*トワイライト・ゾーン*
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#171 [スピーディー]
得体のしれない恐怖が、隅の暗がりとか、戸の半開きになったクロ―ゼットとか、人のいない部屋にひそんでいるように思えた時代は終わったのだった。

⏰:11/02/24 15:17 📱:SH07B 🆔:☆☆☆


#172 [スピーディー]
その束の間の平和が、おなじ年の夏にぶちこわされてしまった。

それ以来ユ―タは、半年ほどの間、夜は灯りをつけて眠るようになり、眠っても夢にうなされる日がつづいた。

⏰:11/02/24 15:20 📱:SH07B 🆔:☆☆☆


#173 [スピーディー]
大阪の祖母の家へ遊びにきていたユ―タは、祖母の家から少し離れた場所の公園で遊んでいた。

⏰:11/02/24 15:22 📱:SH07B 🆔:☆☆☆


#174 [スピーディー]
帰ろう公園の出入口を出たところに、一台のベンツが道を横切ってきて停まった。

ハンドルを握っていた男が窓ガラスを下げて、眼鏡ごしにユ―タに笑いかけた。

⏰:11/02/24 15:27 📱:SH07B 🆔:☆☆☆


#175 [スピーディー]
盲人が掛けるような、レンズがまんまるで、ほとんど黒にちかい眼鏡だった。

白いス―ツを着ていた。

⏰:11/02/24 15:28 📱:SH07B 🆔:☆☆☆


#176 [スピーディー]
助手席に乗っていた男は、ハット帽をかぶっていてよく見えなかった。

⏰:11/02/24 15:29 📱:SH07B 🆔:☆☆☆


#177 [スピーディー]
眼鏡の男が言った。

「坊や、このあたりでコ―ヒ―がうまいカフェに行く道を知ってるかい?」

彼は通りの先をまっすぐ指差してみせた。

⏰:11/02/24 15:32 📱:SH07B 🆔:☆☆☆


#178 [スピーディー]
おいしいかどうかは別として、カフェはすぐこの先にあり、父がそこのカフェで朝食会議をするときなど、利用していたことを知っていた。

というか、そこしか知らなかった。

⏰:11/02/24 15:34 📱:SH07B 🆔:☆☆☆


#179 [スピーディー]
「まっすぐかい?」

そう聞く眼鏡の男の、横に乗っている帽子の男は微笑していた。

ユ―タはうなずいた。

⏰:11/02/24 15:35 📱:SH07B 🆔:☆☆☆


#180 [スピーディー]
「きみは賢い坊やだな」

と、男が言うと、もう一人のほうが今度はくすくす笑った。

「有難う、じゃあきみに何かお礼をしたいな」

と、眼鏡の男。

⏰:11/02/24 15:38 📱:SH07B 🆔:☆☆☆


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