オッサンと高校生
最新 最初 全 
#101 [c]
:10/07/25 23:03
:P906i
:☆☆☆
#102 [c]
「じゃあ、帰るわ」
伸が11時頃そう言って立ち上がった。
いつものように玄関の外まで見送りに行く。
「あんたも頑張りいや?好きな子と。」
ふふっと笑って手を振った。
:10/07/25 23:07
:P906i
:☆☆☆
#103 [c]
すると後ろから足音がしたので、誰かが来たと思って振り返ろうとしたときー‥
ーーーーーチュッ。
「ちょっと、伸!!!」
:10/07/25 23:09
:P906i
:☆☆☆
#104 [c]
首に手をまわされキスされた。
一瞬のふいをつかれた。
「じゃあな」
伸は耳元でそう言い、笑みを浮かべて帰って行った。
:10/07/25 23:10
:P906i
:☆☆☆
#105 [c]
「あっ、」
あたしは足音がしていたのを思い出して後ろを振り返った。
ー最悪…
「見てた…?」
そこには雅也がいた。
:10/07/25 23:12
:P906i
:☆☆☆
#106 [c]
「すまんすまん!見るつもりはなかったんやけどな?
兄ちゃん、俺と目おおたのに気にせずああいうことするんやなっ!今の若い子は(笑)」
伸…わざとや。
雅也のことどんな人かも分からんやろけど、何か勘づいたんやろな‥
:10/07/25 23:16
:P906i
:☆☆☆
#107 [c]
「やっぱり彼氏おるんやな〜!」
「は?!ちゃうから。」
最悪。見られたくなかった。
「‥付き合ってへんのか?」
「うん。ただの幼なじみ」
:10/07/25 23:17
:P906i
:☆☆☆
#108 [c]
「そんなん、付き合ってもないヤツとあんなことしたアカンやろ?本間に大事なやつとしい?自分大事にしろよ。」
いつもと違う真剣な顔の雅也、
あたしは目をそらされへんかった。
そしたらニカッと笑って、
「お前、可愛いからすぐ守ってくれるやつできるわ。」
そう言って頭なでてきた。
:10/07/25 23:21
:P906i
:☆☆☆
#109 [我輩は匿名である]
先が気になる。
更新楽しみにしよるよ☆
:10/07/26 00:16
:SH03A
:☆☆☆
#110 [我輩は匿名である]
:10/07/26 12:06
:W62SH
:zC8JzU6g
#111 [ゆリ]
すごく面白いです

