*トワイライト・ゾーン*
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#261 [スピーディー]
「よし」
そう言ってトニ―は尻ポケットに手をやって、ダ―クグリーンの壜をひっぱり出した。
キャップを取って、一口飲む―瞬間、ユ―タはギョッとした。
:11/02/24 18:47
:SH07B
:☆☆☆
#262 [スピーディー]
トニ―の体が透けて見えるような気がしたのだ。
気がしただけでなく、トニ―は幽霊のようにたしかに透明になりかけていた。
:11/02/24 18:49
:SH07B
:☆☆☆
#263 [スピーディー]
(トニ―が消えてゆく。
それともどこかへ行ってしまうのだろうか)
でも、そんなバカなことがあるはずがない。
そんなのナンセンスだ。
:11/02/24 19:21
:SH07B
:☆☆☆
#264 [スピーディー]
やがて、トニ―の体はもとどおりになった。
いまのはたぶん、目の錯覚かなにかで、一瞬だけ―
:11/02/24 19:22
:SH07B
:☆☆☆
#265 [スピーディー]
(いや、そうじゃない。 ほんの一瞬だが、彼はここにいなかったんだ!)
―幻覚を起こしたのだろう。
トニ―の目がじっとこちらに注がれている。
:11/02/24 19:25
:SH07B
:☆☆☆
#266 [スピーディー]
彼は壜をユ―タのほうに差しだしかけてから、かぶりを振った。
思いなおしてキャップを閉めると、壜を尻ポケットにもどした。
そして、トニ―の顔に微笑がもどる。
:11/02/24 19:28
:SH07B
:☆☆☆
#267 [スピーディー]
「ただ…」
…ぼくにはどうしたらいいのかわからない、と言つもりだったが、内部からの声、というより記憶が遮った。
:11/02/24 19:30
:SH07B
:☆☆☆
#268 [スピーディー]
『いや、わかっている!
初めはトニ―の力を借りなければならんだろうが、おまえにはよくわかっているはずだ、ユ―タ』
それは聞き覚えのある声 父の声だった。
:11/02/24 19:32
:SH07B
:☆☆☆
#269 [スピーディー]
「どうやればいいのか教えてくれたら、なんでもやります」
ユ―タの声は高くなったり低くなったりした。
:11/02/24 19:33
:SH07B
:☆☆☆
#270 [スピーディー]
「話してもいいことだけを話してやるよ…全部じゃないぜ。
全部知ることは、許されないことだからな」
:11/02/24 19:35
:SH07B
:☆☆☆
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