有空
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#302 [y]
第十一話
:12/01/04 20:37
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#303 [y]
朝のアラームが部屋に鳴り響く。
『…あー…起きる?…起きれる?
ねむい…でも…起きなきゃ…』
こーちゃんとの約束をしょっぱなからやぶるわけにはいけない。
昨日、髪の毛をきったのでなんだか頭がちくちくした。
起きて水を飲もうとキッチンへいくと、小百合さんがいた。
:12/01/04 20:39
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#304 [y]
『?』
「あ、起きた?おはよう」
卵をかしゃかしゃと掻き混ぜながら振り返る小百合さん。
『おはよー、いつからいたの?』
「夜中。ベットに忍び込んだのにアリック起きないんだもん」
全然気づかなかった。
「もうすぐ朝ごはん出来るよ」
:12/01/04 20:42
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#305 [y]
リビングのテーブルに俺一人分の朝ご飯をおいて、自分はその横に座る。
小百合さんはいつもそう。
俺が食べるのを嬉しそうに見ている。
「モンチッチみたいになったね」
『え?』
「髪の毛。」
前の日に髪の毛を短くきっていたことを思い出す。
:12/01/04 20:43
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#306 [y]
『あぁ…モンチッチって』
喜んでいいのかビミョー…
「髪の毛の色も綺麗な色に戻ったし、アリック短い方がかわいいね!」
そういいながら俺の髪の毛をつまむ。
:12/01/04 20:44
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#307 [y]
『かわいいすぎて、朝から襲っちゃいそう?』
「うん」
『じゃー、襲って』
ちゅーをせがむとおでこをぱちんと叩かれた。
「はやくご飯たべなさい…今日から学校でしょ」
『ちぇ』
:12/01/04 20:45
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#308 [y]
-幸-
夏休み明け、槙原の長めでふんわりしていた髪が短めのツンツンにかわっていた。
「おー、結構切ったな!」
すっかり金髪に戻っている。
金髪と言うかミルクティーみたいな柔らかい色。
:12/01/04 20:46
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#309 [y]
『髪色もどっちゃった!菊地に怒られるかな?』
やっぱり金髪のほうが似合うなこいつ。
「菊地センセイ、な。
…大丈夫だよ、自毛登録だしといたから。」
『うそ!先生ありがとう!』
「お前には貸し2だからな!」
抱き着いてくる槙原を真尾にこすりつけて、始業式が始まる体育館へ向かう。
:12/01/04 20:48
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#310 [y]
-マキ-
「マキ髪の毛、何cmくらい切ったんだ?」
達也さんは俺の頭を撫でる。
『わかんないけど結構切ったよ。』
「俺も切ろうかなー…」
達也さんと仲直りしてからいつも通りのバイトしていた。
:12/01/04 20:56
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#311 [y]
カランカラン−…
『あ、未央さん、いらっしゃっい』
「マキちゃん、久々〜。
髪の毛きってる!かわいい!」
その日の未央さんは、いつもよりきらきらしていた。
幸せが笑顔からにじみ出ている。
:12/01/04 20:57
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#312 [y]
『未央さん、なにかいいことあったの?』
「え?どうして?」
『顔が幸せそう』
俺がそういうと未央さんはほっぺたに手を当てた。
「顔にでてたか。
マキちゃんには報告しよっかな。」
:12/01/04 20:58
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#313 [y]
『どうしたの?』
「…あのね、プロポーズされたの」
『前言ってた子持ちの彼から?』
「そう!」
えへへって笑う幸せそうな未央さん。
『おめでと!!!やったね。
お祝いしなきゃじゃん!何しよう、』
:12/01/04 20:59
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#314 [y]
「お祝いなんていいよ、マキちゃんがこんなに喜んでくれて嬉しい」
お祝いをしないわけにはいかないでしょ!
『達也さーん!』
達也さんを呼んで説明する。
「そりゃ、めでたい。おめでとう!」
達也さんは未央さんにとっておきのカクテルを作り始めた。
俺もフルーツをきるのを手伝う。
:12/01/04 21:01
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#315 [y]
「ありがとう、達也くん。
長谷川未央になるんだー。」
『ハセガワ?』
「うん、これからもよろしくね」
『結婚しても来てくれるの?』
「来るわよ。
マキちゃんに新婚生活の愚痴きいてもらわなきゃ」
:12/01/04 21:02
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#316 [y]
「愚痴じゃなくてのろけでしょ?
はい、未央ちゃんスペシャルー」
達也さんが未央さんの前にもはやパフェみたいになっているカクテルを置いた。
「わぁ!おいしそう!
…あたしこんなに幸せでいいのかな」
未央さんが幸せそうでよかった。
:12/01/04 21:03
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#317 [y]
その日のバイトが終わって、外で達也さんと一服する。
「未央ちゃんが結婚ってなんか寂しいなぁ…」
未央さんはほんわかと暖かくて優しくて、うちのバーではちょっとしたアイドルだった。
そんな未央さんが結婚ってなって、達也さんは少し寂しいそうだった。
:12/01/04 21:06
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#318 [y]
『達也さんは結婚しないの?』
達也さんは頭こそ悪いけど、元No.1ホストだけあって、顔は整っているし、女の人には優しいし、お金にだって困ってはいない。
モテてもおかしくないのに彼女って存在はなさそうだ。
「結婚、ねぇ…」
タバコをふかしながらつぶやく。
:12/01/04 21:07
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#319 [y]
『そういえば達也さんの恋ばな聞いたことない。聞かせてよ』
「…もうちょっとお前が大人になったら聞かせやるよ」
ちょっとセンチメンタルな達也さん。
こんなのは達也さんじゃない。
『俺が大人になったら達也さんもうおじいちゃんだよ』
元気ださせようと思ってわざと茶化す。
:12/01/04 21:08
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#320 [y]
「うっせー!!」
そういって飛び蹴りされる。
…なんか最近俺蹴られたり、叩かれたりそんなのばっかり…
:12/01/04 21:09
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