その日が来る前に、
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#908 [愛華]
「……わがままでゴメン」

隆則は小さな声で言った。

「ぜーんぜん!!
ありがとう。嬉しかったよ」

あたしはニカッと笑った。


隆則は間違ってない。
でもきっとあたしの思いも
間違いじゃない。

人と人との想いが交差すると…
難しくなっちゃうのは世の常。

⏰:10/09/29 00:47 📱:840SH 🆔:BD2ubYYQ


#909 [愛華]
いつまで経っても誨さんは
戻ってこない。
どうやら気をつかわれたらしい。

あたしは丁度、休憩にはいる
ところだったので隆則と
回ることにした。


「梓ー!!回ってくるねー!」

「あれ、タカ来てたんだ!
わかったー!楽しんできてー!」

梓は裏でホットケーキを焼く係。
かなり忙しそうだ。

⏰:10/09/29 00:51 📱:840SH 🆔:BD2ubYYQ


#910 [愛華]
もう少ししたら、直純くんが
帰ってくるので、梓を
手伝ってくれるだろう。

あたしたちは教室から出た。


色んなクラスを回りながら
三年生にあいさつをする。
「お似合いですね」
と言われたのが嬉しかった。


久しぶりに隆則と歩いたので
ちょっと緊張したり……

⏰:10/09/29 00:54 📱:840SH 🆔:BD2ubYYQ


#911 [愛華]
「隆則ー!わたあめ食べたいー」

「どんだけ食うんだよ…」

そういいながら買ってきてくれる
隆則。ちゃんと自分の分も(笑)

隆則と回るお祭りは楽しかった。

でも『再会』は刻一刻と


迫っていた。

⏰:10/09/29 00:58 📱:840SH 🆔:BD2ubYYQ


#912 [愛華]
「なんか飲み物買ってくる」

急に隆則が言った。

「でも並んでるし、いーよ」

「いや、俺の喉が限界。那佑は
ここで待ってろ」

隆則はそう言って、列の中に
消えていった。
よほど喉が渇いてたんだろう。


あたしは一人ぽけーっと
わたあめを食べながら立っていた

⏰:10/09/29 01:02 📱:840SH 🆔:BD2ubYYQ


#913 [愛華]
「……なにしてんの白石」

「え、あ、直純くん!
休憩もう少しで終わるよ?」

「今、教室もどるとこ。
………彼氏ときてんの?」

「うん。今待ってるの」

「……ふーん」

……なぜかはわからない。
急に悪寒が走った。
なにかが起こる。
そんな気がしたんだ。

⏰:10/09/29 01:06 📱:840SH 🆔:BD2ubYYQ


#914 [愛華]
「……彼氏に、会いたいな」

「え………」

「ダメ?」

「いや別にいーよ?紹介するよ」

あたしは直純くんと二人で
隆則を待つ。

「……気になってたんだけど」

「ん?なに?」

⏰:10/09/29 01:09 📱:840SH 🆔:BD2ubYYQ


#915 [愛華]
「なんで隆則に会いたがるの?」

「……好きな人の彼氏だから」

「ほんとにそれだけ?」

ずっと気になってたこと。
隆則の話を直純くんにした時の…
違和感。まるで……


隆則を知っているみたいな。


「……今にわかるよ、全部」

⏰:10/09/29 01:11 📱:840SH 🆔:BD2ubYYQ


#916 [愛華]
わかる?なにが?

「直純くん。それって……」


ガシャン!!


あたしの言葉は遮られた。
隆則のジュースを落とした音で。


隆則は……固まっていた。





「…………なお……ず、み?」

⏰:10/09/29 01:14 📱:840SH 🆔:BD2ubYYQ


#917 [愛華]
今日の更新は終わりです

>>882-916

⏰:10/09/29 01:25 📱:840SH 🆔:BD2ubYYQ


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