私の居場所※18
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#1 [沙羅]
:10/07/07 01:33
:N01B
:fVIVmluk
#2 [沙羅]
私の名前は“沙羅”
明日で21歳になる。
彼氏も居なく友達も居ない。
私には居場所が無い。
:10/07/07 01:35
:N01B
:fVIVmluk
#3 [沙羅]
毎日自分の部屋に
引きこもっている。
青い空なんて
何年も見ていない。
:10/07/07 01:38
:N01B
:fVIVmluk
#4 [沙羅]
私がダメ人間になったのは
高校1年生の冬だった。
元は普通の女の子
友達も沢山居たんだ。
高校1年生の秋には
初めての彼氏も出来た。
:10/07/07 01:41
:N01B
:fVIVmluk
#5 [沙羅]
大好きな彼氏。
大好きな学校。
大好きな家族に友達。
私は幸せだった。
高校1年生の秋が私の
人生で一番幸せな時だった。
:10/07/07 01:44
:N01B
:fVIVmluk
#6 [沙羅]
彼氏の名前は“純平”
学校でも有名なイケメン。
最初は手を繋ぐのも
目と目を合わせるのも
恥ずかしくて…
でも純平が優しかったから
純平が優しくしてくれたから
:10/07/07 01:47
:N01B
:fVIVmluk
#7 [沙羅]
私は純平と一つになった。
初めてのSEXは
凄く痛かったけど…
嫌いじゃなかった。
純平の愛を感じたから。
:10/07/07 01:49
:N01B
:fVIVmluk
#8 [沙羅]
純平は毎日の様に
優しく抱いてくれた。
毎日、毎日、毎日、毎日…
−…でもね、
優しい純平はいつも
目を閉じているの…。
:10/07/07 01:52
:N01B
:fVIVmluk
#9 [沙羅]
冬−…
私はSEXをする前に
純平に聞いたの。
「純平は、どうして
目を閉じているの?」
…と。
:10/07/07 01:54
:N01B
:fVIVmluk
#10 [沙羅]
その時の純平は
「ごめんね」と言って
ニコリと笑った。
そしてキスをしてくれた。
いつもの様に優しいキス。
でも…
段々と深いキスになり
苦しくなってしまい
私は純平のキスから逃げた。
:10/07/07 01:59
:N01B
:fVIVmluk
#11 [沙羅]
「はぁはぁ…
純平苦しいよ…」
涙目で顔を上げると
純平が目の前に居て…
乱暴に私の髪の毛を
引っ張った。
:10/07/07 02:02
:N01B
:fVIVmluk
#12 [沙羅]
「痛っ…純平?!
痛いよ、やめて…!」
純平は無言で私の手首を
ネクタイで縛り始めた。
「嫌……純平…」
そして携帯を手にすると
誰かと電話をし始めた。
:10/07/07 02:06
:N01B
:fVIVmluk
#13 [沙羅]
「純平…?」
カチッ
純平が煙草に火を付けた。
−…その瞬間
ドアが勢い良く開いて
何人かの男子が入って来た。
:10/07/07 02:08
:N01B
:fVIVmluk
#14 [沙羅]
私には理解が出来ない。
私の事をジッっと見ている
男子を恐る恐る見ていた。
知らない人ばかりだ。
「純、ヤって良いのー?」
え……何を?
