有空
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#292 []


『…あ、やっべぇ!
俺グラス届けなきゃ!』


そういって立ち上がる槙原。
携帯と財布をポケットに突っ込みグラスを持つ。


「ちょっとまてよ。
こんな時間に中学生がうろついていいのかなー?」


でていこうとする槙原の腕を掴む。

⏰:12/01/02 21:08 📱:SH04B 🆔:BPg/S1S6


#293 []


『先生は俺のやること全てを否定するんだね…』


悲しそうな目で見つめられる。


「いやいや、そうじゃなくて、明日にしろよ!
夜にうろつくなって!」

『だって達也さん昼間起きてないんだもん。』


は?タツヤさん?


俺の手の力が緩んだ隙に槙原は逃げ出した。

⏰:12/01/02 21:10 📱:SH04B 🆔:BPg/S1S6


#294 []


「あ、おいこら!まて!」

『へへっ先生グラスありがとうね!
おやすみなさーい』


玄関までドタバタと追いかけっこをして結局逃げられた。


…ちくしょう。
今度会ったら叱らなきゃな。



⏰:12/01/02 21:11 📱:SH04B 🆔:BPg/S1S6


#295 []


-マキ-



裏口からそっと倉庫にはいる。
ここにはお酒やあたらしいグラスがおいてある。


「マキ?」


振り返るとお酒のはいったケースを持った達也さん。


『げ』


そっと入ったのにいきなり達也さんと遭遇するっていう…。

気まずい。

⏰:12/01/04 00:35 📱:SH04B 🆔:P9F6v3c.


#296 []


「どうした?今日シフト入ってなかっただろう?」


いたって普通の達也さん。


『…グラス、割ったやつ持ってきた。
…割っちゃってごめんなさい。』


「あ?あー…、怒ってねぇよ。
俺も言い方悪かったしな…ちょっと話そうや」


そういって空き箱を並べて席を作る達也さん。

⏰:12/01/04 00:37 📱:SH04B 🆔:P9F6v3c.


#297 []


『いや、もう良い子は寝る時間だから帰んなきゃ。』

「こんな時だけ子供ぶんなよー。」


腕を捕まれ強引にすわらされる。


「んー…、今の気分はこれかな?」


達也さんは、棚からボトルを取り出して俺が持ってきたグラスにつぐ。


『…。』


このグラス洗ってあんのかな…

⏰:12/01/04 00:39 📱:SH04B 🆔:P9F6v3c.


#298 []


「…グラスよく見つけたな、限定物だったろ?」

『担任の先生が持ってやつくれた。』


お酒を一口飲むと甘ったるい味が広がる。


「お前、先生と仲いいんだ」

『ん〜…、仲いいかな?』

「なーんだそれ」


はははと笑い声をあげる達也さん。
なんだかご機嫌?

俺の飲みかけをゆっくりと飲む。

うん、間接ちゅーだね。

⏰:12/01/04 00:41 📱:SH04B 🆔:P9F6v3c.


#299 []


『マンションが一緒でさ、遊びに行ったらご飯作ってくれるし、ちょっと間抜けだけどいい人。
先生だけどさ、先生ぽくないし、それにさー…』


小百合さんには話さないからついいっぱい話してしまった。

こーちゃんのいいところはたくさんあるんだ。

⏰:12/01/04 00:43 📱:SH04B 🆔:P9F6v3c.


#300 []



「…お前に、そういう存在があるなら安心した。」


こーちゃんについてある程度しゃべり終えると頭をぐしゃぐしゃに掻き回された。


「有空…、あんまり小百合さんに依存すんなよ。」


達也さんはつぶやくように言う。

返事をする気分にはなれないので、もう一口お酒を飲んでごまかした。

⏰:12/01/04 00:47 📱:SH04B 🆔:P9F6v3c.


#301 []


>>273-300!!
第十話でした。


マキとこーちゃんの絡みってなんだか安心します(*´ω`*)

書いてても楽しかった。


読みづらくないですか?
感想いただけたら嬉しいです!

感想板
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⏰:12/01/04 00:52 📱:SH04B 🆔:P9F6v3c.


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