私の居場所※18
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#2 [沙羅]
 
私の名前は“沙羅”
明日で21歳になる。

彼氏も居なく友達も居ない。
私には居場所が無い。

⏰:10/07/07 01:35 📱:N01B 🆔:fVIVmluk


#3 [沙羅]
 
毎日自分の部屋に
引きこもっている。

青い空なんて
何年も見ていない。

⏰:10/07/07 01:38 📱:N01B 🆔:fVIVmluk


#4 [沙羅]
 
私がダメ人間になったのは
高校1年生の冬だった。

元は普通の女の子
友達も沢山居たんだ。

高校1年生の秋には
初めての彼氏も出来た。

⏰:10/07/07 01:41 📱:N01B 🆔:fVIVmluk


#5 [沙羅]
 
大好きな彼氏。
大好きな学校。
大好きな家族に友達。


私は幸せだった。

高校1年生の秋が私の
人生で一番幸せな時だった。

⏰:10/07/07 01:44 📱:N01B 🆔:fVIVmluk


#6 [沙羅]
 
彼氏の名前は“純平”
学校でも有名なイケメン。

最初は手を繋ぐのも
目と目を合わせるのも
恥ずかしくて…

でも純平が優しかったから
純平が優しくしてくれたから

⏰:10/07/07 01:47 📱:N01B 🆔:fVIVmluk


#7 [沙羅]
 
私は純平と一つになった。

初めてのSEXは
凄く痛かったけど…

嫌いじゃなかった。


純平の愛を感じたから。

⏰:10/07/07 01:49 📱:N01B 🆔:fVIVmluk


#8 [沙羅]
 
純平は毎日の様に
優しく抱いてくれた。

毎日、毎日、毎日、毎日…


−…でもね、

優しい純平はいつも
目を閉じているの…。

⏰:10/07/07 01:52 📱:N01B 🆔:fVIVmluk


#9 [沙羅]
 
冬−…


私はSEXをする前に
純平に聞いたの。

「純平は、どうして
目を閉じているの?」

…と。

⏰:10/07/07 01:54 📱:N01B 🆔:fVIVmluk


#10 [沙羅]
 
その時の純平は
「ごめんね」と言って
ニコリと笑った。

そしてキスをしてくれた。
いつもの様に優しいキス。


でも…
段々と深いキスになり
苦しくなってしまい
私は純平のキスから逃げた。

⏰:10/07/07 01:59 📱:N01B 🆔:fVIVmluk


#11 [沙羅]
 
「はぁはぁ…
純平苦しいよ…」


涙目で顔を上げると
純平が目の前に居て…

乱暴に私の髪の毛を
引っ張った。

⏰:10/07/07 02:02 📱:N01B 🆔:fVIVmluk


#12 [沙羅]
 
「痛っ…純平?!
痛いよ、やめて…!」

純平は無言で私の手首を
ネクタイで縛り始めた。

「嫌……純平…」

そして携帯を手にすると
誰かと電話をし始めた。

⏰:10/07/07 02:06 📱:N01B 🆔:fVIVmluk


#13 [沙羅]
 
「純平…?」


カチッ

純平が煙草に火を付けた。

−…その瞬間
ドアが勢い良く開いて
何人かの男子が入って来た。

⏰:10/07/07 02:08 📱:N01B 🆔:fVIVmluk


#14 [沙羅]
 
私には理解が出来ない。


私の事をジッっと見ている
男子を恐る恐る見ていた。

知らない人ばかりだ。


「純、ヤって良いのー?」

え……何を?

⏰:10/07/07 02:12 📱:N01B 🆔:fVIVmluk


#15 [沙羅]
 
「あぁ。好きにしろ」

その言葉を言った瞬間
私は男子達に犯された。


乱暴に服を脱がされて
身体中を舐め回されて
濡れてもいない私の中に
無理矢理入って来たり…

⏰:10/07/07 02:16 📱:N01B 🆔:fVIVmluk


#16 [沙羅]
 
私は純平の名前を
ずっと呼んでいた。

泣きながら
純平、純平、…と。


犯されているのに
何回もイってしまった。

⏰:10/07/07 02:18 📱:N01B 🆔:fVIVmluk


#17 [沙羅]
 
