2


#108 [ゆき◎]
改札を出ると早速、
女子高生が話していた内容を
蛍人くんに話した。

「俺かっこよくないし笑
…そのJK狙おっかな笑」

「JKって笑」

「亜希ちゃんと蛍人じゃん!」

なんか聞き覚えのある声が
後ろの方から聞こえてきた。
私達はほぼ同時に振り向いた。
先に口を開いたのは
蛍人くんだった。

「あ……蓮ー。」

⏰:10/06/10 18:09 📱:SH03A 🆔:HrcANYr2


#109 [ゆき◎]
そこにいたのは蓮くん。
そう、あの神田蓮くん。
蓮くんは私達の方に
近付いてきた。

「亜希ちゃん久しぶりー!
お二人さんここで何してんの?」

「今から亜希ちゃんと
ご飯食べに行くんだよ。」

すると蓮くんの目が
カッと見開いた…
ように見えた笑
そして蛍人くんの両肩を
ガシッと掴んだ。

「俺も行かせてー!!」

⏰:10/06/10 18:15 📱:SH03A 🆔:HrcANYr2


#110 [ゆき◎]
「え……。」

蛍人くんはアニメみたいに
目をパチパチさせた。

えーーー!?
ちょっと待ってよ!
蓮くんが嫌な訳じゃないけど、
なんでなんでー!?

