その日が来る前に、2
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#611 [愛華]
「………じゃああたしも」
「梓!!一緒にやってくれる?」
「え、じゃ俺も……」
「ううん。直純くんはいい。」
「………なに、この疎外感…」
あ、そういう意味じゃなかったんだけどな。迷惑あんまかけた
くなかった、っていう意味……
だったんだけど。
:10/12/21 22:48
:840SH
:yAxc/byQ
#612 [愛華]
うわ、すねてるし。
後ろ向いちゃったし。
「な、直純くん。大丈夫だよ。
ね?心配しないで?」
「………どーせ!!俺は!!」
「ほら、プリンあげるから」
「食いかけじゃん!!しかも
残り5分の1程度!!」
「直純ぃ、すねるなって。那佑は
あたしがちゃんと守るから!」
:10/12/21 22:54
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:yAxc/byQ
#613 [愛華]
「なんだよちくしょー!!」
5月の中盤。
いつもの楽しい日々。
限られた時間で何がしたいのか。
何度も考えたけれど…
きっと、これが正しい。
色んなことをやろう。
その日が来た時後悔したくない。
もちろん、諦めてはいない。
:10/12/21 23:04
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:yAxc/byQ
#614 [愛華]
きっと20歳の夜を越えてみせる
そう強く、願うんだ。
それまでは笑ってすごそう。
そんな毎日にあなたはいない。
慣れていくのがいいことなのか
悪いことなのかわからない。
まだこんなにも好きなのに。
側に戻って来てほしいのに。
:10/12/22 01:32
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:zdiU6mws
#615 [愛華]
傷は治らない。
たまに開いて痛むんだ。
今、あなたは
なにをして
なにを見て
なにを食べて
誰を思ってるんだろう。
私は今日もあなたを想うのに。
:10/12/22 01:35
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:zdiU6mws
#616 [愛華]
'
「………ただいまぁ」
「あ、那佑おかえりー!」
家に帰れば、優しいお母さんと
お父さんが迎えてくれる。
1年前のあたしなら絶対に
考えられなかったことだ。
:10/12/22 01:37
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:zdiU6mws
#617 [愛華]
「お母さん、あたしね梓とバイト
しようと思うんだけど……」
「いかん!!お金に困ってるならお父さんにいいなさい!」
いや、お父さんいつからいた?
びっくりしたよ今。
どっから出てきたんだよ。
「そーいうわけじゃないの!
やってみたいな、って思ったの」
「………お母さんは…うーん…」
:10/12/22 22:55
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:zdiU6mws
#618 [愛華]
「やっぱりダメかなぁ?」
さすがにお母さんも反対かな…
バイトなんて心配かけるし。
でもお母さんは。
「…まぁ梓ちゃんも一緒なら…
絶対無理はしないでね?」
「……!!ありがとう!!」
「那佑にバイトなんて……
危ない男につかまったりしたら
どうするんだ?」
:10/12/22 23:00
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:zdiU6mws
#619 [愛華]
「だいじょーぶだってば!」
「あ、ほら!!つきあってる
男性に送ってもらったら?」
ドキン
「………あー別れたんだ。
言ってなかったっけ?」
「え………そうなの?」
「まぁモテるひとだったしね!
また好きなひとつくるよ!」
:10/12/22 23:21
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:zdiU6mws
#620 [愛華]
あたしはなるべく声のトーンを
落とさないように言った。
「好きなひとなんかつくらんでいいんだ那佑は!!わかったな!」
「あーもうわかったから!
お願いだからお父さん黙って!」
「お父さんに向かってなんだ
その言い草は!!」
あたしとお父さんが言い合いを
している様子を、お母さんは
複雑そうに見ていた。
:10/12/22 23:47
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:zdiU6mws
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