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#394 [愛華]
「これ、コロッケ用のソース
じゃん!なんで白米に!」

「かわいいでしょう?」

「かわいいけど!
ぶっちゃけ少し感動したけど!
今はそこじゃないでしょ!」

「まぁまぁ陽向ちゃん。天宮は
すごい楽しんでたみたいだから
多めに見てやってよ」

「要君は天宮に甘すぎだよ…
あたしは楽しくないっつの!」

「あはは」

「何がおかしいんだ天宮」

⏰:11/03/31 22:30 📱:840SH 🆔:z/QxPonw


#395 [愛華]
天宮は意外と子供なのかも、と
思いながら突っ込む気力も
失せたので再びお昼再開。



「………なんか、ありました?」


物足りない味のコロッケを
口に運ぶと天宮があたしの
顔を心配そうに覗き込んだ。


あたしは手を止めることなく
その質問に答える。

⏰:11/03/31 22:45 📱:840SH 🆔:z/QxPonw


#396 [愛華]
「別になんもない」

「嘘つくの下手すぎです」

「下手じゃないもん」

「ほら嘘だって認めてんじゃん」


しまった、やられた。
口では天宮には勝てない……
ていうかあたしが天宮に勝る
ものなんてあるんだろうか。


「陽向ータッキーに隠し事とか
したらタッキー怒るよぉ?」

⏰:11/03/31 22:49 📱:840SH 🆔:z/QxPonw


#397 [愛華]
う………
皐月の言葉に詰まってしまう。
確かにさっき天宮は敬語じゃ
なかった。経験からすると
あれは怒ってる証拠であり……


ていうかなんで隠し事してるってわかるんだろ。
透視でもできるんだろうか…


「陽向ちゃん〜天宮の怒りは
廻りに廻って俺に来るんだからささっさと話してよ〜」


か、要君まで………。

⏰:11/03/31 23:01 📱:840SH 🆔:z/QxPonw


#398 [愛華]
松矢君と話してもいいとは
言われているけど、やっぱり
言うのは少し抵抗がある。


「か、帰って話す」

「……家でじっくりね。」

「なんか滝変態っぽいぞ」

「それはお前が変態だからだ。


………陽向さん。家でちゃんと
話してください、ね?」


口調は優しいのに、あたしには
悪魔の囁きみたいだよ……。

⏰:11/03/31 23:18 📱:840SH 🆔:z/QxPonw


#399 [愛華]
なんだかんだで午後の競技も
終わり…結局我らが1−3は
初日の時点で総合2位となった。


1番印象的だったのは午前の
応援合戦を校長室の窓から
ひっそり覗いていた天宮校長。

天宮も将来あんな風になったら
どうしようと本当に不安になった




で、現在。

⏰:11/04/01 00:25 📱:840SH 🆔:5cR3Yg52


#400 [愛華]
「ふぃーいいお湯でしたー」


運動のあとのお風呂は
やっぱりいい!!
心休まる。



「天宮ぁ、髪のびちゃったから
今度切ってくれる?」

「それはいいですけど」

「アイスある?」

「ありますけど」

⏰:11/04/03 11:29 📱:840SH 🆔:evjaXgCs


#401 [愛華]
「やったーハーゲンダッツ!」

「ハーゲンダッツですけど。

………わかりましたから。
ほら、こっち来て」


こいこい、と手を招く天宮。
隣に座るとやっぱり甘くて
いいにおいがした。


「お昼、何かあったんですか?
なんかいつもと様子違って
ましたけど………」

「うん………」

⏰:11/04/03 11:35 📱:840SH 🆔:evjaXgCs


#402 [愛華]
あたしが言葉につまると、
天宮は首にかかっていた
タオルであたしの髪を
わしゃわしゃとなで始めた。


「………ちょ、自分で!
自分でふけるからっ!」

「………」


無視かい!


なんだろう。この手に
抱きしめられたこともあるのに。

なんか今さらすごく緊張する…

⏰:11/04/03 11:43 📱:840SH 🆔:evjaXgCs


#403 [愛華]
緊張するけど、心地好い。
なんかホッとする……。




「……天宮はさ、もし自分が
大切なひとに似てるって
言われたらどうする?」

「なんですか、それ?」

「例えばの話。そうだなぁ……
要君にさ、『滝は昔の俺の親友にそっくりだ』って言われたら
天宮はどう思う?」

「…………」

⏰:11/04/03 12:25 📱:840SH 🆔:evjaXgCs


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