「……っていうのは嘘♪笑
俺だってその辺の常識は
ちゃんとあるからー笑
てか、二人の表情爆笑!」

蓮くんはそう言うと
腹を抱えて笑い出した。

⏰:10/06/10 20:04 📱:SH03A 🆔:HrcANYr2


#111 [ゆき◎]
え?そんなに変?汗

私は両手で頬を押さえた。
蛍人くんは蓮くんと
じゃれていた。

「蓮ー!
ふざけんなー!笑」

「ふざけてねーよ!笑」

仲良しだなぁ…。

「亜希ちゃんごめんなぁ〜。
じゃあ俺帰るわ!」

⏰:10/06/10 20:36 📱:SH03A 🆔:HrcANYr2


#112 [ゆき◎]
蓮くんは軽く手を振って
帰っていった……。

「あいつは本当にバカだ笑」

蛍人くんは蓮くんの
後ろ姿を見ながら言った。
チラッと見ると
優しく笑っていた。

「邪魔な奴はいなくなったし、
行きますかー。」

「うんっ。」

⏰:10/06/10 20:39 📱:SH03A 🆔:HrcANYr2


#113 [ゆき◎]
蛍人くんが連れていってくれた
カフェは隠れ家みたいな感じ。

「オシャレなカフェ〜。」

私は子供みたいに
店内をキョロキョロ…。

「来てよかったなぁ。
てか、見すぎ笑」

私はハッと我に返り、
ちょっと恥ずかしくなった…笑

店員さんが
「2名様でよろしいですか?」
と聞いてきたから
私達は同時に「はい」と答えた。

⏰:10/06/10 22:14 📱:SH03A 🆔:HrcANYr2


#114 [ゆき◎]
私達は向かい合って座った。
なんか恥ずかしい…笑

「何食べよっか。」

私はメニューを
テーブルの上に広げた。

「ここのオススメはぁ…

蛍人くんはそう言いながら
メニューの上で指を動かした。
そして一点を指した。

このパスタって
友達が言ってたなぁ。」

⏰:10/06/10 22:44 📱:SH03A 🆔:HrcANYr2


#115 [ゆき◎]
「じゃあそれにしよっ。」

私達が注文したのは
"オクラととろろの
温玉乗っけ和風パスタ"
うん…長いね笑

約10分後。
料理が運ばれてきた。

「まじうまそ〜!」

「おいしそうだねっ。」

⏰:10/06/11 08:57 📱:SH03A 🆔:YHNDMCFw


#116 [ゆき◎]
私達は食べながら
色々な話をした。
学校のことが中心。

「亜希ちゃんって本当に
和也と仲いいよなぁ。」

「幼なじみだしね〜。」

「好きになったりはない?」

「ッ…!
ゲホッゲホッ!」

私は蛍人くんの突然の質問に
ビックリしてしまい、
水が引っ掛かってしまった笑

⏰:10/06/11 18:08 📱:SH03A 🆔:YHNDMCFw


#117 [ゆき◎]
「大丈夫かよ〜笑
焦りすぎ笑」

「ごめんごめん…笑」

私はカバンの中から
ハンドタオルを出し、
口の周りを軽く拭いた。

「…昔は好きだったよ。
昔はね〜。」

私はそう言って
小さく笑った。

⏰:10/06/11 21:53 📱:SH03A 🆔:YHNDMCFw


#118 [ゆき◎]
「そうかぁ〜。
俺はお似合いだと思う。」

私は「そう?」って言って
笑っといた。
なんか複雑な気持ち…。

ヴー…ヴー…

テーブルの上で蛍人くんの
ケータイが震えた。

「あ…ごめん。」

蛍人くんはそう言って
ケータイを見た。
メールみたいです。

⏰:10/06/11 22:41 📱:SH03A 🆔:YHNDMCFw


#119 [ゆき◎]
「蓮からだ……。
亜希ちゃんのアド
教えてだって…。
いい?」

「え?蓮くん?」

蓮くんまたいきなり…汗
嫌じゃないし…いいよね。

「いいよ〜。」

蛍人くんは
「ありがとう。」って言って
返事を打ち始めた。

⏰:10/06/11 22:45 📱:SH03A 🆔:YHNDMCFw


#120 [ゆき◎]
蓮くんなんか…
メールしつこそう笑

「蓮はどんだけ亜希ちゃんを
好きなんだよー笑」

私の顔が一気に熱くなった。

「そっ…それはないない!」

私は顔の前で手を振り、
必死に否定をした。

「そんな否定すんなよ笑」

蛍人くんはそう言って笑い、
パスタを食べ始めた。

⏰:10/06/11 22:53 📱:SH03A 🆔:YHNDMCFw


#121 [ゆき◎]
「遊ばないでよ…笑」

私はポツリとそう呟いて、
パスタを食べ始めた。

蛍人くんは一体
何をしたいのー?

パスタを食べた後、
ちょっと喋って
帰ることに…。

⏰:10/06/12 18:45 📱:SH03A 🆔:KBtkaS0E


#122 [ゆき◎]
「うまかったなー。
あのカフェ気に入りました!」

蛍人くんはお腹を
さすりながら言った。

「だね〜。」

「またどっか食べに行こか。」

蛍人くんはそう言って
私に笑顔を向けてくれた。
私は「うん。」と言って頷いた。

⏰:10/06/12 18:52 📱:SH03A 🆔:KBtkaS0E


#123 [ゆき◎]
また二人でどこかに
行けるんだ!
嬉しいー!

「亜希ちゃん?
何でにやけてんだよ?」

「えっ!?」

私はバッと両手で
両頬を押さえた。

そんなにやけてた?
恥ずかしい…汗
嬉しいのばれたかなぁ……。

私達は途中まで一緒に帰り、
途中の駅でバイバイした。

⏰:10/06/12 23:01 📱:SH03A 🆔:KBtkaS0E


#124 [ゆき◎]
家に着くと、
今日のことを振り返った。
すごく楽しかったことや、
あの時こうしとけば…とか。

「楽しかったぁ〜…。」

私はそう言って
ベッドにダイブした。
気付くと私は寝ていた。

⏰:10/06/13 19:31 📱:SH03A 🆔:goGrVdkg


#125 [ゆき◎]
ヴー…ヴー…

「ん……。」

どこか遠くから音が聞こえる。
ケータイかなぁ?
え……ケータイ?