更新頑張って下さい

.
:10/07/26 18:01
:P02A
:Y.UnRoHw
#112 [c]
:10/07/27 01:04
:P906i
:☆☆☆
#113 [c]
「‥あたしは何かあっても守られたらあかんと思う。あたしの人生、そこまで大したことないからさ(笑)」
あたしは急にふと孤独感に襲われた。
雅也をあたしが想うことは、父親の女と一緒のこと。
あかん、まだ大丈夫。
これ以上はあかん
:10/07/27 01:11
:P906i
:☆☆☆
#114 [c]
「じゃあね」
あたしは笑顔を残してその場を後にした
ただポツンとソファに座っていた。
:10/07/27 01:13
:P906i
:☆☆☆
#115 [c]
ピリリリリー…
可愛げのない着信が鳴る。
「じいちゃん…」
ディスプレイにはそう表示されていた。
あたしの、お母さんのお父さん。
:10/07/27 01:15
:P906i
:☆☆☆
#116 [c]
「もしもし?」
「綾か???!
いますぐ、今すぐに××病院に来てくれんかね!!!
ばあさんが………!」
あたしはじいちゃんの電話を切って家を飛び出した。
すると玄関の外にはタバコを吸ってる雅也がいた。
:10/07/27 01:17
:P906i
:☆☆☆
#117 [c]
「どないしたんやっ!?」
勢いよくドアを開けたあたしに驚いていた
「おばあちゃん…おばあちゃんが‥!」
あたしは気が動転してそれだけを言って走ってマンションを出て、タクシーを捕まえた。
:10/07/27 01:19
:P906i
:☆☆☆
#118 [c]
「××病院!!急いで!!!」
あたしはとにかく願っていた
"おばあちゃん助かって…"
じいちゃんからの電話はこうやった。
おばあちゃんは前々から心臓の病気にかかってたって。あたしは知らんかった。それで今日いきなり倒れて病院に運ばれた。
今日が峠って医者が…
:10/07/27 01:23
:P906i
:☆☆☆
#119 [c]
病院についてあたしは乱暴に札だけ置いて教えてもらった病室へ走った
「おばあちゃん!」
「あ‥や…」
ドアを開けるとじいちゃんが泣き崩れてきた
あたしは今気づいた
ピーーーーという音が鳴ってる
:10/07/27 01:26
:P906i
:☆☆☆
#120 [c]
「うそやろ…??」
「…たった今、たったいまやったんや……」
じいちゃんがあたしの手を強く握った。
その上にじいちゃんの涙が落ちる。
:10/07/27 01:29
:P906i
:☆☆☆
#121 [c]
「おばあちゃん…」
いつもの優しい顔で眠っていた。
「眠ってるだけやん…?
おばあちゃん?なぁ、目覚ましてや…」
何も届くはずもなくて
信じられへんくて
ずっとおばあちゃんの横に座ってた
:10/07/27 01:31
:P906i
:☆☆☆
#122 [c]
何時間座ってたかわからん
「綾一旦家帰りなさい。
また連絡するから」
そうじいちゃんに言われてあたしはじいちゃんの手を握って病院を後にした。
家に着くころには朝方やって、あたしはマンションの屋上へ行った
:10/07/27 01:34
:P906i
:☆☆☆
#123 [c]
おばあちゃん。
お母さん。
唯一あたしの味方でいてくれる人があたしの前からおらんくなる…
あたしおばあちゃんが病気なんて全く知らんかった
いつも優しくて
いつもいつも…
:10/07/27 01:36
:P906i
:☆☆☆
#124 [c]
不思議と涙は出てこうへん
遠い向こうの方から日が昇ってきて、また1日が始まる。
生きる意味がなくなった気がした
「あたし何で生きてんねやろ…」
:10/07/27 01:39
:P906i
:☆☆☆
#125 [c]
「おいおい、飛び降りたりすんなよ?」
…は?
何でいつも現れんの…?
「雅也、何してんの‥?」
:10/07/27 01:41
:P906i
:☆☆☆
#126 [c]
「そらあんな言葉残されたら心配で寝られんわ。
大丈夫か‥?」
そう言って、雅也にギュッと抱き締められた。
「…死んじゃった」
あたしの言葉に抱き締められる力が増した。
:10/07/27 01:44
:P906i
:☆☆☆
#127 [c]
そしたらポタッと頭に冷たいのが落ちてきたから雨かと思って上見上げた…
……
「何で雅也が泣くん‥?」
雅也の涙やった。
:10/07/27 01:46
:P906i
:☆☆☆
#128 [c]
「辛いな…。
お前が背負うにはまだ重たすぎるやろ?色んなこと、全部お前一人じゃ抱えこんだあかん」
そう言って雅也は泣いていた。
あたしのために涙を流してくれた人なんか初めてで、あたしはどうしたらいいか分からんくて、もう一度雅也の胸に顔をうずめた。
:10/07/27 01:50
:P906i
:☆☆☆
#129 [我輩は匿名である]
あげ

応援してます

:10/08/03 22:24
:SH03A
:0gMojVtk
#130 [ももたろう]
あげ☆彡面白いです♪頑張ってくださいね(^O^)
:10/08/07 15:33
:930CA
:kBoyGz8U
#131 [我輩は匿名である]
:10/08/07 22:04
:P08A3
:Tq0zcPtY
#132 [我輩は匿名である]
:10/08/07 22:04
:P08A3
:Tq0zcPtY
#133 [我輩は匿名である]
つーづーきー(´;ω;`)
:10/08/10 03:10
:auSH3F
:0l1iF8c6
#134 [あゅ]
:10/08/10 21:24
:N2102V
:CJ30xN1s
#135 [らい]
続き読みたい

