*トワイライト・ゾーン*
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#567 [スピーディ]
ユ―タは茫然として母をみつめていた。

彼女が死にかけていることは、一見してわかった。

⏰:11/04/09 01:09 📱:SH07B 🆔:☆☆☆


#568 [スピーディ]
看護にあたっている女たちは、シ―ツのしわをのばしたり、卓上の書物をそろえ直したりして動きまわっているが、

そのじつ病人を助ける方法の見当がつかなくて、ただ忙しげにふるまっているにすぎない。

⏰:11/04/09 01:13 📱:SH07B 🆔:☆☆☆


#569 [スピーディ]
死をせめて1週間でも、先に延ばすことができれば、それで精いっぱい、と思っているようだった。

少ししてユ―タは、ベッドに寝ている女が、どこか母とは違っていることに気づいた。

⏰:11/04/09 01:15 📱:SH07B 🆔:☆☆☆


#570 [スピーディ]
母よりは顎の形がいくらか丸みを帯び、鼻の形もわずかに古典的な感じがする。

死にかけているあの女は、母のツイナ―(分身者)、ローラ・デラシアンにちがいない。

⏰:11/04/09 01:17 📱:SH07B 🆔:☆☆☆


#571 [スピーディ]
「もういいです」

小声でささやいて、羽目板をもとにもどすと、隊長は下におろしてくれた。

⏰:11/04/09 13:05 📱:SH07B 🆔:☆☆☆


#572 [スピーディ]
暗闇でユ―タは訊いてみた。

「どこがお悪いんですか?」

「だれにもわからんのだ」

⏰:11/04/09 15:05 📱:SH07B 🆔:☆☆☆


#573 [スピーディ]
「女王は見ることも、しゃべることも、動くことすらできない…」

一瞬の沈黙があってから、隊長がユ―タの手を取った。

「もうもどらなければ」

⏰:11/04/09 15:06 📱:SH07B 🆔:☆☆☆


#574 [スピーディ]
二人は闇を抜けて、ほこりっぽい無人の部屋に出た。

隊長はじっと、ユ―タを見た。

「さて、こんどは私の質問に答えてもらおうか」

⏰:11/04/09 15:08 📱:SH07B 🆔:☆☆☆


#575 [スピーディ]
「はい」

「おまえはあのお方を救うためによこされたのか?

女王を救うために?」

ユ―タはうなずいた。

⏰:11/04/09 15:09 📱:SH07B 🆔:☆☆☆


#576 [スピーディ]
「たぶん―それも目的のひとつだと思います。

ひとつだけ教えてください」

ちょっと言い淀んだ。

⏰:11/04/09 15:10 📱:SH07B 🆔:☆☆☆


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