*トワイライト・ゾーン*
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#561 [スピーディ]
隊長は、手をユ―タの両わきの下にさし入れて、彼の体を床から持ち上げた。

「目の前に羽目板があるだろう。

それを左に動かしてみろ」

⏰:11/04/09 01:02 📱:SH07B 🆔:☆☆☆


#562 [スピーディ]
暗闇で前方へ手を伸ばすと、板はたやすく横にすべり、さっと光が通路内にさし込んできた。

ユ―タの目はホテルのロビーくらいの広さの部屋を見おろしていた。

⏰:11/04/09 01:04 📱:SH07B 🆔:☆☆☆


#563 [スピーディ]
白衣の女が大勢いて、家具にはやたらと装飾が施されていた。

部屋の中央には、おそろしく大きなベッドがあった。

⏰:11/04/09 01:05 📱:SH07B 🆔:☆☆☆


#564 [スピーディ]
その上に、眠っているのか意識不明なのか、1人の女が頭と肩だけを出して横たわっていた。

ユ―タは驚愕とショックであやうく叫びそうになった。

⏰:11/04/09 01:07 📱:SH07B 🆔:☆☆☆


#565 [スピーディ]
ベッドに寝ているのは彼の母だったのだ。

まちがいなく母だ。

それも死にかけている…。

⏰:11/04/09 01:07 📱:SH07B 🆔:☆☆☆


#566 [スピーディ]
「見えたか」

隊長がささやき、ユ―タを支えている腕にさらに力を入れた。

⏰:11/04/09 01:08 📱:SH07B 🆔:☆☆☆


#567 [スピーディ]
ユ―タは茫然として母をみつめていた。

彼女が死にかけていることは、一見してわかった。

⏰:11/04/09 01:09 📱:SH07B 🆔:☆☆☆


#568 [スピーディ]
看護にあたっている女たちは、シ―ツのしわをのばしたり、卓上の書物をそろえ直したりして動きまわっているが、

そのじつ病人を助ける方法の見当がつかなくて、ただ忙しげにふるまっているにすぎない。

⏰:11/04/09 01:13 📱:SH07B 🆔:☆☆☆


#569 [スピーディ]
死をせめて1週間でも、先に延ばすことができれば、それで精いっぱい、と思っているようだった。

少ししてユ―タは、ベッドに寝ている女が、どこか母とは違っていることに気づいた。

⏰:11/04/09 01:15 📱:SH07B 🆔:☆☆☆


#570 [スピーディ]
母よりは顎の形がいくらか丸みを帯び、鼻の形もわずかに古典的な感じがする。

死にかけているあの女は、母のツイナ―(分身者)、ローラ・デラシアンにちがいない。

⏰:11/04/09 01:17 📱:SH07B 🆔:☆☆☆


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