Love forever 〜Destiny〜U
最新 最初 🆕
#266 [ゅぃ]
「ついてきてください。」

手術中・・・って親父そんなに悪かったのか?
看護婦さんに案内されながら、俺の頭は不安だらけだった。


「こちらです・・・」

そう言われ頭を上げた俺の目の前にいたのは、泣き崩れているお袋と、そのすぐ側にいた翔司だった。

⏰:10/11/10 00:15 📱:PC 🆔:☆☆☆


#267 [ゅぃ]
「・・・兄ちゃんっ!!」

「翔司、お袋・・・・親父は?」

「・・・ッわからない・・・ヒッ・・・く」
泣き崩れているお袋を、翔司は力無く支えていた。

「兄ちゃん・・・・どうしよう俺・・・俺・・・・こえーよ・・・」

翔司が俺につぶやいた。

⏰:10/11/10 00:18 📱:PC 🆔:☆☆☆


#268 [ゅぃ]
・・・・その時、俺は思ったんだ。

俺何してるんだ?って。
泣き崩れているお袋、震えている翔司。
二人を見て思った。

・・・・・俺が皆の事支えてやんなきゃ。って・・・。

家族守らねぇと・・・。
俺が守らないで誰が守るんだ?

⏰:10/11/10 00:19 📱:PC 🆔:☆☆☆


#269 [ゅぃ]
「大丈夫だよ・・・親父なら・・・きっと大丈夫だ」

俺は自分自身にも言い聞かせるようにそう言った。


俺たちの目の前にある、「手術中」と光っているランプ。
今、このドアの向こうで親父は戦ってるんだ。

俺は親父が無事であることを精一杯祈った。

⏰:10/11/16 00:38 📱:PC 🆔:☆☆☆


#270 [ゅぃ]
大丈夫に決まってる。
大丈夫。絶対大丈夫。
そう何度も心の中で繰り返した。

俺と同じように、お袋と翔司もそう思ってたに違いない。



・・・・・どれくらい待ったんだろう?

⏰:10/11/16 00:39 📱:PC 🆔:☆☆☆


#271 [ゅぃ]
突然、パッと手術中のランプが消えた。
俺はハッとし、目の前のドアを見つめた。

・・・・・俺たちの前に現れたのは、担架に横たわっている親父の姿。



「ご家族の方ですか?」
医師の男の人が、そう言った。

⏰:10/11/16 00:41 📱:PC 🆔:☆☆☆


#272 [ゅぃ]
「は・・・い・・・。」

「そうです」
お袋に続いて俺もそう答えた。


「そうですか・・・・・手術は無事成功しました。」

「・・・・・っよかったぁ・・・・」
安堵の息を漏らす翔司。

俺もお袋も、その言葉を聞いてもの凄くホッとした。

⏰:10/11/16 00:43 📱:PC 🆔:☆☆☆


#273 [ゅぃ]
「あの、それで・・・少しこれからについての説明を・・・」

「・・・・はい?」

「・・・どうやら旦那さんは、午前中に車と接触事故に合っていたようで・・・。」


「接触事故・・・・」

「はい。」

⏰:10/11/20 16:48 📱:PC 🆔:☆☆☆


#274 [ゅぃ]
医師の説明によると、親父は午前中車と接触事故に合ったらしい。
少し衝撃は受けたものの、大丈夫だろうと思い、親父は仕事があったため職場へと向かった。

・・・・だけど、仕事中親父は倒れた。
どうやら脳に異常があったらしい。

幸い、医師による手術のおかげで親父は一命を取り留めた。

⏰:10/11/20 16:51 📱:PC 🆔:☆☆☆


#275 [ゅぃ]
だけど・・・・・・。


「・・・・後遺・・・症?」

「はい。旦那さんは今後、手足が麻痺したり、身体が思うように動かなくなってしまうかもしれません。」

・・・医師から告げられた現実に、目の前が暗くなった。

⏰:10/11/20 16:54 📱:PC 🆔:☆☆☆


★コメント★

←次 | 前→
↩ トピック
msgβ
💬
🔍 ↔ 📝
C-BoX E194.194