オッサンと高校生
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#301 [c]
「綾ちゃんは…彼氏とかいるの?」







彼氏…




「いま…せん……」

⏰:10/09/13 01:53 📱:P906i 🆔:☆☆☆


#302 [c]
「え〜!綾ちゃんすごくキレイやのに…。
すぐできるよっ!」



直子さんの笑った顔は
やっぱりどことなく雅也に似ていた。

あたしはめっちゃ切なくなって、少し直子さんと話したあとお礼を言って自分の部屋へ戻った。

⏰:10/09/13 01:55 📱:P906i 🆔:☆☆☆


#303 [舞]
<<300-400

⏰:10/09/13 11:50 📱:SH902iS 🆔:☆☆☆


#304 [舞]
>>300-400

⏰:10/09/13 11:51 📱:SH902iS 🆔:☆☆☆


#305 [我輩は匿名である]
>>200‐250
>>250‐300

⏰:10/09/13 20:35 📱:auSH3F 🆔:jamhV8FA


#306 [我輩は匿名である]
>>1-50
>>51-100
>>101-150
>>151-200
>>201-250
>>251-300
>>301-350

⏰:10/09/13 22:01 📱:W65T 🆔:☆☆☆


#307 [c]
久しぶりの更新ですみません(+_+)!

みなさんアンカーありがとうございます

⏰:10/09/24 00:57 📱:P906i 🆔:☆☆☆


#308 [c]
あたしは玄関で座り込んだ

やっと気づいた。

あたしは何をしてる?
誰を好きになってる?


あかんやん…

もうすぐ子供が生まれてくるような、幸せな家庭…
壊したらあかん。

⏰:10/09/24 01:00 📱:P906i 🆔:☆☆☆


#309 [c]
…終わりにしなあかん



でもな、雅也を想うと涙が溢れてくる。

あたしでもこんなに誰かを愛せるんや…


あたしは独り涙を流した。

⏰:10/09/24 01:04 📱:P906i 🆔:☆☆☆


#310 [c]
ピーンポーン―…


すぐ後ろでチャイムが鳴った。

「だれですか…?」



「綾?…俺や」


なんで……
どんな時でも雅也は現れるん?

⏰:10/09/24 01:07 📱:P906i 🆔:☆☆☆


#311 [c]
涙を拭いてドアを開ける


ガチャッ―


「どしたん?」


「今日俺んち来てたんやってな?奥さんがな、デザートにって」

そうあたしの前に差し出したのは、手作りのプリンやった。

⏰:10/09/24 01:09 📱:P906i 🆔:☆☆☆


#312 [c]
「なんていうか…俺の……奥さんにこんなんもらうん嫌やんな?ごめんな。

でも…顔見れると思って、すぐ渡しにきた」


優しい手で雅也は頭を撫でる。

「そんなこと、ないで。
ありがとう」


「ん…上がってもええか?」

⏰:10/09/24 01:13 📱:P906i 🆔:☆☆☆


#313 [c]
「あー…うん」

複雑やった。
どうしたらいいんかわからん
気持ちに正直になるって、いいことやんな?

でも…あたしのこの想いは秘めなあかん。

どうしても‥

⏰:10/09/24 01:15 📱:P906i 🆔:☆☆☆


#314 [c]
「…泣いてたんか?」

気づいたら雅也の腕の中やった。

「玄関は暗くてあんまわからんかったけど…
目、赤いで?」


雅也…。

雅也は、あたしが離れても奥さんや子供がいるから悲しまへんのかな?

あたしは雅也がそばに居らな………

⏰:10/09/24 01:18 📱:P906i 🆔:☆☆☆


#315 [c]
雅也の腕にポタッとあたしの涙が落ちた。


抱き締める力が強くなる。


「雅也…?」


「なんや?」


「あたしのこと、



…好き………?」

⏰:10/09/24 01:20 📱:P906i 🆔:☆☆☆


#316 [c]
「…だいすきや。」


「どれくらい……?

直子さんと、
どっちが…んっ……」


あたしの言葉を遮って雅也の舌が入ってきた。

「は…っん…」

息が苦しかった。

⏰:10/09/24 01:22 📱:P906i 🆔:☆☆☆


#317 [c]
でもその分、雅也のことしか頭になくて。
雅也のキスを感じれる…

もっと、雅也でいっぱいにして?

