その日が来る前に、
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#472 [愛華]
「梓にもメーワクかけて…
ごめんね?」

「もう謝んなくていい。
あたしにも責任あるし……
タカもさ、戸惑ってるだけだよ」

戸惑ってる?
そんなレベルかな?

「…あきれちゃったのかも」

「はぁ?タカが?那佑に?
それはありえないよ」

「なんで言い切れるの?」

⏰:10/08/20 22:55 📱:840SH 🆔:6awY7GTY


#473 [愛華]
「あたしは隆則と一緒にいたい。
例えどんなことがあったって
隆則にそばにいてほしい。
隆則も同じ気持ちであってほしい
そう思ってたよ、ずっと。
でも隆則があそこで来なかったら
あたしは……隆則のもとになんか
いつもどおり戻れなかった。

……隆則は同じ気持ちじゃない」

「ば…っっっかじゃないの!!」

⏰:10/08/20 22:59 📱:840SH 🆔:6awY7GTY


#474 [愛華]
一気に話したあと
梓が耳元で叫んだ。

「たった5日で何いってんの!!
もし那佑がタカの立場だったら?
タカにあきれて離れてく?
あたしが知ってる二人は
そんな人間なんかじゃない!!」

………梓……
何も言えなかった。
何が言えるっていうの?

「……タカは離れたりしない。
自分の大切な女を守れなかった
ことを悔いてる。
自分を責めて責めまくってる」

⏰:10/08/20 23:04 📱:840SH 🆔:6awY7GTY


#475 [愛華]
「………隆則は悪くないのに」

涙がぽろぽろこぼれた。
なんか、あたたかかった。

「タカを信じてあげてよ」

梓はあたしの頭をなでてくれた。
あたしが泣き止むまで
ずっと………

⏰:10/08/20 23:07 📱:840SH 🆔:6awY7GTY


#476 [愛華]
人のぬくもりをあまり知らない
人間は、そーいうことに
敏感になって臆病になる。

いつか自分から
離れてくんじゃないか……
だから甘えたくなくて
強くなろうと思う。

ちゃんと信じていないから。
でも違うね。
信じることも強さなんだね。

⏰:10/08/20 23:10 📱:840SH 🆔:6awY7GTY


#477 [愛華]
「そーいえば……
なんであたしがいる場所が
わかったの?」

落ち着いたころ、
気になっていたことを聞いた。

「あぁ、あそこはさ
元ラブホでベッドとかあるし
その…そーゆーことするのに
色々便利なので有名なんだよ。
タカには話をしただけで
どこに那佑がいるか
わかったみたいだね」

⏰:10/08/20 23:17 📱:840SH 🆔:6awY7GTY


#478 [愛華]
そうだったんだ……
隆則はすごいなぁ。
来てほしいって思ったら
すぐに来てくれる。
スーパーマンみたいだね。

「…すぐに来てくれるよ。
タカのやつ、那佑に
ベタボレだもん」

あたしの心を読んだように
梓が言った。


会いたい。
顔が見たいよ……

⏰:10/08/20 23:20 📱:840SH 🆔:6awY7GTY


#479 [愛華]
〜隆則side〜

⏰:10/08/20 23:21 📱:840SH 🆔:6awY7GTY


#480 [愛華]
梓から話をきいた時
本気で気が狂うかと思った。

男に連れ込まれる時の場所は
すぐに予想できたから
迷わず向かうことができた。

不思議なほど冷静だった。
那佑を見つけた時。
あぁ……俺。

⏰:10/08/21 23:26 📱:840SH 🆔:DOVW8oMw


#481 [愛華]
那佑と出会って、変われた。
そう思いこんでた。
でも違った。
俺の中には…黒い闇が残ってた。


殺してやろうと思った。
そんな自分に恐怖を感じて
拳をにぎりしめてこらえたんだ。

でも押さえられなくて。
気がついたら殴ってた。

⏰:10/08/21 23:29 📱:840SH 🆔:DOVW8oMw


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