:10/08/11 15:26
:SH07B
:q.gnF20.
#136 [c]
皆さんありがとうございます(T_T)
頑張っていっぱい更新します


最後までお付き合いください

:10/08/11 22:03
:P906i
:☆☆☆
#137 [c]
なんでこんなに落ち着くんかな?
あったかい布団にくるまれてるみたいや。
ずっとこのままで居たい。
柄にもなくそう思ってしまった。
:10/08/11 22:05
:P906i
:☆☆☆
#138 [c]
それからは、
お通夜にお葬式にちゃくちゃくと進められていった。
あっという間やった
お葬式には伸も来てくれた。
伸は小さい頃からおばあちゃんともよく遊んでたから、伸の涙をみてあたしは初めて涙を流した。
:10/08/11 22:08
:P906i
:☆☆☆
#139 [c]
おばあちゃん死んじゃったんや。
急に実感がわき、
あたしは泣く泣く家に帰った。
:10/08/11 22:09
:P906i
:☆☆☆
#140 [c]
玄関の前に誰かが立っていた。
近づいて顔がはっきり見えて、あたしは持っていたカバンをつい落とした。
「久しぶりやな」
:10/08/11 22:11
:P906i
:☆☆☆
#141 [c]
そう笑顔で言ったのはあたしの父親やった。
その横には生まれたての赤ちゃんを抱いたあの女がいた。
今更何しに来てん。
あたしは無視して鍵をあけて家に入ろうとした。
:10/08/11 22:13
:P906i
:☆☆☆
#142 [c]
「ちょっと待てやぁ」
やたらと甘えた声でそう言って腕を掴まれた
「触んな」
あたしは振り払った。
「お義母さん亡くなったんやってなぁ。
それでな?」
:10/08/11 22:17
:P906i
:☆☆☆
#143 [c]
「お前に遺産の半分あったらしいなぁ。」
あたしは無視してたけどこの言葉聞いて、ほんまに腹立った。
金目当てか?
ほんま、人間のクズや。
:10/08/11 22:19
:P906i
:☆☆☆
#144 [c]
気がついたらあたしは父親を殴ってた。
横からは
「ちょっと、何するんあんた!」
って女の声。
「お前ら頭も心も腐ってるで、可哀想に」
こんなんがあたしの父親で悔しくて、おばあちゃんに申し訳なくて涙が出そうになんのを我慢して睨んだ。
:10/08/11 22:23
:P906i
:☆☆☆
#145 [c]
すると父親はあたしの胸ぐら掴んで「調子のってんちゃうぞ」って手を挙げた。
瞬間、
「はいはい、終わりですよ〜」
…そうあたしの前に出て来てくれたのは、
雅也やった。
:10/08/11 22:25
:P906i
:☆☆☆
#146 [c]
「今日のところはお引き取り下さい」
そう言って雅也は後ろであたしの手を握ってくれていた。
「あんな娘にはならんでなぁ」
父親たちは赤ちゃんの頭を撫でながら去っていった。
:10/08/11 22:31
:P906i
:☆☆☆
#147 [ゆリ]
更新嬉しいです

これからも頑張って下さい
(*^^*)

.
:10/08/12 13:59
:P02A
:MftzC9hY
#148 [c]
:10/08/13 02:56
:P906i
:☆☆☆
#149 [c]
嵐が去ったようやった。
「なんで‥?雅也‥」
涙で喉がつまってうまく喋れへんかった。
あんな奴らのために泣くもんか。
「そらあんな大きい声、聞こえるわ
頑張ったな。」
:10/08/13 02:59
:P906i
:☆☆☆
#150 [c]
雅也があたしの頭を撫でた瞬間、涙があふれでてしょうがなかった。
「ッ‥」
「我慢すんなや?
お前のこと分かってるから。今は何も考えんと出すもん出しや。」
雅也はそう言ってあたしを抱えて部屋に連れて行ってくれた。
:10/08/13 03:01
:P906i
:☆☆☆
★コメント★
←次 | 前→
トピック
C-BoX E194.194