「純…平……」

力が入らない。

何時間もイかされ続け
全く力が入らなかった。

「純…平……」


純平は煙草を吸いながら
私の目の前に来て…

⏰:10/07/07 02:21 📱:N01B 🆔:fVIVmluk


#18 [沙羅]
 
こう言ったの…。

「純平、純平、って
うるせーんだよ糞女。」

そして、私の左手首に
煙草の火を押し付けた。

「ひやああ゛ぁああ゛」

ケラケラと笑う男子達。
そして大好きだった純平…

⏰:10/07/07 02:25 📱:N01B 🆔:fVIVmluk


#19 [沙羅]
 
その後、私は純平の家から
投げ捨てる様に追い出されて


独りで暗い道を
歩いて帰った……。



手首が痛い。
もう…死にたい…。

⏰:10/07/07 02:29 📱:N01B 🆔:fVIVmluk


#20 [沙羅]
 
家に帰ると時間は
午前2時を過ぎている。

そうだ…
私、今日誕生日だ。

こんな最悪な誕生日。
もう、嫌だ……。


部屋に入り取り出したのは
ピンクのカッターだった。

⏰:10/07/07 02:33 📱:N01B 🆔:fVIVmluk


#21 [沙羅]
 
どの道、左手首には
跡が残ってしまうんだ。

私は煙草でグチュグチュになった
左手首にカッターを押しあてた。


そして…
痛みを忘れて

壊れる様にして何回も
左手首を傷付けた。

⏰:10/07/07 02:38 📱:N01B 🆔:fVIVmluk


#22 [沙羅]
 
私は死ぬんだ。


そう思いながら
血だらけの場に倒れた。


−…

さよなら。

⏰:10/07/07 02:41 📱:N01B 🆔:fVIVmluk


#23 [沙羅]
 
−…



真っ暗な世界を
ただ歩き続けた。

その先には
僅かな光が見えた。

光…
そこには何が有るの?

⏰:10/07/07 02:43 📱:N01B 🆔:fVIVmluk


#24 [沙羅]
 
あと少し、あと少しで
あの光の場所へ行ける…。

待っているのは天国?
天国だったら…いいな。




−…

⏰:10/07/07 02:45 📱:N01B 🆔:fVIVmluk


#25 [我輩は匿名である]
■読売テレビ
7月5日(月) 26時14分〜
第2回以降 毎週(月)25時44分〜
■TOKYO MX
7月6日(火) 23時00分〜
■中京テレビ
7月6日(火) 26時42分〜
■BS11
7月10日(土) 24時00分〜
7月16日(金) 18時30分〜
■アニマックス
7月19日(月) 22時00分〜

⏰:10/07/07 02:47 📱:824SH 🆔:OUw3NHlA


#26 [沙羅]
 
待っていたのは…



「沙羅!!!」

「お母…さん…」


現実と言う地獄だった。

⏰:10/07/07 02:47 📱:N01B 🆔:fVIVmluk


#27 [沙羅]
 
「どうして…」

「本当に危なかったのよ!
あと少しで出血多量で……」

母はボロボロと泣いている。


泣きたいのは、私だよ。

あと少しで死ねた。
あと少しだったのに…

⏰:10/07/07 02:54 📱:N01B 🆔:fVIVmluk


#28 [沙羅]
 
−…

数週間で退院した。


その後…
私は学校を辞めて

部屋に引きこもった。


ずっとずっとずーっと…

⏰:10/07/07 14:03 📱:N01B 🆔:fVIVmluk


#29 [沙羅]
 
−…

そして今。


あれから数年経って
明日21歳の誕生日を
迎える私……

何も変わらないで
人生で一番恐ろしかった
出来事を忘れられないまま。

⏰:10/07/07 14:16 📱:N01B 🆔:fVIVmluk


#30 [沙羅]
 
私は
22時頃お水を買いに
コンビニへ行った。

久しぶりの外
ひんやり冷たい北風が
気持ちイイ……。


チャリンチャリン…

「あ…」

⏰:10/07/07 14:58 📱:N01B 🆔:fVIVmluk


#31 [沙羅]
 
財布を落としてしまい
中の小銭が出てしまった。


小銭を拾いながら思う
声って、まだ出るんだ…。

かなり久しぶりに
出した声だったから

少し安心した。
久しぶりの私の声…

⏰:10/07/07 15:01 📱:N01B 🆔:fVIVmluk


#32 [沙羅]
 