私はバッと目を開けた。
部屋の電気が眩しすぎて
目を細めた。
私は仰向けのまま手探りで
ケータイを探した。
まだケータイは震えている。

⏰:10/06/13 21:56 📱:SH03A 🆔:goGrVdkg


#126 [ゆき◎]
コツンと手に当たったのは
まさしく私のケータイ。
急いで握り、開いてみた。

えー?誰ー?

画面に表示されていたのは
まったく知らない番号。

イタ電ですか〜笑

私はピッと
電源ボタンを押した。

⏰:10/06/13 22:37 📱:SH03A 🆔:goGrVdkg


#127 [ゆき◎]
するとすぐにまた
同じ番号から電話が…。

もうっ…!

私は勢い任せで
通話ボタンを押した。

「もしもし?」

「もしもし?
俺ーっ!」

電話の向こうからは
男の人の声がした。

⏰:10/06/13 22:41 📱:SH03A 🆔:goGrVdkg


#128 [ゆき◎]
え?笑
オレオレ詐欺?笑
まさかー!?

「……。」

私はあえて黙ってみた←

「亜希ちゃーん。
蓮ですよー笑
神田蓮ですよー笑」

私はビックリして
上半身をガバッと起こした。

「え?蓮くん?」

「そうそう!
警戒心強すぎ!笑」

⏰:10/06/13 22:45 📱:SH03A 🆔:goGrVdkg


#129 [ゆき◎]
蓮くんの話によると、
蛍人くんにアドを
聞いたついでに、
電話番号も聞いたらしい。

「何でまた急に電話?笑」

「声聞きたかった!
……って言ってみる〜笑
まぁ、ビックリさせようと
しただけです笑」

「声聞きたかった!」って
言われた瞬間に
ちょっとドキッとした…笑

⏰:10/06/13 22:48 📱:SH03A 🆔:goGrVdkg


#130 [ゆき◎]
よく耳を立ててみると、
電話の向こうから
色々な人の声が聞こえてくる。

「今家じゃないの?」

「おー正解!
今飲んでる〜!
蛍人も翔太もいるっ。」
しゃあなし蛍人に
代わってやるよ笑」

えっ!?

蓮くんの声がなくなり、
「もしもし?」と声が変わった。

⏰:10/06/14 09:07 📱:SH03A 🆔:22ug2m5E


#131 [ゆき◎]
「もっ…もしもしっ。」

私は条件反射でそう言った。
すると電話越しで
爆笑されてしまった…笑

「亜希ちゃーん笑
蛍人だけどー笑」

「あっ…うん。」

「蓮に番号教えてごめんなぁ。
あいつしつこくて……。」

電話の向こうで蓮くんが
「うるせー!笑」って
言ってるのが聞こえた。

⏰:10/06/14 21:04 📱:SH03A 🆔:22ug2m5E


#132 [ゆき◎]
「まぁ…
蓮と仲良くしてあげて。」

「分かったー笑」

「よかったよかった〜。
んじゃ蓮に代わるなっ。」

代わるのか〜。
なんか残念…。

すると、「やほー!」と
蓮くんの声が聞こえた。

⏰:10/06/15 22:46 📱:SH03A 🆔:w6B4yUhg


#133 [ゆき◎]
「蛍人ムカつくー笑
でも、番号を聞きたかったのは
事実だからなっ。」

「それはありがたきことで笑」

その後約10分程
蓮くんと喋った。
口説かれた気がしたのは…
うん……笑

「電話急にしてごめんなぁ。
じゃあまた。」

「うん、バイバイ〜。」

⏰:10/06/15 22:53 📱:SH03A 🆔:w6B4yUhg


#134 [ゆき◎]
プツッと電話が切れて、
私はケータイを耳から離した。
ケータイの待受を見ると、
20時を回っていた。

うわっ…!
やばっ!