もっともっと、苦しめてや…


「や…っ」

首筋に這う舌、

耳元で囁く甘い声。

「お前しか見えへん…

不安にさせて、ごめんな……」

⏰:10/09/24 01:26 📱:P906i 🆔:☆☆☆


#318 [c]
胸に手が行き、押し倒される


慣れた手つきでボタンを外して簡単に裸にする雅也は、こういう経験が多いんやと毎回思う。

そのたび、雅也が年上やということ…

結婚をしてる人がいるんやって痛いほど感じる。

⏰:10/09/24 01:30 📱:P906i 🆔:☆☆☆


#319 [c]
でも、今は…

そんなことはもうどうでもいい。

全身で雅也を感じる。

⏰:10/09/24 01:31 📱:P906i 🆔:☆☆☆


#320 [c]
だってこれが、











最後やと思うから。

⏰:10/09/24 01:32 📱:P906i 🆔:☆☆☆


#321 [c]
「やっ…あ……んっ」


右の胸は優しく揉まれて、左は感じる所を激しく舐め回される

ゆっくりと雅也の左手は、下へと降りる…

「もっとその可愛い声、聞かせてや…」

耳元でこんなこと言われると、もっと…感じる。

⏰:10/09/24 01:35 📱:P906i 🆔:☆☆☆


#322 [c]
「あっん……や…ぁっ」

雅也の長細い指がすでに充分に濡れている所に入って、壊すかのように掻き乱す…

親指はふくらんでる所を刺激して…
あたしは本当に壊れてしまいそうやった。

「やぁ…ん……
あっ…んぁ…やっ…

あ…あか…んっイ…ク」

あたしはすぐに絶頂に達した

⏰:10/09/24 01:41 📱:P906i 🆔:☆☆☆


#323 [c]
「はぁ………やぁっ…!」


一息つく間もなく、あたしの中に雅也が入ってきた


「あ〜‥やば‥い」

雅也が気持ちよさそうに腰を振る

あたしも同じ。
雅也、同じように感じてるな‥

⏰:10/09/24 01:44 📱:P906i 🆔:☆☆☆


#324 [c]
「まさ…っやぁ…
んっあ…ん…

す…き……あっぁぁん…」

早くも2回も。
イッたせいで締め付け、雅也もそれで絶頂を迎えた


「はぁ……はぁ…」

重なりあって抱き締め合う。
雅也の重みも吐息も汗もなにもかもが愛しくて。

⏰:10/09/24 01:51 📱:P906i 🆔:☆☆☆


#325 [c]
雅也…なんでもう少し前に、あたしらは出会えなかったんやろうな。

運命やなんて綺麗ごと、いらん。

今あたしは、ただ目の前におる人がだいすきやねん…

それだけやで…?

⏰:10/09/24 01:53 📱:P906i 🆔:☆☆☆


#326 [c]
「まさ…や…すき…やで……」

鼻がツーンってなる。



あたし、雅也に出会って涙もろくなったんかな?