小銭を拾い終わり
コンビニへ向かった。


コンビニへ着くと前に
若くて背の高い男が
煙草を吸っていた。


“煙草”…
私は煙草が恐かった。

⏰:10/07/07 15:08 📱:N01B 🆔:fVIVmluk


#33 [沙羅]
 
早く買って帰ろう。
何だか嫌な予感がする…


「有難うございましたー」

コンビニを
出ようとした瞬間

強く腕を捕まれた。

⏰:10/07/07 15:11 📱:N01B 🆔:fVIVmluk


#34 [沙羅]
 
「沙羅?」

顔を上げると
そこに居たのは…

大人っぽくなった
純平だった…。


一気に鳥肌が立ち
ガクガクと震え始めた。

⏰:10/07/07 15:13 📱:N01B 🆔:fVIVmluk


#35 [沙羅]
 
「久しぶりだなー」

さっきは出たはずなのに
全く声が出ない。

「今から俺んち来る?」

ニヤニヤと不気味な笑い

恐い恐い…
逃げなきゃ…


私、殺される!!!

⏰:10/07/07 15:15 📱:N01B 🆔:fVIVmluk


#36 [沙羅]
 
「いくよ」

そう言って
強引に引っ張った。

嫌、嫌だ嫌だ嫌だ…
お願い!誰か助けて…


「あ…あ……」

声が…出ない。

⏰:10/07/07 15:17 📱:N01B 🆔:fVIVmluk


#37 [沙羅]
 
コンビニを出て
煙草を吸った男に
助けを求めた……


“お願い…助けて!!”

「あ…ぁ……」

私はすぐ曲がった
光の無い暗い場所へ
連れていかれた。

⏰:10/07/07 15:22 📱:N01B 🆔:fVIVmluk


#38 [さぁ]
読んでます
頑張って

⏰:10/07/07 19:48 📱:P03A 🆔:☆☆☆


#39 [沙羅]
 
>>38 さん
コメント有難うございます

更新頑張ります。

⏰:10/07/07 21:36 📱:N01B 🆔:fVIVmluk


#40 [沙羅]
 
ドンッ

「い…」

「久しぶりにヤらせろよ」


“嘘…嫌だ……”
“誰か…誰か助けて…”

乱暴に服を脱がされ
無理矢理キスされた…
声も出なく抵抗出来ない。

⏰:10/07/08 11:22 📱:N01B 🆔:/rc4ERd6


#41 [沙羅]
 
“嫌…恐い……”

ドカッ


物凄い音がしたから
恐る恐る目を開けると
純平が倒れていた。

そして私の目の前には…

⏰:10/07/08 11:26 📱:N01B 🆔:/rc4ERd6


#42 [沙羅]
 
さっきコンビニの前で
煙草を吸っていた
背の高い男が居た。

「いって…てめぇ!
何すんだよ!!!」

「…………行くぞ。」

その男は純平を無視して
私の腕を強く掴んだ。

⏰:10/07/08 11:30 📱:N01B 🆔:/rc4ERd6


#43 [沙羅]
 
「おい、待てよ!」

純平は起き上がって
男を殴り倒した。

そして携帯を手にし
誰かと通話をしている。


「おい!早く
○○まで車回せ!」

⏰:10/07/08 11:45 📱:N01B 🆔:/rc4ERd6


#44 [沙羅]
 
バキッ…

男が起き上がり
純平の携帯を折った。

「糞野郎!!」

純平は小さなナイフを
取出し男に襲いかかった。

シュッ

ナイフは男の頬を擦り
頬からは血が出ている。

⏰:10/07/10 00:00 📱:N01B 🆔:PXWxrGmc


#45 [沙羅]
 
「お、お前が悪いんだ…
うわぁぁあぁあ…」

そう言って
純平は逃げて行った


“どうしよ私のせいで…”

謝らなきゃだし
お礼言わなくちゃ…

「…ぁ…あ…」

それでも、やっぱり
私の声は出ない…。

⏰:10/07/10 00:05 📱:N01B 🆔:PXWxrGmc


#46 [沙羅]
 
「礼なんていらない。
謝らなくてもいい。」

“でも…その怪我…”

「こんな怪我もすぐ治る」

“でも…”

「心配するな」

“待って。この人
私の思っている事が…”