:10/07/07 02:12
:N01B
:fVIVmluk
#15 [沙羅]
「あぁ。好きにしろ」
その言葉を言った瞬間
私は男子達に犯された。
乱暴に服を脱がされて
身体中を舐め回されて
濡れてもいない私の中に
無理矢理入って来たり…
:10/07/07 02:16
:N01B
:fVIVmluk
#16 [沙羅]
私は純平の名前を
ずっと呼んでいた。
泣きながら
純平、純平、…と。
犯されているのに
何回もイってしまった。
:10/07/07 02:18
:N01B
:fVIVmluk
#17 [沙羅]
「純…平……」
力が入らない。
何時間もイかされ続け
全く力が入らなかった。
「純…平……」
純平は煙草を吸いながら
私の目の前に来て…
:10/07/07 02:21
:N01B
:fVIVmluk
#18 [沙羅]
こう言ったの…。
「純平、純平、って
うるせーんだよ糞女。」
そして、私の左手首に
煙草の火を押し付けた。
「ひやああ゛ぁああ゛」
ケラケラと笑う男子達。
そして大好きだった純平…
:10/07/07 02:25
:N01B
:fVIVmluk
#19 [沙羅]
その後、私は純平の家から
投げ捨てる様に追い出されて
独りで暗い道を
歩いて帰った……。
手首が痛い。
もう…死にたい…。
:10/07/07 02:29
:N01B
:fVIVmluk
#20 [沙羅]
家に帰ると時間は
午前2時を過ぎている。
そうだ…
私、今日誕生日だ。
こんな最悪な誕生日。
もう、嫌だ……。
部屋に入り取り出したのは
ピンクのカッターだった。
:10/07/07 02:33
:N01B
:fVIVmluk
#21 [沙羅]
どの道、左手首には
跡が残ってしまうんだ。
私は煙草でグチュグチュになった
左手首にカッターを押しあてた。
そして…
痛みを忘れて
壊れる様にして何回も
左手首を傷付けた。
:10/07/07 02:38
:N01B
:fVIVmluk
#22 [沙羅]
私は死ぬんだ。
そう思いながら
血だらけの場に倒れた。
−…
さよなら。
:10/07/07 02:41
:N01B
:fVIVmluk
#23 [沙羅]
−…
真っ暗な世界を
ただ歩き続けた。
その先には
僅かな光が見えた。
光…
そこには何が有るの?
:10/07/07 02:43
:N01B
:fVIVmluk
#24 [沙羅]
あと少し、あと少しで
あの光の場所へ行ける…。
待っているのは天国?
天国だったら…いいな。
−…
:10/07/07 02:45
:N01B
:fVIVmluk
#25 [我輩は匿名である]
■読売テレビ
7月5日(月) 26時14分〜
第2回以降 毎週(月)25時44分〜
■TOKYO MX
7月6日(火) 23時00分〜
■中京テレビ
7月6日(火) 26時42分〜
■BS11
7月10日(土) 24時00分〜
7月16日(金) 18時30分〜
■アニマックス
7月19日(月) 22時00分〜
:10/07/07 02:47
:824SH
:OUw3NHlA
#26 [沙羅]
待っていたのは…
「沙羅!!!」
「お母…さん…」
現実と言う地獄だった。
:10/07/07 02:47
:N01B
:fVIVmluk
#27 [沙羅]
「どうして…」
「本当に危なかったのよ!
あと少しで出血多量で……」
母はボロボロと泣いている。
泣きたいのは、私だよ。
あと少しで死ねた。
あと少しだったのに…
:10/07/07 02:54
:N01B
:fVIVmluk
#28 [沙羅]
−…
数週間で退院した。
その後…
私は学校を辞めて
部屋に引きこもった。
ずっとずっとずーっと…
:10/07/07 14:03
:N01B
:fVIVmluk
#29 [沙羅]
−…
そして今。
あれから数年経って
明日21歳の誕生日を
迎える私……
何も変わらないで
人生で一番恐ろしかった
出来事を忘れられないまま。
:10/07/07 14:16
:N01B
:fVIVmluk
#30 [沙羅]
私は
22時頃お水を買いに
コンビニへ行った。
久しぶりの外
ひんやり冷たい北風が
気持ちイイ……。
チャリンチャリン…
「あ…」
:10/07/07 14:58
:N01B
:fVIVmluk
#31 [沙羅]
財布を落としてしまい
中の小銭が出てしまった。
小銭を拾いながら思う
声って、まだ出るんだ…。
かなり久しぶりに
出した声だったから
少し安心した。
久しぶりの私の声…
:10/07/07 15:01
:N01B
:fVIVmluk
#32 [沙羅]
小銭を拾い終わり
コンビニへ向かった。
コンビニへ着くと前に
若くて背の高い男が
煙草を吸っていた。
“煙草”…
私は煙草が恐かった。
:10/07/07 15:08
:N01B
:fVIVmluk
#33 [沙羅]
早く買って帰ろう。
何だか嫌な予感がする…
「有難うございましたー」
コンビニを
出ようとした瞬間
強く腕を捕まれた。
:10/07/07 15:11
:N01B
:fVIVmluk
#34 [沙羅]
「沙羅?」
顔を上げると
そこに居たのは…
大人っぽくなった
純平だった…。
一気に鳥肌が立ち
ガクガクと震え始めた。
:10/07/07 15:13
:N01B
:fVIVmluk
#35 [沙羅]
「久しぶりだなー」
さっきは出たはずなのに
全く声が出ない。
「今から俺んち来る?」
ニヤニヤと不気味な笑い
恐い恐い…
逃げなきゃ…
私、殺される!!!