そう。
私は夜ご飯を食べていない。
お母さんに
グチグチ言われながら
夜ご飯を食べた。

蛍人くんとか蓮くんとか…
なんか色んな意味で
疲れそうな気が…笑
あ、和也忘れてた!笑

⏰:10/06/15 22:57 📱:SH03A 🆔:w6B4yUhg


#135 [ゆき◎]
そして月曜日…。

「亜希っ!」

「ぎゃあ!」

振り返るとそこにいたのは
……和也でした笑
ぼーっと駅まで歩いてる時に
大声で名前を呼ばれて
私は当然驚きました!

「バカッ!
ビックリしたし!」

私は半ギレ状態で
和也の腕を軽く叩いた。

⏰:10/06/15 23:07 📱:SH03A 🆔:w6B4yUhg


#136 [ゆき◎]
「亜希の反応おもしろいもん笑
てか、かわいいわ〜。」

和也はそう言いながら
私の頭をポンポンとした。

ドキッ…

かっ…かわいいとか!
まじですか!?

すると和也はいきなり
頭をぐしゃぐしゃしてきた。

「えっ?えっ?」

⏰:10/06/16 13:42 📱:SH03A 🆔:t5GvRuSw


#137 [ゆき◎]
「嘘に決まってるしな笑」

和也はクックックッと
笑いを堪えていた。
ぬか喜びをした自分が
恥ずかしくて恥ずかしくて、
和也の手を払った。

「ばーか!」

「ごめんっ!
まじでごめん!」

和也は両手を合わせて
謝ってきた。
そんな必死に謝られたら…。

⏰:10/06/16 23:02 📱:SH03A 🆔:t5GvRuSw


#138 [ゆき◎]
私は「はぁっ…。」と小さく
ため息をついた。
和也は私の顔色を
伺うかのような顔で
私を見ていた。

「しょうがないなぁ…。」

私はぽつりと呟いた。
和也は「さんきゅっ。」
と言って笑った。

「今の私は心広いよ〜笑
この前蛍人くんと
ご飯食べてきたしねっ。」

⏰:10/06/16 23:05 📱:SH03A 🆔:t5GvRuSw


#139 [ゆき◎]
「………まじかぁ!
よかったなぁ!」

「あっ……ありがと笑」

その微妙な間は何!?
言わないほうが
よかったのかな〜…。

「早く付き合えば?笑」

「えー?
それはないない笑」

和也が疑っている目で
私をじーっと見てきた。

⏰:10/06/16 23:23 📱:SH03A 🆔:t5GvRuSw


#140 [ゆき◎]
「だって友達だしね!」

私はこれでもかっていう勢いで
和也に言った。

「まぁ、俺は関係ないし、
別にいいけどな〜笑」

私は和也をにらんだ。
でも和也は気付いてなかった。

和也のことはどうでもいいよ?
でも、そういうこと言われたら
やっぱりちょっと……ね。

⏰:10/06/17 11:02 📱:SH03A 🆔:9oLrELIg


#141 [ゆき◎]
学校に着き教室に入ると、
美佳が勢いよく私に
近付いてきた。

「え?え?え?笑
何かあるの?」

私はとりあえず一歩引いた。
美佳の目はキラキラしている。

「あのねあのね!
綾と翔太くんがね
付き合い始めたんだって!」

私の頭の中はぐーるぐる。
そして目をパチパチさせた。

翔太くんって…
合コンの時の関西弁の…!

