… 極楽(18禁)愛戯 …

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「…龍っ///」

なのに耳を噛んだり胸を触ったり､ぐちゃぐちゃになった蜜部を愛撫したりもする｡

あたしはたまに苛められすぎて､顔を真っ赤に染めて息ができなくなって涙が出るときだってあるくらいだ｡

「……っ」

突然､乳首をつままれて体を反らすあたし｡

「凛､よく我慢できるね？」

もうあの甘い思い出から２週間は疾うに経っていた｡

「……////」

恥ずかしくてただ顔を隠すあたし｡

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指で軽くへそのあたりを撫でる｡舌で乳首をコロコロ転がすと空いた左手の２本指をあたしの口の中にいれて動かす｡

「…ほらっ…飴食べるみたいに舐めてみな？凛……」

あたしはゆっくり指をぱくっとしてディープキスみたいにすると指がねっとり動き出して､それだけで蜜部がじゅんと湿る｡

「…ほんと俺のためだけのエッチな体になったね｡凛はセックスのときは､俺に説教できないもんね？」

「だっ………て龍がっ////」

《あたしで遊ぶから》と言いたくても声がでない｡それよりも恥ずかしくて火がでそう｡

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龍は綺麗で妖気なその唇であたしの頬を､首筋を､うなじを､…優しく喰らう｡まるで美しい吸血鬼みたいに｡

「……龍っ､だめ……」

「…俺がなんで我慢してるか､凛は知ってる？」

動きをピタっと止めて龍がちゃんとあたしに向き合う｡綺麗な瞳に乱れたあたしが映ってる気がして恥ずかしい｡

「…わかんないよ…」

「お前に…凛に…"龍が欲しい"て言われるの待ってるの｡」

チュとおでこにキスを落とすと龍は体を起こして服を着るとあたしを置き去りにしたまま､急ぎ足で家を出た｡

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龍が…欲しい…

「そんなの……言えるはずないじゃんっ!」

独り言をいいながら枕をぎゅっとあたしは握りしめた｡言うこと､というかその台詞のシーンを想像するだけで怖いよ｡あたし倒れて失神しちゃうくらい恥ずかしいと思う｡

龍がいなくなった部屋を片づけて貰った愛鍵をつかって部屋をロックすると､あたしは足早に家に戻る｡

蓮に出ていくこととか､彼氏の話もしとかなきゃいけないもんね｡

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――1人目｡

客の名前は瑠璃｡本名なのか源氏名なのか偽名なのか際も知らない女｡もちろん自分の仕事もあきらかにしない｡

ただ知ってるのは俺がツンツンしてるから､連絡や外での誘いをすると喜んですぐに店にきてまで会いたくなるていうタイプ｡

「瑠璃｡」

俺は待ち合わせ場所でしびれを切らしてる瑠璃を発見する｡待ち合わせから30分すぎてる｡

「ごめん遅れた｡」

「……待ちくたびれた!」

すねた顔をしている瑠璃｡俺はよしよしと頭を撫でる｡

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「…お詫びになんかあげる｡」

さらっとそれを言うと首から提げているいい音が鳴るネックレスを瑠璃の首につける｡

確か10万前後だろう｡昔の客に貰った気がする｡

龍は基本的にモノにたいする執着心はない｡ブランド品なんて興味もない｡ただ持ってたら羽振りいいように見える､ナンバーワンなら当たり前､と言われてから気にするようにはなったけど｡

「瑠璃…ずっと龍のつけてたそれ､欲しかったの……」

子供みたいに顔がパーっと明るくなる｡

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「やっべ……」

腕を掴んで小走りする｡全部のストーリーは龍の頭ん中に出来上がってる｡

「映画の時間!」

映画は待ち合わせの約40分後にあることは確認済み｡ 30分遅刻して､10分で映画館でチケットかってそそくさと見るものみて別れる……あとに連絡を入れたら完璧だ｡

龍は…龍咲レオンは､凛と付き合ってからずっと手を出したりはしない｡枕はやめたし､色をかけても当たり障りのない言葉や行動｡

見終わってから用事があることを伝えて枯れは次に行く｡

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――2人目｡

みのりはいいお客さん｡龍咲レオンと出会って大分経ってる長いお客さん｡

週に数回は絶対くるし､向こうから色を求めたりしてこない…しかも絶対的に｡

そうさせないように支配してるっていうのもある｡

「……おい､みのり｡」

「あ～れえたん☆ おはよ!ご飯いこいこお♪」

おっとりしたしゃべり方は普通の男の子にはウケるだろうけど､龍には鬱陶しくしか感じない｡

みのりはかなりハイレベルな女の子なのにも関わらずだ｡

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みのりはイタリアンが好きだから先輩や社長とかに色んな店情報を聞いたり､知り合いで仲良くしてもらってるひと達からの紹介で予約を入れたりする｡

「れえたんってよく分かってるよね♪みのりの好きなもんとか♪」

えへへと笑うその子は龍のことを大好きだよってみる眼差しだ｡でも彼はそれをあえて無視する､知らないふりをする｡

「…付き合い長いからなあ｡マジでここまできたら腐れ縁じゃね？」

予約の…と言うと洒落てる窓際の席に案内されて"龍咲様"とかいてる予約プレート｡

「…白ワインと､オレンジジュース｡」

みのりはお酒をほぼ飲まない｡

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