その日が来る前に、
最新 最初 🆕
#802 [愛華]
俺は傷跡にキスを落とす。

「隆則……くすぐったい…」

那佑は悲しそうに笑う。


那佑は普通の女の子じゃ、ない。
普通には生きてゆけない。





守りたい。愛したい。

⏰:10/09/18 10:59 📱:840SH 🆔:ezr.uR82


#803 [愛華]
なんとなく、これが
一生の最初で最後の恋になると
わかっていたから。

愛したい。ゆっくりでいい。
守りたい。俺の命に懸けて。


本当に本当に愛しいひとだから。



俺は那佑の服のボタンを
閉めていった。

⏰:10/09/18 11:29 📱:840SH 🆔:ezr.uR82


#804 [愛華]
「……隆則………?」

「………やめよっか」

那佑が見てわかるほどに
落ち込んだ顔をした。



「傷が……あるから?」

まずい!!泣くパターンだ!!


「ちげぇよ!!んなわけねぇ!
俺だって男だし色々したいに
決まってんだろ!!」

⏰:10/09/18 11:32 📱:840SH 🆔:ezr.uR82


#805 [愛華]
「じゃあなんで……?」


……そんな顔すんなってば…
せっかく我慢できたのに
また理性とんじゃうから。


「……ゆっくりでいいよ。
一緒にいれるだけで俺はいい。
なんか、こんななんとなーくで
那佑とするのは……嫌なんだ」


嘘です。本当はしたいです。

⏰:10/09/18 11:35 📱:840SH 🆔:ezr.uR82


#806 [愛華]
「大事にしたいの。多分俺さ
那佑が思ってるよりもっともっと
那佑のこと好きだから。
こーゆーのも……大事にしたい」


やべ、言ってから照れた。
言わなきゃよかった……
や、本当のことなんだけどな?


那佑は顔を赤く染めて、
こてんと俺に倒れ込む。

………それはまずいっすよ。

⏰:10/09/18 11:39 📱:840SH 🆔:ezr.uR82


#807 [愛華]
「あの、さ、那佑?今日は…
帰ってくんねぇかな?」

「………なんでー?」

「……あの、我慢がね……
俺もね、自信ないわけ」


那佑は、わけわからんという
顔をして、やっと意味がわかった
のか真っ赤になって俺から離れた

……ホッ ちょっとガクッ……

⏰:10/09/18 11:43 📱:840SH 🆔:ezr.uR82


#808 [愛華]
「じゃ、きょ 今日は帰るよ」

「うん。またメールする、な」

上手く話せない……
ダサいなぁ俺………はぁ……



カチャン。


ドアのしまった音を確認する。


「………っっぶなかった…」

⏰:10/09/18 11:55 📱:840SH 🆔:ezr.uR82


#809 [愛華]
マジあぶなかった。
あんなことやこんなことで
終わらなくなるとこだった…



…俺なんで今まで我慢して
いられたんだろう………

焦ってんのかな?俺。
だとしたら なにに?

見えないなにかに焦ってる。




ひとりじめしたい。那佑を……

⏰:10/09/18 11:59 📱:840SH 🆔:ezr.uR82


#810 [愛華]
-那佑side-

⏰:10/09/18 12:06 📱:840SH 🆔:ezr.uR82


#811 [愛華]
びっくりして
ちょっと悲しくて
すごく嬉しかった。

隆則。ありがとう。
あたし、大事にされてる。


あたしが病気じゃなかったら
あなたはあの時どうしたかな

どっちにしても同じだったかな


ありがとうね、隆則。

⏰:10/09/18 12:08 📱:840SH 🆔:ezr.uR82


★コメント★

←次 | 前→
↩ トピック
msgβ
💬
🔍 ↔ 📝
C-BoX E194.194