有空
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#358 [y]
わかんないわけじゃない。
昨日の事件が原因だってわかってる。
でも、話すと思い出しちゃうから、話したくなかったんだ。
小百合さんの胸に顔を押し付けるような形で抱き着く。
小百合さんの香りがして毛布以上に心地いい。
「…。」
小百合さんは何も言わないで俺の頭を撫でてくれる。
寂しいとき、悲しいとき、小百合さんは俺を癒してくれる。
:12/02/26 22:48
:SH04B
:SsXmY266
#359 [y]
「…そうだ!アリック、旅行いこっか!」
『…え?』
突然の発言に驚いて顔を上げる。
「旅行、最近いってないでしょ?」
小百合さんはクローゼットを開いて旅行鞄を取り出す。
:12/03/14 11:02
:SH04B
:pURzIuf6
#360 [y]
『ちょっ、待って、今から?』
「うん。」
『小百合さん仕事は?』
「有休まだ残ってるから大丈夫。」
小百合さんの荷物と一緒に部屋に置いてあった俺の私服が次々と詰め込まれていく。
:12/03/14 11:04
:SH04B
:pURzIuf6
#361 [y]
「私と旅行いきたくないの?」
『そういうわけじゃないけど…』
くすっとわらって俺の顔を覗き込む。
そして、優しく頬を撫でられる。
「…部屋に篭って考えこんでるより、どこかへ出かけた方が気が楽になるよ。」
:12/03/14 11:07
:SH04B
:pURzIuf6
#362 [y]
飛行機にのって3時間。
「んーー!やっぱこっちはまだ暖かいね」
伸びをしながら両手を広げる小百合さん。
いい天気でぽかぽかしてて気持ち良い。
ついたのは沖縄だった。
:12/03/16 09:11
:SH04B
:WY/jjpOk
#363 [y]
「お昼ごはん食べたら、美ら海水族館いこうか。
アリック水族館すきでしょ?」
沖縄は東京とは違う香りがする。
うまくは言えないけど柔らかい香り。
『うん!』
「さ、いこっ」
差し出された小百合さんの手を握りしめる。
:12/03/16 09:12
:SH04B
:WY/jjpOk
#364 [y]
水族館を楽しんでそのへんをぶらぶらしていると、すっかり日も落ちてしまった。
スニーカーを脱いで夜の海に足をつける。
「冷たくなあい?」
砂浜から小百合さんが問い掛けてくる。
:12/03/18 09:19
:SH04B
:ghRhjfsA
#365 [y]
『思ったより冷たくないよ。』
手を差し延べると小百合さんはサンダルを脱いでワンピースの裾を持ち上げながら海へ足をつける。
「あ、ほんとだ」
二人で手を繋いで海を歩く。
波の音。塩の香り。
生温い水が足に絡まりつく。
「気持ちいいねー」
『うん』
「東京に帰りたくなくなっちゃうな…」
:12/03/18 09:20
:SH04B
:ghRhjfsA
#366 [y]
『帰るのやめて沖縄に住んじゃうわっ』
何かを踏ん付けて海に尻餅を着いてしまった。
「やだ、何してんの」
『…滑った』
肩まで水に浸かって、全身びっしょびしょ。
「もーー、ばかでしょ」
笑ってる小百合さんを見上げると背景に綺麗な星空が見えた。
:12/03/18 09:22
:SH04B
:ghRhjfsA
#367 [y]
『星、綺麗…』
「…本当、すごいね」
星空に見とれてる小百合さんの腰に抱き着いて引っ張る。
「きゃ…!」
バランスを崩して海に落ちる。
『小百合さんもびしょびしょだね』
へらへらと笑っていると水を思いっきりかけられた。
:12/06/03 01:20
:SH04B
:xt5qqqAg
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