⏰:10/06/17 18:01 📱:SH03A 🆔:9oLrELIg


#142 [ゆき◎]
「えーーー!?」

私は教室中に響き渡る声で
叫んでしまった。
美佳は「シーッ!」と言い、
私を慌てて教室から出した。

「亜希声でかすぎっ!」

「ご…ごめん汗
てか、それ本当?」

すると美佳は何回も
首を縦に振った。

「さっき綾に会って聞いたの!
もうビックリー!」

⏰:10/06/17 19:57 📱:SH03A 🆔:9oLrELIg


#143 [ゆき◎]
本当にビックリだ。
まさか合コンで出会った
男女が付き合うなんて…。

美佳は私に
「亜希も蛍人くんと
頑張ってねー。」
と言い、笑いかけてきた。
私も笑い返したけど、
それはまず無理だと
感じていた。

⏰:10/06/18 09:15 📱:SH03A 🆔:VmyKgjZQ


#144 [ゆき◎]
もしも…もしもだよ!?
もし私が蛍人くんを
好きになっても、
蛍人くんは私を
好きにならないだろう。
好きになってくれても、
蛍人くんがかっこいいから
隣にいる自信ないよ…。

⏰:10/06/18 19:55 📱:SH03A 🆔:VmyKgjZQ


#145 [ゆき◎]
「もっとかわいく
生まれたかったなぁ…。」

「何が?」

バッと隣を向くと、
和也がいつの間にかいた。
ちなみに今はサークルの
休憩時間です。

「いつの間に…?」

「亜希がぼーっと
してるのが悪いんだよ笑」

⏰:10/06/18 20:01 📱:SH03A 🆔:VmyKgjZQ


#146 [ゆき◎]
「もー。」

私はそう言ってまた
前を向いた。

「かわいくなりたいって?
整形したら?笑」

「しませんー。」

「俺は今の亜希で
いいと思うけどなっ。」

「………ばか。」

私は恥ずかしくなり、
膝と膝の間に顔を埋めた。

⏰:10/06/18 22:14 📱:SH03A 🆔:VmyKgjZQ


#147 [ゆき◎]
そんな私をよそに
和也は話し始めた。

「蛍人となんかあった?」

「違うしー笑」

私はその体制のまま、
さっき思ったことを話した。
蛍人くんと付き合えても
隣にいる自信がないって…。

「そりゃあ…あいつは
イケメンだなー。
でもそんなの気にすんな。
好きならそんなの関係ねぇよ。」

⏰:10/06/18 22:56 📱:SH03A 🆔:VmyKgjZQ


#148 [ゆき◎]
私は顔をバッと上げた。
和也はビックリして
「うほっ。」とかいう
意味が分からない言葉を
発していた…笑

「私蛍人くんのこと
好きじゃないんだけど…。」

「は?笑
もし付き合ったらとか
考えてたらさぁ…
普通は好きじゃね?」

ドキッ……

え?……好き?

⏰:10/06/18 22:58 📱:SH03A 🆔:VmyKgjZQ


#149 [ゆき◎]
「ちょっ…ごめん。」

私はスクッと立って、
スタスタと体育館を出た。
後ろから和也が私の名前を
呼んでいたけど、
私の耳には入らなかった。

嘘だ……私が………?
蛍人くんを好き?

ドンッ…!

ぼーっと歩いていたせいで
正面から誰かにぶつかった。

⏰:10/06/18 23:02 📱:SH03A 🆔:VmyKgjZQ


#150 [ゆき◎]
「ごめんなさ「亜希ちゃん?」

顔をパッと上げると
まさかの蛍人くんだった。

何でこんな時にー!?

私の心臓は走った後みたいに
ドキドキしぱなっし。
顔は絶対に赤い…。

「ごっごめん!」

私は勢いよく後ろに
ザザッと下がった。

⏰:10/06/18 23:05 📱:SH03A 🆔:VmyKgjZQ


#151 [ゆき◎]
その時だった。
私は焦ったせいで
脚がもつれてしまい、
後ろにグラッといった。

「危なっ…。」

何が起こったか分からない。
でも、気付けば私は
蛍人くんの胸に顔を
埋めていた…。

「ごごご…ごめん…。」

私はパッと蛍人くんから
素早く離れた。
ふと左腕を見てみると、
蛍人くんが掴んでいた。

⏰:10/06/18 23:08 📱:SH03A 🆔:VmyKgjZQ


#152 [ゆき◎]
私の視線に気付いたのか、
蛍人くんはパッと
腕を離した。

「大丈夫?」

蛍人くんが私の顔を
見ているのは分かった。
でも私は顔を見れなかった。

「ごめん…ありがとっ!」

私はそう言い残し、
駆け足でその場から逃げた。
私の心臓は余計にドキドキ。

⏰:10/06/18 23:10 📱:SH03A 🆔:VmyKgjZQ


#153 [ゆき◎]
私は物陰に隠れ、
壁に軽くもたれ掛かった。

何でこんなにドキドキするの?

