その日が来る前に、
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#945 [愛華]
父さんとじいちゃんの間に
どんなことがあったのかは知らないけれど、父さんいわく
「あの男から俺が生まれたという事実を消してしまいたい」
らしい。相当憎んでるんだろう。
それでも俺は父さんを尊敬してる
いつか、父さんと母さんのような
夫婦になれたらいい。
俺はみんなが寝静まった部屋の
布団の中で思った。
:10/10/02 01:33
:840SH
:RaeIpkp6
#946 [愛華]
:10/10/02 01:38
:840SH
:RaeIpkp6
#947 [我輩は匿名である]
次の日も何事もなく終わり。
風呂から上がった俺は達也と
土産屋で土産を買うことにした
店が小さい割には品揃えは豊富。
手作り感あふれる木でできた
ペン立てやオルゴールは
ぬくもりが伝わってくるようだ。
「隆則、これよくね?」
達也の手にはネックレス。
しかも女物。
「え、これ誰にあげんの……」
:10/10/03 20:02
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:GxsBU8xE
#948 [我輩は匿名である]
「もち、真理菜ちゃん!」
自信たっぷり気に達也は言った。
えー……
真理菜ちゃんにお土産?
真理菜ちゃんもここ来てんのに?
「ばーか、プレゼントだよ!」
あ、心の中読まれた。
「ふーん。なんで?」
「これ渡して、告るんだ!」
「あ、今日告るんだっけね」
:10/10/03 21:14
:840SH
:GxsBU8xE
#949 [我輩は匿名である]
「うん。仲良くなれたしさー
けっこうイケると思うんだ♪」
「マジかー頑張れよ!」
「うん。でさーお願いが……」
「うん?」
その日の夜遅く。消灯直前。
俺は真理菜ちゃんの部屋の前に
いた。
ぴんぽーん。
「はーい、先生かなぁー」
がちゃ
:10/10/03 22:42
:840SH
:GxsBU8xE
#950 [我輩は匿名である]
「あー…サキちゃん…あのさ」
「たたた、隆則くん!!
どうしたの、なに、え、なんで
まさか、よ、よよよ」
「いや、違う、違うから
落ち着いてくんないかな?」
「え、あ、うん、はい!!」
だめだこりゃ。
なにを隠そう、クラスの人気者の
サキちゃん。
一週間前に俺が振った子なのだ。
:10/10/03 22:45
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:GxsBU8xE
#951 [愛華]
ったく。なんで真理菜ちゃんを
呼び出す役を俺がやらねば
ならんのだ。達也のやつ……
「それで……隆則くん何の用?」
目を輝かせながらサキちゃんが言う。うわ、なんか期待してる。何かを求めてる。
「あ…と。真理菜ちゃんいる?」
「え、ま、真理菜?」
「うん。真理菜ちゃん呼んで…
くれたりしちゃったり?」
:10/10/03 22:52
:840SH
:GxsBU8xE
#952 [愛華]
「うん………いい、よ?」
サキちゃん。声裏返ってるよ。
がっかりしてんのバレバレだよ。ごめんな、サキちゃん。
「ま、真理菜ー!」
「サキ呼んだー?って…わっ!
隆則くん!!なんで!?」
真理菜ちゃんはトランプの途中
だったみたいで片手にトランプ
片手にジュースを持っていた。
「……ちょっといい?」
:10/10/03 22:57
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#953 [愛華]
「え…うん、いいけど……」
真理菜ちゃんはパーカを羽織ると
急いで部屋を出てきた。
サキちゃんはその様子を
呪い殺しそうな目で見ていた。
あー…勘違いしてるな、多分。
まぁシチュエーション的に無理もない。告るのは
俺じゃねんだけどな………
俺は達也に言われた通りに
昨日、俺が告られたテラスに
真理菜ちゃんを連れて来た。
:10/10/03 23:05
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:GxsBU8xE
#954 [愛華]
風呂から上がって、かなり
時間が経っていたため、肌寒かった。達也はまだ来ていない。
…早くしないと先生が部屋に見回りに来ちまう。
なにやってんだよ、達也……
俺たちはとりあえず、
ベンチに座ることにした。
「……それで、何の用?」
「え、えーとね……」
真理菜ちゃんがいきなり本題に
入った。どーすりゃいんだ。
:10/10/03 23:09
:840SH
:GxsBU8xE
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