Love forever 〜Destiny〜U
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#36 [ゅぃ]
「・・・・ッうぅ・・・ひっ」
気付いた時にはあたしは・・・・泣いてた。
何年経っても鮮明に蘇ってくるあたしの記憶。心の傷。
あんなに泣いたのに、数年経った今でも涙は出てくるんだね。
「ぅ・・・ッーーー」
駄目だ。思い出したら思い出すだけ涙が溢れてくる。
・・・・・翔輝。
翔輝。・・・今もレミちゃんと一緒にいるのかな。
翔輝のことを考えると、あたしに追い打ちをかけるように、涙が溢れて止まらなくなった。
:10/06/19 00:01
:PC
:☆☆☆
#37 [ゅぃ]
・
「・・こ・・ろ〜」
う・・・ん、何か聞こえる。・・・・亜美?
ドッッ!!!!
突然、あたしの横腹に激痛が走った。
「いっ!!!〜〜〜っ」
え、何!?何が起こったの!?
:10/06/19 00:03
:PC
:☆☆☆
#38 [ゅぃ]
「わ!?えぇ心!?ごめん!!」
パチッという音とともに、あたしの視界がパッと明るくなり、急に光りが差したせいであたしの目が眩んだ。
ぼーっ・・・とする意識の中「おーいっ心??」と言う亜美の声。
「亜美、あぁ・・・おかえり」
あたしはぼやける目をこすってそう言った。
「ただいま・・・って心、ここで寝てたの?具合悪いって大丈夫?」
「あぁ・・・寝ちゃってた、あはは。大丈夫だよ〜」
「そう?ってかごめんね、おもいっきし蹴っちゃったよ・・・」
そう苦笑いしていう亜美。
・・・・めっちゃ痛かったです。横腹。
:10/06/19 00:07
:PC
:☆☆☆
#39 [ゅぃ]
「大丈夫、大丈夫」
・・・・あぁ床で寝ちゃってたから身体ダルイ・・・。
「あぁーだるいよ〜」
「もうこんなトコで寝ちゃって・・・風邪引くよ〜?今下に一登たちいるから、ちょっと行ってくるね!心携帯気付かなかったでしょ?」
「・・・・へ?」
「連絡つかなくて捜してたの!さっき送ってもらったトコだったんだ」
「うそ・・・」
:10/06/19 00:11
:PC
:☆☆☆
#40 [ゅぃ]
「ほんと。亜美ちょっと行ってくるね?・・・その顔じゃ無理でしょ?心」
亜美はあたしの顔を見つめてそう言った。
・・・・・え?
「先にお風呂入ってていいからね」
そう言って亜美は部屋を出て行った。
・・・その顔?
あたしはカバンから鏡を取り出して、自分の顔を見てみた。
:10/06/19 00:13
:PC
:☆☆☆
#41 [ゅぃ]
・・・・・!!!
鏡に写っているあたしの顔・・・泣きはらしたせいで目がぽっこり腫れてて、化粧はもうぐちゃぐちゃ。
マスカラが下まぶたにたくさん落ちてて・・・とても人前に出せる顔ではなかった。
最悪だ。
・・・・あたし、泣いてたんだっけ。
駄目だ。思い出したらまた涙が出てきそうになってきた。
:10/06/19 00:15
:PC
:☆☆☆
#42 [ゅぃ]
「・・・もう・・・いやだぁ・・・」
また涙。
泣いても泣いても涙は枯れないよ。
あたしはまた、その場で蹲った。
ガチャ
「・・・・・え??何してんの心っ!」
亜美が帰ってきた。
:10/06/19 00:16
:PC
:☆☆☆
#43 [ゅぃ]
「・・・・・ぅぅー・・・」
「心?どうした?」
亜美はあたしに駆け寄って、肩を抱いてくれた。
「もう・・・嫌だよぉ・・・・」
「・・・・・とりあえず、心化粧落とした方がいいよ?先に落とそーよ」
「ぅん・・・・」
あたしはぐちゃぐちゃになった化粧を綺麗に落とした。
すっぴん顔になると、腫れた目はますます目立って、あぁーこんなの見せられるの亜美と家族くらいだよ。って思った。
:10/06/19 00:19
:PC
:☆☆☆
#44 [ゅぃ]
「はい。これで冷やしな?」
「・・・・ありがと」
「で。どうしたの?・・・・具合悪くなって帰っただけじゃないんでしょ?」
「・・・ぅん。あのね・・・・・」
あたしは亜美に話した。・・・涙声で翔輝のこと、レミちゃんのこと、直哉のこと、自分のこと。
「・・・・じっぶんが・・・自分のね、どーしようもない所とか・・・っ、もう嫌だよぉ・・・」
:10/06/19 00:23
:PC
:☆☆☆
#45 [ゅぃ]
「うん・・・・」
「分かってるのに・・・っ自分の嫌な所ばっかり・・・・!」
「うん」
亜美はうん、うん、って聞いてくれた。
・・・いつもそうだよね。亜美はちゃんとあたしの話、聞いてくれるんだ。亜美には全部、さらけ出せられる。
「・・・・・ありがと。話したら落ち着いた・・・ズっ」
「心は思ったこと、なんでも言いなよ。話せば落ち着くんだからさ」
:10/06/19 00:30
:PC
:☆☆☆
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