:10/07/07 15:15
:N01B
:fVIVmluk
#36 [沙羅]
「いくよ」
そう言って
強引に引っ張った。
嫌、嫌だ嫌だ嫌だ…
お願い!誰か助けて…
「あ…あ……」
声が…出ない。
:10/07/07 15:17
:N01B
:fVIVmluk
#37 [沙羅]
コンビニを出て
煙草を吸った男に
助けを求めた……
“お願い…助けて!!”
「あ…ぁ……」
私はすぐ曲がった
光の無い暗い場所へ
連れていかれた。
:10/07/07 15:22
:N01B
:fVIVmluk
#38 [さぁ]
読んでます

頑張って

:10/07/07 19:48
:P03A
:☆☆☆
#39 [沙羅]
>>38 さん
コメント有難うございます
更新頑張ります。
:10/07/07 21:36
:N01B
:fVIVmluk
#40 [沙羅]
ドンッ
「い…」
「久しぶりにヤらせろよ」
“嘘…嫌だ……”
“誰か…誰か助けて…”
乱暴に服を脱がされ
無理矢理キスされた…
声も出なく抵抗出来ない。
:10/07/08 11:22
:N01B
:/rc4ERd6
#41 [沙羅]
“嫌…恐い……”
ドカッ
物凄い音がしたから
恐る恐る目を開けると
純平が倒れていた。
そして私の目の前には…
:10/07/08 11:26
:N01B
:/rc4ERd6
#42 [沙羅]
さっきコンビニの前で
煙草を吸っていた
背の高い男が居た。
「いって…てめぇ!
何すんだよ!!!」
「…………行くぞ。」
その男は純平を無視して
私の腕を強く掴んだ。
:10/07/08 11:30
:N01B
:/rc4ERd6
#43 [沙羅]
「おい、待てよ!」
純平は起き上がって
男を殴り倒した。
そして携帯を手にし
誰かと通話をしている。
「おい!早く
○○まで車回せ!」
:10/07/08 11:45
:N01B
:/rc4ERd6
#44 [沙羅]
バキッ…
男が起き上がり
純平の携帯を折った。
「糞野郎!!」
純平は小さなナイフを
取出し男に襲いかかった。
シュッ
ナイフは男の頬を擦り
頬からは血が出ている。
:10/07/10 00:00
:N01B
:PXWxrGmc
#45 [沙羅]
「お、お前が悪いんだ…
うわぁぁあぁあ…」
そう言って
純平は逃げて行った
“どうしよ私のせいで…”
謝らなきゃだし
お礼言わなくちゃ…
「…ぁ…あ…」
それでも、やっぱり
私の声は出ない…。
:10/07/10 00:05
:N01B
:PXWxrGmc
#46 [沙羅]
「礼なんていらない。
謝らなくてもいい。」
“でも…その怪我…”
「こんな怪我もすぐ治る」
“でも…”
「心配するな」
“待って。この人
私の思っている事が…”
「言いたい事は解る」
:10/07/10 00:10
:N01B
:PXWxrGmc
#47 [沙羅]
“凄い…御願い。
傷の消毒をさせて!
私にはそれ位しか…”
「勝手にしろ」
そう言って男は
歩いて行った
私も離れない様
後を付いて歩いた。
:10/07/10 00:14
:N01B
:PXWxrGmc
#48 [沙羅]
−…
数分歩いた場所に
その男のアパートがあった。
どうやら、一人暮らしを
しているらしい。
カチャ
“お邪魔します”
「あぁ。」
:10/07/10 00:16
:N01B
:PXWxrGmc
#49 [沙羅]
綺麗な部屋…
ゴミ1つ無い真っ黒の部屋
カーペットもベッドもカーテンも
テーブルにソファー…
全部真っ黒。
黒は落ち着くなぁ
居心地が凄く良い…。
:10/07/10 00:20
:N01B
:PXWxrGmc
#50 [沙羅]
救急箱とかって
ちゃんと有るのかな?