「綾、愛してるで。」

…ほら。
涙がとまらへん

⏰:10/09/24 01:55 📱:P906i 🆔:☆☆☆


#327 [c]
それから少しの時間、雅也は幸せそうな顔で寝てた。

繋いだこの手、離したくなくて。

ずっとこのまま時間が止まれば、こんなことさえ願ってしまうほど雅也は愛しかった。

これからも見ていたかった寝顔―…

⏰:10/09/24 01:57 📱:P906i 🆔:☆☆☆


#328 [c]
―…雅也が帰ってから、
あたしは物寂しいベッドで独りで眠った。



そして次の朝、いつも通りに学校へ行こうと玄関で靴をはいていた時、外から声が聞こえた。

⏰:10/09/24 02:01 📱:P906i 🆔:☆☆☆


#329 [c]
「ほな、行ってくるわ〜」


「この子ももうすぐ頑張って生まれてくるから、まぁくんもお仕事頑張ってね!」


こんなお隣さんのやり取りに、あたしは微笑んだ。

幸せな家庭が、すぐそこにはある。

⏰:10/09/24 02:05 📱:P906i 🆔:☆☆☆


#330 [c]
学校へ着いて、授業を受けて最後の6時間目だけ屋上でサボった。伸もいた。


「どないしてん、そんな目腫らして…なんかあったんか?」

「えっ!結構メイクでカバーしたつもりやねんけど、やっぱあかんかぁ…

もー…はっきりするときがきてん」

そう言ったときに終わりのチャイムが鳴って、伸の投げ掛ける疑問を無視してあたしは学校を出た。

⏰:10/09/24 02:10 📱:P906i 🆔:☆☆☆


#331 [c]
それからバイトへ行き、今日で辞めるから挨拶をして家に帰った。


そして…マンションの屋上へ行って、電話をかける


「もしもし、綾?」


「綾ー。
なぁ、今から屋上来れる?」

⏰:10/09/24 02:13 📱:P906i 🆔:☆☆☆


#332 [c]
「屋上?おぉー。ちょうど今帰ってるとこやからすぐ行くわ!」



電話を切って、

深く深呼吸をした。

⏰:10/09/24 02:15 📱:P906i 🆔:☆☆☆


#333 [c]
心地よい夜風を感じてた。



「おいおい、飛び降りたりすんなよ?」


振り替えると笑ってる雅也がいた。

「ばーか」
あたしもつられて笑った。

⏰:10/09/24 02:17 📱:P906i 🆔:☆☆☆


#334 [c]
「どないしたん?」


「ここ、初めて出会った場所。

あの時…あたしにはこの風景に色はなかったし、生きてる意味もなかった。

でも、今は綺麗って感じれるねん…」


「あや…?」


「雅也、あたしに生きろって言うたやん?」

⏰:10/09/24 02:19 📱:P906i 🆔:☆☆☆


#335 [c]
「あぁ…」

「誰かのために生きろって…。




あたしは雅也に出会って生きていこうって思えた…」

涙が出そうになるけれど…我慢する。

⏰:10/09/24 02:21 📱:P906i 🆔:☆☆☆


#336 [c]
「雅也に出会って、
あたしはこんなにも人を愛せるんやって思って…嬉しくって」


「……」

雅也は静かにあたしの言葉を聞いてる

「ずっと一生そばにおりたいって思った…


でもな、」

⏰:10/09/24 02:23 📱:P906i 🆔:☆☆☆


#337 [c]
「雅也には毎日帰る場所がある。
生まれてくる、雅也と直子さんの子供がいる。

大切にするべき人がおるやろ…?

だから、あたしは雅也と今日でさよならするねん」


…心臓が、どくんどくんしてた。

⏰:10/09/24 02:24 📱:P906i 🆔:☆☆☆


#338 [c]
「はっ…?!
ちょ、待てや…冗談やろ……?」


こんな焦ってる雅也初めてや。

こんな時でも、初めて見る雅也を愛しく思うねんな…

「冗談でこんなこと言わん…!
雅也、奥さんと生まれてくる子供を守ってあげな…」

⏰:10/09/24 02:27 📱:P906i 🆔:☆☆☆


#339 [c]
「ほんまにっ…!
そんなこと言うなや……

俺、お前が好きなんや―…」


力強く抱き締められる。


どうしよう、笑ってバイバイするって決めてたのに…



涙が…あふれる……

⏰:10/09/24 02:35 📱:P906i 🆔:☆☆☆


#340 [c]
「じゃあ…!雅也は、直子さんと離婚するん?直子さんも赤ちゃんも手放して…一生あたしと一緒にいてくれるん……?!


っ…ごめん……
こんなこと、言いたくな…かっ…たのに…」

そんな選択、していいはずないのにあたしは何言ってるん…

⏰:10/09/24 02:39 📱:P906i 🆔:☆☆☆


#341 [c]
「あや……ごめん、…ごめん。
ごめん…な…あや…」


雅也は何度も謝った

その声は震えてた


「雅也…もう終わりにしよ?」

あたしは、決めてたから…
雅也と初めて体の関係を持ったときに。



…必ず関係を切る……って。

⏰:10/09/24 02:44 📱:P906i 🆔:☆☆☆


#342 [c]
「あや…
情けない男で、ごめん。
実際俺は直子も子供も切る勇気がなかった…結果、綾を傷つけて…


でも…これだけは信じて。
俺は綾を本気で愛してたんや…愛しくって、たまらんかった。
誰も傷つけへんと、綾とずっと一生一緒におる方法を探してた…

そんなこと無理やのにな‥」

⏰:10/09/24 02:48 📱:P906i 🆔:☆☆☆


#343 [c]
目に涙をためる雅也…


「あたしな、雅也に出会えて良かった…傷ついてなんかないで!そんなん上回るくらい、幸せやったから…
だから雅也はもっと幸せになって…?

雅也が笑うと、あたしも笑えるねん……そんな顔しんといてやあ…」

⏰:10/09/24 02:52 📱:P906i 🆔:☆☆☆


#344 [c]
「あや…


お前も、幸せになるんやで…」

そう言って雅也はあたしの大好きな笑顔を見せてくれた。


「じゃあ…」

雅也の笑顔を目に焼き付けて、あたしは出口へ向かった。

⏰:10/09/24 02:54 📱:P906i 🆔:☆☆☆


#345 [c]
2歩、3歩…

歩いていくと後ろからふんわりと愛しい人の匂いがして。

と、同時に抱き締められていた


耳元で聞く愛しい人の声


それは一言―…

⏰:10/09/24 02:57 📱:P906i 🆔:☆☆☆


#346 [c]
「幸せにしてやれんでごめんな―……」







_

⏰:10/09/24 02:58 📱:P906i 🆔:☆☆☆


#347 [c]
かすかに、震えてた。



最後に聞く声。



あたしは振り向かず、
そっと腕をほどいて
ぎゅっと手をにぎった



こんなにも暖かい手をしてた―…

⏰:10/09/24 03:00 📱:P906i 🆔:☆☆☆


#348 [c]
忘れたくない。

忘れられない温もりを


離して


あたしはもう一度出口に向かった

⏰:10/09/24 03:01 📱:P906i 🆔:☆☆☆


#349 [c]
今までの涙が溢れて。


悲しくて

寂しくて

切なくて

愛しくて


ただ、人を愛してたー…

⏰:10/09/24 03:02 📱:P906i 🆔:☆☆☆


#350 [c]
こんなにもたくさん、人はおるのに


何故あたしは雅也に出会って、恋をしたー…?





…雅也やから、恋をしたんや。

⏰:10/09/24 03:04 📱:P906i 🆔:☆☆☆


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