私は服の胸のちょうど真ん中を
ぎゅうっと握った。
「好きじゃね?」と和也の
言葉が頭をよぎった。

私…蛍人くんのこと
好きなのかなぁ…。

私は蛍人くんのことを
考えてみた。
するとドキドキ……。

⏰:10/06/19 08:45 📱:SH03A 🆔:qGCOuyAM


#154 [ゆき◎]
切なくなった。
私は蛍人くんが好きだ。

「和也すごいや…。」

私はフッと笑い、
その場に座り込んだ。

和也のことを
好きじゃなくなって
初めて好きになったのが
まさかの蛍人くん。
怖い…恋愛が怖いよ…。

⏰:10/06/19 16:59 📱:SH03A 🆔:qGCOuyAM


#155 [ゆき◎]
私はフラフラと
体育館に戻った。
顔色が悪かったらしく、
みんなに心配された。

「大丈夫だからっ!笑
でもちょっとだるいし
今日は帰るね〜。」

私はそう言い、
更衣室に行った。
更衣室はヒンヤリしていて、
今の私には心地好い。

⏰:10/06/19 21:30 📱:SH03A 🆔:qGCOuyAM


#156 [ゆき◎]
私は更衣室の真ん中にある、
よくプールサイドにありそうな
水色のベンチに座った。

う……。
まだドキドキしてるし…。

私はふうっとため息をつき、
うつむいた。

蛍人くんのこと考えるだけで
すごく胸が苦しい…。
好きってこんなに
苦しいんだねー。
和也の時とはまた違う
苦しみがある。

⏰:10/06/19 22:43 📱:SH03A 🆔:qGCOuyAM


#157 [愛華]
面白いです♪
頑張って下さい(*゚▽゚*)

⏰:10/06/20 00:27 📱:840SH 🆔:D6pBQqE2


#158 [ゆき◎]
>>157

ありがとうございます(^q^)

⏰:10/06/20 19:39 📱:SH03A 🆔:7Wr3bh3k


#159 [ゆき◎]
>>156

私は頭をプルプルと振って、
荷物の整理を始めた。
その時ケータイに目がいった。

メール……。
来てるかな…?

私はそっとケータイを取り、
ゆっくりと開いた。
もちろんメールは来ていない。

前までは来てなくても
なんとも思ってなかったのに、
今は思うんだよね…。
完全に恋じゃん。

⏰:10/06/20 19:43 📱:SH03A 🆔:7Wr3bh3k


#160 [ゆき◎]
「帰ろ帰ろっ!」

私は誰もいないのに
あえてそう言った。
無言が苦しかった。
その時だった。
私のケータイが急に震えた。

電話?
誰…?

ディスプレイを見ると
「蛍人くん」と
表示されていた。

まさかのまさかの
このタイミングですか!?

⏰:10/06/20 19:49 📱:SH03A 🆔:7Wr3bh3k


#161 [ゆき◎]
私は恐る恐る通話の
ボタンをピッと押した。

「もしもし?」

「亜希ちゃんー?
今大丈夫?」

紛れも無い蛍人くんの声。
優しい口調が私を
キュンとさせる。

「あ…うんっ。
大丈夫だけど…。」

「よかったよかった。
今日、様子おかしかったから
心配になってさぁ…。」

⏰:10/06/20 19:54 📱:SH03A 🆔:7Wr3bh3k


#162 [ゆき◎]
私の頭の中では、
蛍人くんとぶつかった時の
場面がフラッシュバック。
顔が一気に暑くなった。

「あ……大丈夫大丈夫!
ちょっと体調不良で…。」

「そかそか。
あんま無理すんなよ?」

わざわざそのために
電話してくれたの…?
その優しさは
余計に好きになるよ!