男は何も言わずに
ソファーに座っている。
「何?」
“消毒液って…”
「適当に探せば有る」
暗くて解らなかったけど
この男の人、かっこいい…
顔は整ってて綺麗な顔立ち。
:10/07/10 00:25
:N01B
:PXWxrGmc
#51 [沙羅]
でも目が恐い。
何を考えているのか
全く解らないし…
でも、何だか
悲しそうな目をしている。
この人も私みたいに
過去に何かあったのかな…?
:10/07/10 00:27
:N01B
:PXWxrGmc
#52 [沙羅]
とりあえず私は
消毒液を探した。
引き出しを開けると
色々な物がビッシリと
綺麗に入っている。
次々、引き出しを開ける。
ガタッ…
一番上の引き出しを開けると
一枚の紙が落ちた。
:10/07/10 00:31
:N01B
:PXWxrGmc
#53 [沙羅]
拾うと、それは写真だった。
多分…幼い頃の
この男の人と両親だ。
幸せそうな笑顔…。
「消毒液あったか?」
ビクッ
振り返ると男が立っていた。
:10/07/10 00:34
:N01B
:PXWxrGmc
#54 [沙羅]
「……………。」
男は私の手にある
写真を取って
ビリビリに破いた。
ガタッ…
「これだろ。」
隣の引き出しを開け
消毒液を取り出した。
:10/07/10 00:38
:N01B
:PXWxrGmc
#55 [沙羅]
「ぁ…」
「消毒する前に
風呂行って来る。」
バタン
ゴミ箱を見ると
その写真があった。
“破かなくても…”
セロテープを見つけ
綺麗に貼り直した。
:10/07/10 00:41
:N01B
:PXWxrGmc
#56 [沙羅]
“可愛い笑顔だな…”
そう思い写真を元の
場所に戻しソファーに座った。
数十分後…
男はお風呂から出てきた
冷蔵庫からお酒を出し
私の隣に座って来た。
:10/07/10 00:59
:N01B
:PXWxrGmc
#57 [沙羅]
私…座らない方が
良かったのかな?
図々しかったかな…
「別に思ってねーよ」
あ…この人、私の
思ってる事解るんだった
気を付けないと…
「俺の名前は澪。
それより消毒は?」
…あ。
:10/07/10 01:05
:N01B
:PXWxrGmc
#58 [沙羅]
私は澪さんの
傷の消毒を始めた。
でも…
手が震えて
上手く出来ない。
助けてくれたのに…
やっぱり“男”という
理由で澪さんが恐い…。
こんな自分…嫌だ。
いつになったら忘れられる?
:10/07/10 01:10
:N01B
:PXWxrGmc
#59 [沙羅]
ビクッ
いきなり澪さんは
私の頭を撫でた。
「無理すんな」
そう言って
自分で消毒を始めた。
「……れ…い……さ…
ごめ……な……さ…い…」
澪さんは少し驚いて
優しい「あぁ」と言った。
:10/07/10 01:17
:N01B
:PXWxrGmc
#60 [沙羅]
↑↑↑↑↑↑↑
優しい ×
優しく ○
すみません。
:10/07/10 01:19
:N01B
:PXWxrGmc
#61 [沙羅]
−…
「お前、酒飲むか?」
今思えば、お酒なんて
飲んだ事なかったな…。
そう思い首を縦に振った。
「ん」
澪はチューハイをくれた。
:10/07/10 01:22
:N01B
:PXWxrGmc
#62 [沙羅]
カンッ
何も言わずに
缶を当て乾杯した。
ゴクゴク…
最近は水以外の飲み物を
飲んでいなかった私。
お酒を飲んでビックリ…
喉がクッと熱くなった。
アルコールに桃の味…
不味いとは思わなかった。
:10/07/10 01:26
:N01B
:PXWxrGmc
#63 [沙羅]
私はグイグイと
一気に飲みほした。
「…大丈夫か?」
大丈夫?何が?