「言いたい事は解る」

⏰:10/07/10 00:10 📱:N01B 🆔:PXWxrGmc


#47 [沙羅]
 
“凄い…御願い。
傷の消毒をさせて!
私にはそれ位しか…”

「勝手にしろ」


そう言って男は
歩いて行った

私も離れない様
後を付いて歩いた。

⏰:10/07/10 00:14 📱:N01B 🆔:PXWxrGmc


#48 [沙羅]
 
−…


数分歩いた場所に
その男のアパートがあった。

どうやら、一人暮らしを
しているらしい。

カチャ

“お邪魔します”

「あぁ。」

⏰:10/07/10 00:16 📱:N01B 🆔:PXWxrGmc


#49 [沙羅]
 
綺麗な部屋…
ゴミ1つ無い真っ黒の部屋

カーペットもベッドもカーテンも
テーブルにソファー…

全部真っ黒。


黒は落ち着くなぁ
居心地が凄く良い…。

⏰:10/07/10 00:20 📱:N01B 🆔:PXWxrGmc


#50 [沙羅]
 
救急箱とかって
ちゃんと有るのかな?

男は何も言わずに
ソファーに座っている。

「何?」

“消毒液って…”

「適当に探せば有る」

暗くて解らなかったけど
この男の人、かっこいい…
顔は整ってて綺麗な顔立ち。

⏰:10/07/10 00:25 📱:N01B 🆔:PXWxrGmc


#51 [沙羅]
 
でも目が恐い。

何を考えているのか
全く解らないし…

でも、何だか
悲しそうな目をしている。


この人も私みたいに
過去に何かあったのかな…?

⏰:10/07/10 00:27 📱:N01B 🆔:PXWxrGmc


#52 [沙羅]
 
とりあえず私は
消毒液を探した。

引き出しを開けると
色々な物がビッシリと
綺麗に入っている。

次々、引き出しを開ける。


ガタッ…
一番上の引き出しを開けると
一枚の紙が落ちた。

⏰:10/07/10 00:31 📱:N01B 🆔:PXWxrGmc


#53 [沙羅]
 
拾うと、それは写真だった。

多分…幼い頃の
この男の人と両親だ。

幸せそうな笑顔…。


「消毒液あったか?」

ビクッ

振り返ると男が立っていた。

⏰:10/07/10 00:34 📱:N01B 🆔:PXWxrGmc


#54 [沙羅]
 
「……………。」

男は私の手にある
写真を取って

ビリビリに破いた。

ガタッ…

「これだろ。」

隣の引き出しを開け
消毒液を取り出した。

⏰:10/07/10 00:38 📱:N01B 🆔:PXWxrGmc


#55 [沙羅]
 
「ぁ…」

「消毒する前に
風呂行って来る。」

バタン


ゴミ箱を見ると
その写真があった。

“破かなくても…”

セロテープを見つけ
綺麗に貼り直した。

⏰:10/07/10 00:41 📱:N01B 🆔:PXWxrGmc


#56 [沙羅]
 
“可愛い笑顔だな…”

そう思い写真を元の
場所に戻しソファーに座った。


数十分後…
男はお風呂から出てきた

冷蔵庫からお酒を出し
私の隣に座って来た。

⏰:10/07/10 00:59 📱:N01B 🆔:PXWxrGmc


#57 [沙羅]
 
私…座らない方が
良かったのかな?
図々しかったかな…

「別に思ってねーよ」

あ…この人、私の
思ってる事解るんだった
気を付けないと…

「俺の名前は澪。
それより消毒は?」

…あ。

⏰:10/07/10 01:05 📱:N01B 🆔:PXWxrGmc


#58 [沙羅]
 
私は澪さんの
傷の消毒を始めた。

でも…
手が震えて
上手く出来ない。

助けてくれたのに…
やっぱり“男”という
理由で澪さんが恐い…。


こんな自分…嫌だ。
いつになったら忘れられる?

