その日が来る前に、3
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#283 [愛華]
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ずっとずっと夢見てた。
あたしは、女の子として。
普通の女の子として生きれるのか
:11/02/04 21:11
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#284 [愛華]
大切なひとを見つけて
キスをして
…………ひとつになって。
そんな幸せを手に入れられるのか
病気になってからも考えた。
:11/02/04 21:13
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#285 [愛華]
あたたかいあなたの腕の中で
あたしはそんな昔のことを
思い出していたんだよ。
今日あたしは。
あなたとひとつになれます。
:11/02/04 21:15
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#286 [愛華]
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「…………ひっ……」
首に隆則の熱を感じた。
チクリとした痛み。
熱くて、でも優しい。
:11/02/04 21:31
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#287 [愛華]
「…………しるし」
隆則は優しく笑いながら言った。
ゆっくりベッドが沈んだ。
隆則に見下ろされてる……
なんか、変な感じ。
:11/02/04 21:36
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#288 [愛華]
震えてるのが自分でわかった。
「……………こわい?」
「大丈夫。へいき」
「無理してんなら………」
あたしは思い切り隆則を
抱きしめた。
「いいの」
:11/02/04 21:38
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#289 [愛華]
いいんだ。
隆則なら。
きっと、大丈夫だから。
そうでしょう?
「…………馬鹿」
:11/02/04 21:47
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#290 [愛華]
「馬鹿ってなにさ。隆則もだよ」
「俺が馬鹿?」
「…………隆則、熱い」
隆則はゆっくりキスしてくれた。
少しタバコのにおいがした。
それすらも安心する。
:11/02/04 21:50
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#291 [愛華]
「いんじゃん?馬鹿で」
「うん。そーだね」
あたしは
隆則の
隆則のすべてで
幸せになれるの。
:11/02/04 22:05
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#292 [愛華]
幸せだった。
きっと、こんな幸せな夜は
初めてだったよ。
隆則もそうだったのかな?
だと嬉しいな。
まるで宝物にさわるみたいに
不器用な手であたしに触れる。
愛しい手。
:11/02/04 22:25
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#293 [愛華]
暗い闇の中でいつも
あなたの声がしていた。
あたしの名前を呼んで
笑顔で手をふってくれる。
ずっと前から
こうなることは決まっていた。
そんな気がするの。
そう信じたいの。
:11/02/04 22:52
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#294 [愛華]
隆則。
大好きなんかじゃない。
愛してるよ。
ずっとずっと愛してるよ。
長くて、温かくて。
少しだけ切ないような。
幸せな夜が明けようとしていた。
:11/02/04 22:56
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#295 [愛華]
:11/02/04 22:59
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