全然大丈夫なんだけど…。
「もっと飲むなら
勝手に見て選べ。」
私は頷いて立った。
:10/07/10 01:30
:N01B
:PXWxrGmc
#64 [沙羅]
わっ…
なんかフラフラする…
ドテッ
私は一歩歩いただけで
こけてしまった。
「馬鹿。持ってくるから
座って待ってろ。」
:10/07/10 01:34
:N01B
:PXWxrGmc
#65 [沙羅]
ソファーで待っていると
澪はさっきと違うチューハイを
持ってきてくれた。
私は時間を忘れて
次から次へとお酒を
飲みまくった。
−…
「澪さん、もう一本…」
飲みまくったせいか
いつの間にか声が出た。
:10/07/10 01:39
:N01B
:PXWxrGmc
#66 [沙羅]
澪は相変わらず無口だし
何を考えているか解らない
「もう止めとけ。」
そう言われて私は
ベッドに運ばれた。
「今日はココで寝ろ
明日になったら帰れ。」
澪は優しく
頭を撫でてくれた。
:10/07/10 01:42
:N01B
:PXWxrGmc
#67 [沙羅]
「澪さん…おやすみ…」
その日は
ぐっすり寝れた。
あの事を考えずに…。
−…
次の日、起きると
澪さんは居なかった。
:10/07/10 01:45
:N01B
:PXWxrGmc
#68 [沙羅]
テーブルの上は綺麗に
片付けられている。
そして一枚の紙と
鍵が置いてあった。
“帰る時、鍵
鍵はポストの中。”
紙には、そう書かれていた。
:10/07/10 01:49
:N01B
:PXWxrGmc
#69 [なみ]
:10/07/10 12:50
:PC
:PPJ.LCPg
#70 [我輩は匿名である]
読ませていただいてます!応援してます!
:10/07/10 14:56
:P906i
:g81BvUTM
#71 [沙羅]
>>70 様
コメント
有難うございます。
今日出来たら更新するので
時間あったら是非見て下さい
:10/07/11 09:57
:N01B
:P3NWx4vI
#72 [沙羅]
何かお礼しなくちゃ…
御飯でも
作ろうかな…?
そう思い私は昨日の
コンビニの近くにある
スーパーへ買い出しに行った
スーパーへ行くには
あのコンビニを
通らなきゃ行けない…
:10/07/11 17:12
:N01B
:P3NWx4vI
#73 [沙羅]
コンビニの前を通るのは
凄く不安でドキドキした。
“あ、今日は居ない…”
コンビニの中まで
チェックしたけど
純平の姿は無かった。
“良かった…”
安心したからか
ドキドキがなくなった。
:10/07/11 17:17
:N01B
:P3NWx4vI
#74 [沙羅]
急いでスーパーへ行く。
澪さん…
何が好きなんだろう…
んー…ハンバーグとか
嫌いな人いないよね?
材料と、お酒を買い
レジへ並んだ。
:10/07/11 17:23
:N01B
:P3NWx4vI
#75 [沙羅]
男の人に手料理するなんて
初めてだから緊張するな
澪さん喜んで
食べてくれるかな?
この時、私は忘れていた。
自分が料理出来ない事を…
:10/07/11 17:26
:N01B
:P3NWx4vI
#76 [沙羅]
私はコンビニなど
気にしないで
澪さんの家に
走って向かった。
この時…もっと慎重に
注意しとけば良かった。
後を付けられてる事に…。
:10/07/11 17:28
:N01B
:P3NWx4vI
#77 [沙羅]
そんな事、知らないまま
私は走り続けた。
早くしなきゃ
澪さん帰って来ちゃうし…
カチャ
良かった。澪さん
まだ帰って来てないみたい
私は急いで
料理を始めた。
:10/07/11 17:32
:N01B
:P3NWx4vI
#78 [沙羅]
−…
なんとか完成?した
綺麗に盛り付けたサラダに
焦げ焦げのハンバーグ…。
“しかもハンバーグでかっ…”
無事終わったのは良いけど
指がボロボロだぁ…
この短時間で絆創膏だらけ。
:10/07/11 17:36
:N01B
:P3NWx4vI
#79 [沙羅]
それにしても
まだ帰って来ないのかな?
時間はもうすぐで
19時になる。
慣れない事をしたせいか
私には睡魔が襲ってきた。
“少し…だけ…”
そう思い眠りについた。
:10/07/11 17:39
:N01B
:P3NWx4vI
#80 [沙羅]
−…
“やば、寝過ぎた?!”
時間を見ると
22時を過ぎている。
部屋には澪さんの姿は無い。
まだ帰ってないんだ……
:10/07/11 17:41
:N01B
:P3NWx4vI
#81 [沙羅]
私帰った方が良いかな…?