⏰:10/07/10 01:10 📱:N01B 🆔:PXWxrGmc


#59 [沙羅]
 
ビクッ

いきなり澪さんは
私の頭を撫でた。

「無理すんな」

そう言って
自分で消毒を始めた。


「……れ…い……さ…
ごめ……な……さ…い…」

澪さんは少し驚いて
優しい「あぁ」と言った。

⏰:10/07/10 01:17 📱:N01B 🆔:PXWxrGmc


#60 [沙羅]
 
↑↑↑↑↑↑↑

優しい ×
優しく ○

すみません。

⏰:10/07/10 01:19 📱:N01B 🆔:PXWxrGmc


#61 [沙羅]
 
−…

「お前、酒飲むか?」

今思えば、お酒なんて
飲んだ事なかったな…。

そう思い首を縦に振った。


「ん」

澪はチューハイをくれた。

⏰:10/07/10 01:22 📱:N01B 🆔:PXWxrGmc


#62 [沙羅]
 
カンッ

何も言わずに
缶を当て乾杯した。

ゴクゴク…

最近は水以外の飲み物を
飲んでいなかった私。

お酒を飲んでビックリ…
喉がクッと熱くなった。

アルコールに桃の味…
不味いとは思わなかった。

⏰:10/07/10 01:26 📱:N01B 🆔:PXWxrGmc


#63 [沙羅]
 
私はグイグイと
一気に飲みほした。

「…大丈夫か?」


大丈夫?何が?
全然大丈夫なんだけど…。

「もっと飲むなら
勝手に見て選べ。」

私は頷いて立った。

⏰:10/07/10 01:30 📱:N01B 🆔:PXWxrGmc


#64 [沙羅]
 
わっ…
なんかフラフラする…

ドテッ

私は一歩歩いただけで
こけてしまった。


「馬鹿。持ってくるから
座って待ってろ。」

⏰:10/07/10 01:34 📱:N01B 🆔:PXWxrGmc


#65 [沙羅]
 
ソファーで待っていると
澪はさっきと違うチューハイを
持ってきてくれた。

私は時間を忘れて
次から次へとお酒を
飲みまくった。

−…


「澪さん、もう一本…」

飲みまくったせいか
いつの間にか声が出た。

⏰:10/07/10 01:39 📱:N01B 🆔:PXWxrGmc


#66 [沙羅]
 
澪は相変わらず無口だし
何を考えているか解らない


「もう止めとけ。」

そう言われて私は
ベッドに運ばれた。

「今日はココで寝ろ
明日になったら帰れ。」

澪は優しく
頭を撫でてくれた。

⏰:10/07/10 01:42 📱:N01B 🆔:PXWxrGmc


#67 [沙羅]
 
「澪さん…おやすみ…」

その日は
ぐっすり寝れた。

あの事を考えずに…。


−…

次の日、起きると
澪さんは居なかった。

⏰:10/07/10 01:45 📱:N01B 🆔:PXWxrGmc


#68 [沙羅]
 
テーブルの上は綺麗に
片付けられている。

そして一枚の紙と
鍵が置いてあった。


“帰る時、鍵
鍵はポストの中。”

紙には、そう書かれていた。

⏰:10/07/10 01:49 📱:N01B 🆔:PXWxrGmc


#69 [なみ]
これ見てみて〜〜〜〜♪

私も出てるんだ〜〜〜!

パリスヒルトン最近の流出動画だよ!!

s1.shard.jp/..

⏰:10/07/10 12:50 📱:PC 🆔:PPJ.LCPg


#70 [我輩は匿名である]
読ませていただいてます!応援してます!

⏰:10/07/10 14:56 📱:P906i 🆔:g81BvUTM


#71 [沙羅]
 
>>70

コメント
有難うございます。

今日出来たら更新するので
時間あったら是非見て下さい

⏰:10/07/11 09:57 📱:N01B 🆔:P3NWx4vI


#72 [沙羅]
 
何かお礼しなくちゃ…

御飯でも
作ろうかな…?

そう思い私は昨日の
コンビニの近くにある
スーパーへ買い出しに行った


スーパーへ行くには
あのコンビニを
通らなきゃ行けない…

⏰:10/07/11 17:12 📱:N01B 🆔:P3NWx4vI


#73 [沙羅]
 
コンビニの前を通るのは
凄く不安でドキドキした。

“あ、今日は居ない…”

コンビニの中まで
チェックしたけど
純平の姿は無かった。


“良かった…”

安心したからか
ドキドキがなくなった。

⏰:10/07/11 17:17 📱:N01B 🆔:P3NWx4vI


#74 [沙羅]
 
急いでスーパーへ行く。

澪さん…
何が好きなんだろう…


んー…ハンバーグとか
嫌いな人いないよね?


