You & Me
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#16 [luna.]
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それから学校に着くまで、ずっとこんな調子だった。
正門をくぐり抜けると
「ひゅ〜♪今日もお暑いねーお前らはっ!」
常時テンション高き男、
本庄 真 [ホンジョウ マコト]に出くわした。
「暑いどころか暑苦しいよ…こんな女。」
俺は素早く嫌味を吐く。
:10/09/23 18:46
:F906i
:chzkPp/g
#17 [luna.]
▼ 訂正です。
>>15×→鉄
○→鉄拳
すみません(>_<)
:10/09/23 18:49
:F906i
:chzkPp/g
#18 [luna.]
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「そんな照れんなって。2ケツしてる上に理央ちゃんがそんなに十夜にしがみついてる所みたら、そりゃ言いたくもなるよ。」
「こいつの行動にそんな深い意味なんかあるわけないだろ。」
自転車を止めて、理央に早く降りろと促しながら真に言葉を返す。
「そぅだよ、まこっちゃん!!十夜は超がつくほどの幼馴染なんだから深い意味はないのっ。これが普段!普通!」
:10/09/23 19:05
:F906i
:chzkPp/g
#19 [luna.]
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「え〜お似合いなのにー。」
「誰がこんな口の悪い男なんかっ。もっと優しくて包んでくれる人がいーの。」
理央は舌をだして、俺を挑発してくる。
「あっそ。俺もお前なんかごめんだね。」
そうだよ、こんな奴…。
言い争いしてるうちに教室についていた。
:10/09/23 19:53
:F906i
:chzkPp/g
#20 [luna.]
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「おはよー。」
「あ、のんちゃーんっ!!おはよぉっ。」
表れたのは理央の友人、
上原 和花 「ウエハラ ノドカ」こと、のんちゃん。
理央よりも数十倍しっかりしていて、頼りになる奴だ。
「今日は一ノ瀬と登校?ほんとラブラブだね?」
一ノ瀬とは俺の名字だ。
:10/09/23 21:25
:F906i
:chzkPp/g
#21 [luna.]
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「もぅっみんなして朝から何?十夜は関係ないよ!!幼馴染だってばぁ。」
「…………。」
いつも何かあれば出てくる『幼馴染』という言葉。
毎回その言葉が鉛となって俺の気持ちを沈めていくんだ。
理央は何かと俺にひっついてくるし、頼りにする…
それは理央にとって
単なる『幼馴染』という関係で収まってしまうらしい。
:10/09/23 21:37
:F906i
:chzkPp/g
#22 [luna.]
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「はいはい。幼馴染ねっ。」
「分かればよしっ。あたしにはちゃ〜んとれっきとした想い人がいるんだからっ!!!あたしは……」
上原と理央の会話が耳を伝って、俺の鼓膜を震わせる。
理央が次に口にする言葉なんて、自然と脳裏に浮かんだ。
あの時の
「十夜と同じ高校目指す!!」
この言葉だって…
:10/09/23 21:48
:F906i
:chzkPp/g
#23 [luna.]
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「十夜と同じバスケ部に入る!!」
この言葉だって…
「髪の毛ショートにしたんだ。」
この言葉だって…
「離れるのなんか絶対嫌だよ!!」
この言葉さえも……。
いつも、
いつだってそうだ。
:10/09/23 21:56
:F906i
:chzkPp/g
#24 [luna.]
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理央が放つ言葉の先にいるのは……俺なんかじゃないんだ。
あの人なんだ。
「あ、あたしは、あっくんだけが好きなのっ!!」
目の前にいるのは、俺の部屋にパジャマで上がり込んでも平然としていて、
2ケツしても何食わぬ顔で俺に抱きつくようにしがみつける……
そんな奴なはずなのに。
:10/09/23 22:02
:F906i
:chzkPp/g
#25 [luna.]
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『あっくんだけが好き』
と、俺達の前でありったけの想いを零す理央は、頬が薄く赤らんでいて、他の奴になんか見せたことのない、
……恋する女の顔をしていた。
「……っ…。」
それに胸の奥底で押し込めていた気持ちがチクリと痛んだ。
:10/09/23 22:07
:F906i
:chzkPp/g
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