その日が来る前に、3
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#286 [愛華]
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「…………ひっ……」



首に隆則の熱を感じた。

チクリとした痛み。


熱くて、でも優しい。

⏰:11/02/04 21:31 📱:840SH 🆔:Hg7.qx02


#287 [愛華]
「…………しるし」


隆則は優しく笑いながら言った。



ゆっくりベッドが沈んだ。




隆則に見下ろされてる……


なんか、変な感じ。

⏰:11/02/04 21:36 📱:840SH 🆔:Hg7.qx02


#288 [愛華]
震えてるのが自分でわかった。





「……………こわい?」

「大丈夫。へいき」

「無理してんなら………」


あたしは思い切り隆則を
抱きしめた。


「いいの」

⏰:11/02/04 21:38 📱:840SH 🆔:Hg7.qx02


#289 [愛華]
いいんだ。


隆則なら。



きっと、大丈夫だから。



そうでしょう?





「…………馬鹿」

⏰:11/02/04 21:47 📱:840SH 🆔:Hg7.qx02


#290 [愛華]
「馬鹿ってなにさ。隆則もだよ」

「俺が馬鹿?」

「…………隆則、熱い」



隆則はゆっくりキスしてくれた。


少しタバコのにおいがした。

それすらも安心する。

⏰:11/02/04 21:50 📱:840SH 🆔:Hg7.qx02


#291 [愛華]
「いんじゃん?馬鹿で」

「うん。そーだね」




あたしは



隆則の



隆則のすべてで



幸せになれるの。

⏰:11/02/04 22:05 📱:840SH 🆔:Hg7.qx02


#292 [愛華]
幸せだった。

きっと、こんな幸せな夜は
初めてだったよ。



隆則もそうだったのかな?


だと嬉しいな。



まるで宝物にさわるみたいに
不器用な手であたしに触れる。

愛しい手。

⏰:11/02/04 22:25 📱:840SH 🆔:Hg7.qx02


#293 [愛華]
暗い闇の中でいつも
あなたの声がしていた。

あたしの名前を呼んで
笑顔で手をふってくれる。



ずっと前から
こうなることは決まっていた。



そんな気がするの。


そう信じたいの。

⏰:11/02/04 22:52 📱:840SH 🆔:Hg7.qx02


#294 [愛華]
隆則。


大好きなんかじゃない。



愛してるよ。


ずっとずっと愛してるよ。






長くて、温かくて。
少しだけ切ないような。
幸せな夜が明けようとしていた。

⏰:11/02/04 22:56 📱:840SH 🆔:Hg7.qx02


#295 [愛華]
今日の更新分

>>283-295
感想待ってます。

⏰:11/02/04 22:59 📱:840SH 🆔:Hg7.qx02


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