材料と、お酒を買い
レジへ並んだ。

⏰:10/07/11 17:23 📱:N01B 🆔:P3NWx4vI


#75 [沙羅]
 
男の人に手料理するなんて
初めてだから緊張するな

澪さん喜んで
食べてくれるかな?

この時、私は忘れていた。



自分が料理出来ない事を…

⏰:10/07/11 17:26 📱:N01B 🆔:P3NWx4vI


#76 [沙羅]
 
私はコンビニなど
気にしないで

澪さんの家に
走って向かった。


この時…もっと慎重に
注意しとけば良かった。

後を付けられてる事に…。

⏰:10/07/11 17:28 📱:N01B 🆔:P3NWx4vI


#77 [沙羅]
 
そんな事、知らないまま
私は走り続けた。

早くしなきゃ
澪さん帰って来ちゃうし…


カチャ

良かった。澪さん
まだ帰って来てないみたい


私は急いで
料理を始めた。

⏰:10/07/11 17:32 📱:N01B 🆔:P3NWx4vI


#78 [沙羅]
 
−…

なんとか完成?した
綺麗に盛り付けたサラダに
焦げ焦げのハンバーグ…。

“しかもハンバーグでかっ…”


無事終わったのは良いけど
指がボロボロだぁ…

この短時間で絆創膏だらけ。

⏰:10/07/11 17:36 📱:N01B 🆔:P3NWx4vI


#79 [沙羅]
 
それにしても
まだ帰って来ないのかな?

時間はもうすぐで
19時になる。


慣れない事をしたせいか
私には睡魔が襲ってきた。


“少し…だけ…”

そう思い眠りについた。

⏰:10/07/11 17:39 📱:N01B 🆔:P3NWx4vI


#80 [沙羅]
 
−…

“やば、寝過ぎた?!”

時間を見ると
22時を過ぎている。


部屋には澪さんの姿は無い。
まだ帰ってないんだ……

⏰:10/07/11 17:41 📱:N01B 🆔:P3NWx4vI


#81 [沙羅]
 
私帰った方が良いかな…?


急に、そんな気がして
澪さんの家を出た。



もう逢うことも無い…か。
澪さん…有難う。

⏰:10/07/11 17:43 📱:N01B 🆔:P3NWx4vI


#82 [沙羅]
 

コンビニの前につくと
黒い車が停まっていて…

駐車場には見覚えのある
男4人組が集まっていた。


きっと何年経っても
忘れないだろう。

あの日、私をレイプした
4人組…そして…今車から
出てきたのは、純平だ。

⏰:10/07/11 17:47 📱:N01B 🆔:P3NWx4vI


#83 [沙羅]
 
全身が震えた。

だって…純平と
目が合ったから…。

逃げなきゃヤバイ。
足が…動かない…!!


「いくぞ!」

純平の友達が
車のエンジンをかけた。

来る。追われる…!

⏰:10/07/12 00:41 📱:N01B 🆔:FGz1s04U


#84 [沙羅]
 
私は来た方向へ
死ぬ気で走って戻った。

行き先は一つしかない。
澪さんの家だ。


純平の友達2人は
走って追い掛けてきた。

このままじゃ
追い付かれてしまう…

ガチガチと震えながらも
澪さんの家を目指して走る。

⏰:10/07/12 00:45 📱:N01B 🆔:FGz1s04U


#85 [沙羅]
 
あと少し、あと少し!

あの角を曲がれば
すぐ澪さんの………


ガッ

思いっきり肩を
捕まれた。

“…助け…て…!”

「糞女がっ」

私は純平の友達に
次から次へと殴られた…。

⏰:10/07/12 00:48 📱:N01B 🆔:FGz1s04U


#86 [沙羅]
 
「うぅ…」

身体のあちこちが痛い。
数分しか経っていないが
色々な場所を沢山蹴られた。

ぐったりと横になる私に
男は容赦無く蹴り続ける。

もう一人は電話をしている。

きっと車に乗っている純平と
話をしているのだろう…。


もうすぐで来る…。

⏰:10/07/12 00:53 📱:N01B 🆔:FGz1s04U


#87 [沙羅]
 
「次は顔面だな!
外歩けない顔にしてやる。」

恐い…やめてっ!

