You & Me
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#71 [luna.]
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未成年の理央に普通に飲み会に誘う淳に、即応じる理央。
2人合わせて呆れる。


「十夜も来いっ!!」

「俺はいい。」

「強制参加だ。理央の送迎役いるだろ?」

「……。」


そんなこんなで、俺は強制的に押された。

「えー十夜もぉ?」って皮肉を零す理央に鋭い視線をおくるとすぐに口をきつく閉じた。

⏰:10/11/13 22:15 📱:F906i 🆔:XVfu9xCo


#72 [luna.]
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―――――

強制参加になった俺はまた自転車に跨り、鍵を淳から預かった理央を乗せて淳の家へと向かった。


「ここがあっくんち。」


先に俺達2人は家で待つことになった。
理央は慣れたようにキッチンに行き飲み物を出した。

清潔感のある部屋で大人しい黒、白などの色で統一されていた。

少し見渡すと本棚には、天文に関わるものばかり。
それに小型のプラネタリウムの機械、望遠鏡などがあり、見るだけで淳の興味の中心が理解できた。

⏰:10/11/13 22:33 📱:F906i 🆔:XVfu9xCo


#73 [luna.]
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「2人ともお待たせ〜!!」


夜前になると、淳が大学の友達を連れて帰宅し、鍋パーティー及び酒パーティーが開かれる事に。

………


「ほんっとこんな可愛い女子高生にべったりされて、羨ましいったらないよぉ〜。お前が憎い。」

「石田!!ひがむな。俺ほどの男になると仕方ないんだよ。」


石田さんという淳の友達がお酒を飲みながら淳を肘で小突く。
一体机の上に何本の空けられた缶があるんだろうか。

相変わらず淳は調子ノリの馬鹿だ。

⏰:10/11/13 22:47 📱:F906i 🆔:XVfu9xCo


#74 [luna.]
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馬鹿といえば……。

可愛い女子高生と言われて頬を染める馬鹿が横に1人。


「えへへ〜っく…。」


ちゃんと様子を伺えば、照れているだけではなくお酒にやられている様だ。


「理央何本飲んだの?」

「え〜?ん〜とねぇ?……ふふっ。」

「結構飲んだのか。」


口元が常にヘラヘラしているし、顔が赤い。
俺は、理央から酎ハイの缶を取り上げた。

⏰:10/11/13 22:54 📱:F906i 🆔:XVfu9xCo


#75 [luna.]
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「十夜くんだっけ?面倒み良いんだね。」


そんな時、から大人びた笑みを浮かべて、酎ハイを勧めにくる綺麗な女の人。


「あ、俺は烏龍茶で結構です。」と、丁寧に断りをいれながら


「幼馴染なんで…。」


という言葉を無意識に出してしまい、自分で自分の首を締めてしまう。

⏰:10/11/13 23:03 📱:F906i 🆔:XVfu9xCo


#76 [luna.]
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「そうかぁ〜2人は幼馴染なんだ。…あ、私は楠 亜梨沙って言うの。よろしくね。」

「はい、俺は一ノ瀬 十夜です。」


軽く自己紹介を交わせ、俺は小さく会釈する。

楠さんはいかにも年上だという雰囲気を漂わせていた。
香水の甘い匂いが微かに香る。


「なんか十夜くん、高校生には見えないね。すごく大人びてるし、しっかりしてそう。」

「いえ、別に。きっと理央といてたらそう見えるんでしょーね。」

⏰:10/11/13 23:29 📱:F906i 🆔:XVfu9xCo


#77 [luna.]
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「2人は、幼馴染だけあって兄妹みたいなものなんだろーね。」

「…………あー…手のかかる奴なんで。」


淳達と笑っている理央を横目に苦笑しながら言葉を返す。


「勝手で自由奔放、振り回されるし、呆れたり腹立つ事ばっかで……」


楠さんはうんうんと頷いて、静かに聞くもんだから


「……でも、目が離せない奴で。」


知らないうちに語ってしまっていた。

⏰:10/11/13 23:42 📱:F906i 🆔:XVfu9xCo


#78 [luna.]
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そんな自分に気がつけば、何言ってるんだと動揺し


「……大切なんだね。」


という楠さんの一言にも


「…………。」


否定も肯定も出来なかった。

きっと言葉にしなくてもバレている。

なのにできない。
認めれない。
情けない。

⏰:10/11/13 23:50 📱:F906i 🆔:XVfu9xCo


#79 [luna.]
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♪〜

飲み会が始まって数時間経った頃、楠さんの携帯が鳴り、席を立つ。
電話のようだ。

そして戻ってきた。


「……美月?」

「……っ…。」


淳が楠さんに問いかける。
その瞬間に理央の体が微かにピクリと跳ねた。

⏰:10/11/14 01:16 📱:F906i 🆔:os6TloOI


#80 [luna.]
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「美月、元カレから連絡あってそっち行ってたみたい。もう用事すんだから今からいけるって。迎えにいかなきゃ。」

「おー…そっか」

「じゃあっ丁度お酒も食べ物も無くなってきたし、美月迎えに行くついでに買いにいくぞ〜!!!」


淳のやるせない声を覆い隠すように響く石田さんのテンションの高い声。

その声に従って買い出しと車出し係として、俺、淳、理央以外の数人が家から出ていった。

⏰:10/11/14 01:26 📱:F906i 🆔:os6TloOI


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