その日が来る前に、
最新 最初 全 
#930 [愛華]
「まぁ頑張れよ。」
「ムフフ。見とけ俺の勇姿」
べつにお前の勇姿に期待は
してないけど………。
一日目は登山やらなんやらを
やった。疲れたぁ……
「隆則ー風呂いくぞ風呂ー」
「おー行くかぁ」
:10/10/01 23:15
:840SH
:8kcPpCes
#931 [愛華]
ここの宿は温泉で有名。
かなり広い露天風呂があり
学年全員の男子が入れる。
「隆則……お前デカイな」
「え?普通じゃね?」
「イヤ、だって……(省略)」
……………お約束な話。
風呂からあがると廊下で女子
たちが固まっていた。
:10/10/01 23:19
:840SH
:8kcPpCes
#932 [愛華]
きゃっきゃしながらアイスを
食べていた。
お、なんか近づいてきた。
「あの、隆則くん……
ちょっと……いいかな?」
見たこともない女子。
違うクラスだな。知らないもん。
俺たちはテラスへ移動した。
ひんやりした風が心地よかった
:10/10/01 23:23
:840SH
:8kcPpCes
#933 [愛華]
なんとなーく雰囲気でわかった
けど……
「あのね……好きなの。」
えと……はい。
何回言われてもやっぱ慣れない。
なんて言えばいーのか詰まる。
「あのな……うれしんだけど…
名前も知らないしさ。俺あんま
女子好きじゃないし…わりぃな」
俺、こんなんでいいんだろうか
:10/10/01 23:26
:840SH
:8kcPpCes
#934 [愛華]
年頃の男子が、女子が苦手。
そりゃまぁ男だから
色々したい、て思ったりもする。
でも実際の女の子を見ると、
やっぱり無理だなって思う。
……こんなんで大丈夫か、俺。
将来、結婚とかできんのかな。
ちゃんと好きな人とかできんの?
結局この日は、知らない女子
3人に告られた。
:10/10/01 23:31
:840SH
:8kcPpCes
#935 [愛華]
なんとなーく将来に不安を覚え、
部屋に戻った。
「ただいまぁー」
「おー隆則!どーだった?」
「どーもこーもねぇよ。だって
知らねぇやつだし。断った」
「またかよ〜もったいねぇ〜」
達也はそういって、スルメを
リュックからドサッと出した。
どんだけ持ってきてんだ、スルメ
:10/10/01 23:36
:840SH
:8kcPpCes
#936 [愛華]
夜は部屋の男子たちで輪になり
先生が来るかもしれないスリル
の中で話したりする。
これ、鉄則。
んで怪談とかを……
「…でさ、俺が生まれたのは…」
……話さなかった。
え?違うの? 怪談は違うの?
達也は輪の中心で『命の神秘』
について話していた。
え、なにこの展開。
:10/10/01 23:52
:840SH
:8kcPpCes
#937 [愛華]
みんな、聞いたこともない話
だからか聴き入っていた。
かくいう俺も達也の話のおもしろさに引き込まれていった。
途中、「生まれてきてよかった」
と涙を流しそうになったりもした
ていうか話してる達也が泣いてた
なんだコレ。どういう状況?
泣きながら命について語る男子達
多分、俺達だけだろう。
:10/10/01 23:56
:840SH
:8kcPpCes
#938 [愛華]
「じゃあ俺達が生まれたのは
奇跡なんだよな……ズズッ」
スルメ食べながら鼻すするな。
「まぁな。親がいての、俺等
だからな。感謝だよな」
「俺達もいつか親になんのかぁ」
みんなでしみじみと想像する。
未来の自分。
俺はいつか……出会えるかな?
自分の全てを捧げられる
命をその人に懸けてもいいって
そう思えるような人に。
:10/10/02 00:03
:840SH
:RaeIpkp6
#939 [愛華]
「……てかさ、親になるためには
子供を作るだろ?
子供を作るためには……」
「あぁ……まぁそうなるよな…」
お?
「じ、実際どんなかんじ
なんだろうなぁ…そういうの」
なんか話が180度変わるぞ。
どこいった、命の神秘。
:10/10/02 00:35
:840SH
:RaeIpkp6
★コメント★
←次 | 前→
トピック
C-BoX E194.194