*トワイライト・ゾーン*
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#477 [スピーディ]
「その女の人に会えば、おまえさんがこれをやらなければならん理由もわかるはずだ。
むこうのわしの友だちは、おまえさんが何をしようとしているのか、すぐに察して、その女の人に会えるように手筈してくれるのさ」
:11/04/07 16:10
:SH07B
:☆☆☆
#478 [スピーディ]
「その女の人が…」
「そう」
と、トニ―。
「もうわかってるだろ」
「女王なんですね」
:11/04/07 16:11
:SH07B
:☆☆☆
#479 [スピーディ]
「その人をよく見るんだぞ、ユ―タ。 彼女をしっかりと見るんだ、わかったか?」
それから最後に、
「トワイライト・ゾーンを取ってくるんだぞ」
と、言った。
:11/04/07 16:15
:SH07B
:☆☆☆
#480 [スピーディ]
「大切にして運んでくるんだ。 生易しい仕事じゃないけど、やり遂げなくちゃならん」
ユ―タはトニ―のシワだらけの顔に見入りながら、彼が言ったことを懸命に反芻していた。
:11/04/07 16:17
:SH07B
:☆☆☆
#481 [スピーディ]
顔に傷がある男。 親衛隊の隊長。 女王。 生易しい仕事じゃない。
「わかりました」
そう言ったものの、ユ―タは急に母のそばへ逃げて帰りたくなった。
:11/04/07 16:19
:SH07B
:☆☆☆
#482 [スピーディ]
トニ―が温か味のある微笑をうかべた。
「ようし。 風ユ―タの用意ができた。
さあて、あのスペシャルジュースを飲む時がきたようだぜ」
「そうですね」
:11/04/07 16:20
:SH07B
:☆☆☆
#483 [スピーディ]
ユ―タは尻のポケットからダ―クグリーンの壜を出して、キャップを取った。
じっとこちらを見ているトニ―の色の薄い目を見返した。
:11/04/07 16:22
:SH07B
:☆☆☆
#484 [スピーディ]
「できるときにはトニ―が助けに行くからな」
ユ―タはうなずくと、目をつむって、壜を口にもっていった。
:11/04/07 16:23
:SH07B
:☆☆☆
#485 [スピーディ]
甘ったるい腐ったような匂いが鼻をついて、ほとんど反射的に喉が閉塞してしまいそうになった。
壜の尻をぐいと持ちあげる。
:11/04/07 16:25
:SH07B
:☆☆☆
#486 [スピーディ]
腐臭が口の中に流れこんでくる。
胃がきゅっと引きつった。
思いきって、ぐっと呑みこんだ。
焼けつくような感覚が喉を降っていった。
:11/04/07 23:12
:SH07B
:☆☆☆
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