その日が来る前に、3
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#296 [我輩は匿名である]
'
太陽は東から昇る。
そして西に沈む。
当たり前のような
神様がずっと昔に決めた決まり。
:11/02/05 22:39
:840SH
:qulkQi8.
#297 [我輩は匿名である]
きっと誰もが感じている。
そんなの当たり前だって。
でもあたしは違ったんだ。
太陽が昇って沈むまで
明日への恐怖に怯えていた。
光を見ることが怖かった。
なのに夜の闇にも怯えていた。
居場所がどこにもなかった。
:11/02/05 22:47
:840SH
:qulkQi8.
#298 [我輩は匿名である]
まぶしいのは嫌い。
自分がどんなに醜い心をしてるか
全て照らされてしまうから。
でも暗いのも嫌い。
自分がどこにいるかわかんなくて
闇にのまれそうになるから。
じゃああたしは、
どこに在ればいい?
:11/02/05 22:52
:840SH
:qulkQi8.
#299 [我輩は匿名である]
そんなあたしを連れ出してくれた
隆則。
自分の中のぜんぶが
あなたでうめつくされた。
:11/02/05 23:02
:840SH
:qulkQi8.
#300 [我輩は匿名である]
光がこんなに心地好いなんて
知らなかった。
夜がこんなに穏やかだったなんて知らなかった。
全部隆則が教えてくれた。
言葉にできないくらいに
温かくて、楽しくて。
つまりね。
幸せなの。
:11/02/05 23:08
:840SH
:qulkQi8.
#301 [我輩は匿名である]
'
あたしは大好きなぬくもりを
隣で感じながら目を覚ました。
いつもと違うにおいがした。
それが嬉しかった。
:11/02/05 23:16
:840SH
:qulkQi8.
#302 [愛華]
名前なくてすみませんでした。
全部愛華が書いたものなので
疑問に思った方がいたら
申し訳ありませんでした。
更新します。
:11/02/06 12:19
:840SH
:KxCQl9Ns
#303 [愛華]
…………なんだろ?
横を見ると、そこには
目をつぶったままあたしの
頭をなでている隆則がいた。
だからあたたかかったんだ……
そうだ、あたし昨日………
:11/02/06 12:21
:840SH
:KxCQl9Ns
#304 [愛華]
昨日のことを思い出し、一人で
赤面する。体温が上がるのが
自分でもわかった。
………ひゃー……
なんか……すごい恥ずかしい…
「………なんだ、起きてたのか」
隆則がゆっくり目を開けた。
:11/02/06 12:24
:840SH
:KxCQl9Ns
#305 [愛華]
「あ…………おはよ、う……」
「うん。おはよ」
隆則はにっこり笑った。
すごく優しい笑顔。
その視線の先には………
「あ、あんま見ないで……」
あたしはシーツで自分の体を
ぐるぐる巻きにした。
:11/02/06 12:29
:840SH
:KxCQl9Ns
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