その日が来る前に、2
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#561 [愛華]
「…………あれ、直純くん?」
その季節の中に、君がいること。
「白石?なんでここに……」
「や、ケーキつくったからさ
直純くんにも分けてあげよーと
思って来たんだけど………
直純くん家にいなくってさ」
「ずっと待ってたのか?ここで」
:10/12/18 00:50
:840SH
:AYlUKGrk
#562 [愛華]
「あ、うん。すぐ帰るから!」
「帰るな」
「へ?いや………」
気づいたら抱きしめてた。
いつか、白石がそうしたように。
「な…………おずみくん」
:10/12/18 00:53
:840SH
:AYlUKGrk
#563 [愛華]
「……ん、ちょっとこのままで」
「なんか………あった?」
白石は小さく尋ねた。
見なくても心配そうな顔を
しているのがわかってしまう。
「………なんでもない」
「そっか……」
「な、白石」
:10/12/18 00:56
:840SH
:AYlUKGrk
#564 [愛華]
「なに?」
「キスしていい?」
そう言った瞬間、体が
引きはがされた。
そりゃもう、思いっ切り。
「いいわけあるか!!ってか
最初からそれが狙いだったの?
弱ってるふりして!!」
「あ、バレタ」
:10/12/18 01:00
:840SH
:AYlUKGrk
#565 [愛華]
道の真ん中なのも忘れて叫ぶ
白石を笑ってごまかす。
弱ってなんかないよ。
抱きしめたかったから
抱きしめたんだよ。
なんて言えないけどさ。
「……叫んだらお腹すいた」
「なに、ご飯食べてないの?」
「いや、食べたけど………」
:10/12/18 01:04
:840SH
:AYlUKGrk
#566 [愛華]
白石はじーっとケーキを見つめる
「………食べる?」
「食べる!!」
いや、俺にくれたんだろ……
まぁ、いっか。
ゆっくり、好きになってもらおう
:10/12/18 01:06
:840SH
:AYlUKGrk
#567 [愛華]
今は、白石の笑顔だけでいい。
あ、そっか。
「じゃー家で食うか」
「食う!!」
これが、『幸せ』なんだ。
:10/12/18 01:07
:840SH
:AYlUKGrk
#568 [愛華]
:10/12/18 01:22
:840SH
:AYlUKGrk
#569 [愛華]
-那佑side-
:10/12/18 16:04
:840SH
:AYlUKGrk
#570 [愛華]
'
「心機能が低下してきてます。
以前より早いペースで、病状が
悪化してきています」
………嘘だよ。
ちょっと具合が悪いだけ。
息苦しいだけ。
:10/12/18 16:08
:840SH
:AYlUKGrk
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