急に、そんな気がして
澪さんの家を出た。
もう逢うことも無い…か。
澪さん…有難う。
:10/07/11 17:43
:N01B
:P3NWx4vI
#82 [沙羅]
コンビニの前につくと
黒い車が停まっていて…
駐車場には見覚えのある
男4人組が集まっていた。
きっと何年経っても
忘れないだろう。
あの日、私をレイプした
4人組…そして…今車から
出てきたのは、純平だ。
:10/07/11 17:47
:N01B
:P3NWx4vI
#83 [沙羅]
全身が震えた。
だって…純平と
目が合ったから…。
逃げなきゃヤバイ。
足が…動かない…!!
「いくぞ!」
純平の友達が
車のエンジンをかけた。
来る。追われる…!
:10/07/12 00:41
:N01B
:FGz1s04U
#84 [沙羅]
私は来た方向へ
死ぬ気で走って戻った。
行き先は一つしかない。
澪さんの家だ。
純平の友達2人は
走って追い掛けてきた。
このままじゃ
追い付かれてしまう…
ガチガチと震えながらも
澪さんの家を目指して走る。
:10/07/12 00:45
:N01B
:FGz1s04U
#85 [沙羅]
あと少し、あと少し!
あの角を曲がれば
すぐ澪さんの………
ガッ
思いっきり肩を
捕まれた。
“…助け…て…!”
「糞女がっ」
私は純平の友達に
次から次へと殴られた…。
:10/07/12 00:48
:N01B
:FGz1s04U
#86 [沙羅]
「うぅ…」
身体のあちこちが痛い。
数分しか経っていないが
色々な場所を沢山蹴られた。
ぐったりと横になる私に
男は容赦無く蹴り続ける。
もう一人は電話をしている。
きっと車に乗っている純平と
話をしているのだろう…。
もうすぐで来る…。
:10/07/12 00:53
:N01B
:FGz1s04U
#87 [沙羅]
「次は顔面だな!
外歩けない顔にしてやる。」
恐い…やめてっ!
私は目を強く閉じた。
バキッ
物凄い音がし
物凄い痛みが走った。
「殺してやるよ」
バキッ
:10/07/12 00:56
:N01B
:FGz1s04U
#88 [沙羅]
「いってー!」
私は恐れながら
目を開いた。
視界がボヤける。
それでも解った。
澪さんが助けに
来てくれたんだ…と。
私は、そのまま
気を失った。
:10/07/12 00:59
:N01B
:FGz1s04U
#89 [沙羅]
−…
ここは何処だろう。
私が居るのは
真っ暗な世界だ。
周りに光は無い。
“あぁ…ここはきっと
地獄と言う天国なんだ。”
私は死んだんだ…。
:10/07/12 01:04
:N01B
:FGz1s04U
#90 [沙羅]
もう一度だけ…
澪さんに
逢いたかった…な。
ハンバーグ食べてくれた?
だいぶ焦げちゃったけど…
写真も貼り直したの
気付いてくれたかな?
:10/07/12 01:07
:N01B
:FGz1s04U
#91 [沙羅]
−…
ズキンッ…ズキンッ…!
