… 極 楽(18禁)愛 戯 …
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#73 [夢。*]
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この日はまた店にいくために仕事をした。 今日は夜中まで頑張ろうと決めて1人ずつ丁寧にこなしていく。
いじめられたいだけのMな男もいれば、乳首を噛みちぎるくらいの勢いで責めるSなやつにガキからおじいちゃん、と様々。
「いいだろっ…もっと声だして…もっと…いく?いく?いっちゃう?」
今回のやつはひたすら手であたしのアレをいじる奴だ。 延長もらったのに、ずっとそればっかで濡れるどころか擦れて痛い。
でも関係なくあたしは気持ちいいふりをしてあえぐ。
「……アッアンッ………イイッ…」
てね。
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:11/02/14 05:28
:F02B
:NLZddhks
#74 [夢。*]
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「…はい花蓮ちゃん。 今日は全員指名客だったからかなり弾んでるよ~☆ 明日も12時からお願いね!」
はい、と店長はあたしに本日の給料を渡す。 店からは1人1万前後でる。 今日は7人相手して延長ありだったし、裏でひいてるから10万手取りプラスて感じだ。
もうけた儲けた。
昨日休んでる分かなり頑張ったと思う。
携帯をあけてセンター問い合わせてしても当然レオンから連絡はない。
「……っ」
悔しい。
いつも簡単に手にいれてきたのに。
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:11/02/14 05:33
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#75 [夢。*]
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凜があこがれてた安藤先輩も、凜のこと好きだった福っちも、凜と勘違いしてキスしてきた原田も……みんなみんな、結局凜よりもあたしになった。
あたしは凜よりいい女だもん。

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今日はもう出勤してる?
と、何時間か前に送ったのに返事が来ない。
電話をかける。
「なに?」
レオンの第一声はそれ。
こないだシャンパン2本もおろしたのに…と思いながらメールと同じ内容を聞く。
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:11/02/14 05:37
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:NLZddhks
#76 [夢。*]
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「店くんの?」
「行っちゃ駄目なの…?」
「いんだけどさ~…今日マジで一緒にお酒飲めないと思う。 俺、かなり大事なお客さんくるし」
このひと悪魔だ、とそのせりふで思った。
違う言い方をすれば【その客は大事だけど君はね】とか【金つかってくれる客優先に決まってるじゃん】みたいな。
「…じゃ行かないほうがいいんだね…?」
「任せる。 てかまたメールして、じゃ!」
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:11/02/14 05:41
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#77 [夢。*]
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もうあの日から蓮は完全にレオンに振り回されてる状態だった。 彼が蓮のものになることなんて、ないのに―…
一方で凜とレオンこと龍は、彼が毎日店に通ったり同伴してることによって、だんだんふたりの離れてた距離が近づいてくる。
凜が最初にあった龍に対する警戒心はいまではさほど感じられなくなってきた。
龍は本業をおろそかにしてしまうほど色ぼけしてて、多少代表から指導をうけたりしたみたいだけど、蓮が太客にランクインしたので営業は大丈夫だそうだ。
花梨のふりをして蓮がレオンに会いにきてることも、蓮と凜が姉妹であることも、龍だけは知ってる。
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:11/02/14 05:47
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#78 [夢。*]
:11/02/14 05:50
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#79 [夢。*]
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蓮は週3、4回で龍咲レオンに会いにきている。 …残念ながら彼女の願いはまだ叶ってない。 相変わらずがっぽり稼いでは、生活費以外をすべてレオンに気に入られるために遣っている。
一方双子の凜こと花梨は、キャバクラでもちゃんとまじめに働いて売り上げをのばしながら、徐々に龍(龍咲レオン)に気持ちが動いている。
龍咲レオンは、蓮が花梨のふりをしてるのを知りながら客として利用し、一方の凜にはぞっこんで毎日凜の働くlapisに飲みにいったり、同伴誘ったりとどうやら真剣なご様子…
ここで新種登場?
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:11/02/14 08:17
:F02B
:NLZddhks
#80 [夢。*]
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「凜、おはよ…」
今日も龍さんと同伴で夕方に待ち合わせてた。 今日は彼の車で海沿いまでドライブしてから、いつもどおりセットして、一緒にお店に来てくれる。
段々正直なところ、お客さんだなんて思えなくなってきてる。
「今日はなんで海沿いなの?」
最初ははなせなかったタメ語さえも龍さんに使えるようになってた。
だって日曜以外の1か月間も龍さんと毎日会ってるんだもん。
「ちょっとね♪」
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:11/02/14 08:21
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#81 [夢。*]
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海沿いに建つレトロな店が目に止まる…と思ったら、車がその駐車場に止まった。
「…ここ、凜は気にいるはず♪」
俺一押しなんだよね、と言いながらあたしの手を引っ張る。
店内に入るとガラガラだ。 店員がひとりカウンターのところに立ってるだけ。
「黒崎様、お待ちしてました。 準備は整っておりますので……また御用の際はこちらのベルでお呼び下さい。」
と頭を下げるとその人まで裏方に引っ込んでしまった。
店にいるのはあたしと龍さんと…ゆるやかに流れる音楽だけ。
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:11/02/14 08:25
:F02B
:NLZddhks
#82 [夢。*]
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「すごい……」
自分たちが腰かけた背中側はガラス張りで一面が海だ。 ゆったり波の行き来を眺められる。
ろうそくやランプにともった火だけゆらゆら揺れる。 シャンパンを龍さんがあけるとグラスに注いで乾杯した。
「いいだろ、ここ……知り合いの店で、今日貸し切りにしてもらった。」
目の前にはあたしの好きなスウィーツが並んでて好きなだけ食べていいようになってる。
コホン、と咳をすると龍さんはあたしの手をぎゅっと両手で握りしめた。
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:11/02/14 08:29
:F02B
:NLZddhks
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