「ありがと…ね。」

⏰:10/06/20 19:57 📱:SH03A 🆔:7Wr3bh3k


#163 [ゆき◎]
「え?」

「わざわざそんなことで
電話ありがとね。」

「あっ………あー…うん。
どういたしましてっ。」

電話越しでも分かるぐらい
蛍人くんは照れていた。

「じゃあ電話切るね。
ありがとう。」

「どういたしましてー。
じゃあなぁ。」

私は「バイバイ。」と言って
電話を切った。

⏰:10/06/20 21:47 📱:SH03A 🆔:7Wr3bh3k


#164 [ゆき◎]
優しいなぁ…。

私は頬が緩んで
ニマニマ笑っていた←
パチパチと頬を叩いて、
見かけだけシャキッとした。

うしっ!
帰ろー。

私はサークルのみんなに
あいさつをして帰った。

⏰:10/06/20 21:51 📱:SH03A 🆔:7Wr3bh3k


#165 [ゆき◎]
次の日の朝。
私は少し前を歩く
和也を見つけた。

いつもの仕返しじゃあ!笑

私は気付かれずに速歩きして、
和也の背中をドンッと押した。
和也は「うわっ!」と言って、
2、3歩前に進んだ。

「あーきー!」

「仕返しですよーだ笑」

和也は一瞬ムッとしたけど、
すぐ笑顔に代わった。

⏰:10/06/20 22:04 📱:SH03A 🆔:7Wr3bh3k


#166 [ゆき◎]
「ばーか。
てか、元気になって
よかったなぁ。」

「あー……ありがとね!」

私は思い出したように言った。
昨日体調不良って言って
帰ったんだったー笑

「蛍人の話してたら
急にどこか行くしさ〜笑
俺まじで焦った!」

ドキンッ…

蛍人くん……。
そうだ。
和也には言おう。

⏰:10/06/20 22:24 📱:SH03A 🆔:7Wr3bh3k


#167 [ゆき◎]
「和也……私ね……
蛍人くんのこと好きみたい。
和也のおかげで気付いた。」

「おー!
まじですか亜希さん!
俺応援するし!」

和也はそう言いながら
私の頭をポンポンした。

ありがとね和也。
私頑張るよ!

⏰:10/06/20 22:28 📱:SH03A 🆔:7Wr3bh3k


#168 [ゆき◎]
とりあえず私は
蛍人くんにメールを
送ってみることに…。
ちなみに今は授業中笑

なんて送ろっかなぁ…。

私は机の下に隠した
ケータイとにらめっこ。
隣で美佳は爆睡笑
ちなみに美佳にも
蛍人くんへの気持ちを言った。
案の定驚いていた…笑

⏰:10/06/20 22:37 📱:SH03A 🆔:7Wr3bh3k


#169 [ゆき◎]
昨日のこと送ってみよかな。

「昨日は電話ありがとう
今は元気いっぱい笑」

こんなもんでしょと思い、
私は送信ボタンを押した。

返事待つって
こんなにドキドキするんだ。
もー笑

約5分後。
蛍人くんから返事が来た。

⏰:10/06/20 22:42 📱:SH03A 🆔:7Wr3bh3k


#170 [ゆき◎]
早くないですか?笑

私はメールを開いた。

「おはよ〜
どういたしまして
元気ならそれでいい
てか今授業中でしょうが!笑」

だめだ!
にやけるにやける!笑

私の右手はケータイ。
左手は頬をつねっている笑

⏰:10/06/20 22:45 📱:SH03A 🆔:7Wr3bh3k


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