痛い…身体中が痛いよ…。
自分の身体を見ると
血だらけで傷だらけで
皮膚がボロボロだ……。
左手首の古傷も
グチャグチャに開いて
血が溢れ出ている…。
「いやぁあぁああ!!!」
:10/07/12 01:11
:N01B
:FGz1s04U
#92 [沙羅]
−…
バッ
勢い良く起き上がり
目を思いっきり開き
辺りを見回した。
「大丈夫か?」
私の目の前には
頬に傷がある人…
何故か澪さんがいる。
:10/07/12 01:14
:N01B
:FGz1s04U
#93 [沙羅]
私は、まだ…
死んでなかったんだ。
「…ろ…して…!」
「ん?」
「…殺してよ…!」
「………。」
私は起き上がり
台所へ向かった。
:10/07/12 01:17
:N01B
:FGz1s04U
#94 [沙羅]
身体中が凄く痛くて
まともでいられない。
そんな私が手にとった
モノは包丁だった。
「死なないのなら
自分を殺してやる!!!」
グサッ…グサッ…
:10/07/12 01:20
:N01B
:FGz1s04U
#95 [沙羅]
刺した場所は左手首
あの古傷と同じ場所だ。
「うわあぁああぁあ」
血だらけの腕を
もう一度刺そうとした。
その時、
澪さんは何も言わずに
包丁を持った腕を掴んだ。
:10/07/12 01:23
:N01B
:FGz1s04U
#96 [沙羅]
「離して!!!」
「離してってば!!!」
澪さんは何も喋らない。
「殺させて!」
「私は死にたいの!」
「だったら…何であの時
助けてって言ったんだよ」
澪さんは悲しそうに言った。
:10/07/12 01:26
:N01B
:FGz1s04U
#97 [沙羅]
「本気で死にたいのなら
刺す場所は腕じゃないだろ。
…心臓を刺せない奴は
死にたいなんて思ってない
今いる場所から
助けてほしいんだろ。」
そう言って私を
優しく抱き締めた。
:10/07/12 01:30
:N01B
:FGz1s04U
#98 [沙羅]
「俺がお前を助けてやる。」
そう言って
優しくキスをした。
…何故だろう。
一気に涙が溢れ出した。
今日は私の誕生日…
貴方がくれたのは
居場所と言うプレゼント。
:10/07/12 01:34
:N01B
:FGz1s04U
#99 [沙羅]
一応、これで
終わらせて頂きます。
忙しい中、お付き合い
有難うございました。
予想以上に早く
終わってしまったので
>>2-100これを第一章と
させて頂きます。
:10/07/12 02:00
:N01B
:FGz1s04U
#100 [沙羅]
第二章は
この続きを書きます。
時間があったら
お付き合い御願いします。
:10/07/12 02:03
:N01B
:FGz1s04U
#101 [沙羅]
:10/07/12 02:06
:N01B
:FGz1s04U
#102 [沙羅]
これまでの登場人物
咲羅(サラ)21歳。
過去に辛い思い出が有り
人間不信。左手首には傷。
澪と付き合っている。
澪(レイ)21歳。
何を考えているか不明。
澪も過去に辛い思い出が…
と、咲羅は考えている。
頬には傷。そして他にも。
:10/07/12 02:18
:N01B
:FGz1s04U
#103 [沙羅]
純平(ジュンペイ)21歳
咲羅の元カレ。友達と
酷い事を考えている。
純平の友達の4人組
咲羅をレイプした4人組。
その内の一人は咲羅を尾行し
澪の家を知っている。
咲羅の母
全く喋らない咲羅を
ズット心配し続けている。
:10/07/12 02:28
:N01B
:FGz1s04U
#104 [我輩は匿名である]
続きありがとうございます!
凄くドキドキして読んでます。
あの…ここで邪魔しちゃ悪いと思うので、出来たら感想板をたててもらえたら嬉しいです;
:10/07/12 02:44
:P906i
:rR5QHYQo
#105 [沙羅]
:10/07/12 04:04
:N01B
:FGz1s04U
#106 [沙羅]
−…
「大丈夫か?」
澪さんは私の身体中の傷と
左手首を消毒し始めた。
『すぐ治るよ』
「すげー血出てるけど?」
『……………。』
「消毒だけじゃ駄目だな。
今から病院いくぞ。」
:10/07/12 04:14
:N01B
:FGz1s04U
#107 [沙羅]
『今からって…!』
「知り合い居るから。
それより立てるか?」
『うん』
−…
病院にはこの大きな
バイクで行くみたい。
:10/07/12 04:18
:N01B
:FGz1s04U
#108 [沙羅]
澪さんは私を軽々しく
持ち上げ後ろに乗せた。
「ゆっくり行くから。」
そう言って走り出した。
初めてのバイク。
澪さんにとってはこれが
ゆっくりなんだろうな。
私には速すぎる…。
:10/07/12 04:35
:N01B
:FGz1s04U
#109 [沙羅]
−…
バイクを走らせてから
数分後……
大きな病院に着いた。
ドアの前には先生っぽい
おじさんが立っている。
「重傷だから宜しく。」
「凄い傷だね…
すぐに治療するよ。」
そう言って私は
手術室へ連れて行かれた。
:10/07/12 04:41
:N01B
:FGz1s04U
#110 [沙羅]
手術室では
左手首を縫われた。
それから顔や身体中を
たくさん蹴られたので
色々な検査をされた。
特に異常は無いみたい。
母が知ったら
また心配すると思い
入院するのは断った。
:10/07/12 04:47
:N01B
:FGz1s04U
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