私は目を強く閉じた。


バキッ

物凄い音がし
物凄い痛みが走った。


「殺してやるよ」

バキッ

⏰:10/07/12 00:56 📱:N01B 🆔:FGz1s04U


#88 [沙羅]
 
「いってー!」

私は恐れながら
目を開いた。

視界がボヤける。
それでも解った。

澪さんが助けに
来てくれたんだ…と。


私は、そのまま
気を失った。

⏰:10/07/12 00:59 📱:N01B 🆔:FGz1s04U


#89 [沙羅]
 
−…


ここは何処だろう。

私が居るのは
真っ暗な世界だ。


周りに光は無い。

“あぁ…ここはきっと
地獄と言う天国なんだ。”


私は死んだんだ…。

⏰:10/07/12 01:04 📱:N01B 🆔:FGz1s04U


#90 [沙羅]
 
もう一度だけ…

澪さんに
逢いたかった…な。


ハンバーグ食べてくれた?
だいぶ焦げちゃったけど…

写真も貼り直したの
気付いてくれたかな?

⏰:10/07/12 01:07 📱:N01B 🆔:FGz1s04U


#91 [沙羅]
 
−…

ズキンッ…ズキンッ…!

痛い…身体中が痛いよ…。


自分の身体を見ると
血だらけで傷だらけで
皮膚がボロボロだ……。

左手首の古傷も
グチャグチャに開いて
血が溢れ出ている…。

「いやぁあぁああ!!!」

⏰:10/07/12 01:11 📱:N01B 🆔:FGz1s04U


#92 [沙羅]
 
−…

バッ

勢い良く起き上がり
目を思いっきり開き
辺りを見回した。

「大丈夫か?」

私の目の前には
頬に傷がある人…

何故か澪さんがいる。

⏰:10/07/12 01:14 📱:N01B 🆔:FGz1s04U


#93 [沙羅]
 
私は、まだ…
死んでなかったんだ。


「…ろ…して…!」

「ん?」

「…殺してよ…!」

「………。」

私は起き上がり
台所へ向かった。

⏰:10/07/12 01:17 📱:N01B 🆔:FGz1s04U


#94 [沙羅]
 
身体中が凄く痛くて
まともでいられない。

そんな私が手にとった
モノは包丁だった。


「死なないのなら
自分を殺してやる!!!」

グサッ…グサッ…

⏰:10/07/12 01:20 📱:N01B 🆔:FGz1s04U


#95 [沙羅]
 
刺した場所は左手首
あの古傷と同じ場所だ。

「うわあぁああぁあ」

血だらけの腕を
もう一度刺そうとした。

その時、
澪さんは何も言わずに
包丁を持った腕を掴んだ。

⏰:10/07/12 01:23 📱:N01B 🆔:FGz1s04U


#96 [沙羅]
 
「離して!!!」

「離してってば!!!」

澪さんは何も喋らない。

「殺させて!」

「私は死にたいの!」


「だったら…何であの時
助けてって言ったんだよ」

澪さんは悲しそうに言った。

⏰:10/07/12 01:26 📱:N01B 🆔:FGz1s04U


#97 [沙羅]
 
「本気で死にたいのなら
刺す場所は腕じゃないだろ。

…心臓を刺せない奴は
死にたいなんて思ってない

今いる場所から
助けてほしいんだろ。」


そう言って私を
優しく抱き締めた。

⏰:10/07/12 01:30 📱:N01B 🆔:FGz1s04U


#98 [沙羅]
 
「俺がお前を助けてやる。」

そう言って
優しくキスをした。


…何故だろう。
一気に涙が溢れ出した。


今日は私の誕生日…
貴方がくれたのは
居場所と言うプレゼント。

⏰:10/07/12 01:34 📱:N01B 🆔:FGz1s04U


#99 [沙羅]
 
一応、これで
終わらせて頂きます。

忙しい中、お付き合い
有難うございました。


予想以上に早く
終わってしまったので

>>2-100

これを第一章と
させて頂きます。

⏰:10/07/12 02:00 📱:N01B 🆔:FGz1s04U


#100 [沙羅]
 
第二章は
この続きを書きます。

時間があったら
お付き合い御願いします。

⏰:10/07/12 02:03 📱:N01B 🆔:FGz1s04U


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