*トワイライト・ゾーン*
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#212 [スピーディー]
「どうしてここがわかったの?」

「見つからないとでも思ってたのか?

頼むから、ナオコ、東京へ戻ってくれないか。

逃げまわるのは止めにしなさい。」

⏰:11/02/24 16:42 📱:SH07B 🆔:☆☆☆


#213 [スピーディー]
「兄さん、あたし、逃げまわってるの?」

「おまえにはもうそんな時間はないはずだ。

私だって暇じゃない。

おい、ちょっと待て。 坊主のほうの電話はまだ切れてないぞ。」

⏰:11/02/24 16:44 📱:SH07B 🆔:☆☆☆


#214 [スピーディー]
「もちろん切ったわよ」

ユ―タは心臓が止まるかと思った。

「受話器を置くんだ、坊主」

ナオトの声がユ―タに言った。

⏰:11/02/24 16:46 📱:SH07B 🆔:☆☆☆


#215 [スピーディー]
「バカげたこと言わないで」
と、母が言った。

「バカげたことというのはな、ナオコ、おまえが入院していなければならんときに、そんなチンケな避暑地なんぞに隠れていることだよ。

子供の教育のことだってそうだ。」

⏰:11/02/24 16:49 📱:SH07B 🆔:☆☆☆


#216 [スピーディー]
「兄さんとは話し合いたくないのよ」

「おまえが嫌でも、話し合わなければならんのだ。
そっちまで出向いていって、必要なら力ずくでも入院させるぞ。」

⏰:11/02/24 16:51 📱:SH07B 🆔:☆☆☆


#217 [スピーディー]
「おまえは会社の半分を所有してるんだ

―そいつはあんたが死ねば、ユ―タのものになる。
だからユ―タの面倒を、私がちゃんと見ようというんだ。」

⏰:11/02/24 16:53 📱:SH07B 🆔:☆☆☆


#218 [スピーディー]
「何がお望みなの」

母はうんざりしたような声で言った。

「わかってるだろう

みんなによかれと思ってるだけさ。

ユ―タの面倒は私が見るよ、よい大学にも行かせるさ。

おまえはユ―タを学校にも行かせてないじゃないか」

⏰:11/02/24 16:56 📱:SH07B 🆔:☆☆☆


#219 [スピーディー]
「ごりっぱなことね」

「それが返事か。 ナオコ、おまえにはいま助けてくれる人が必要なんだ。

それができるのは兄である私しかいない」

⏰:11/02/24 16:58 📱:SH07B 🆔:☆☆☆


#220 [スピーディー]
「それで、要求は?」

「よく知ってるじゃないか、私は公正な取り分しか要求しない。

海堂社のために、私は身を粉にして働いてきたんだ、社長だったおまえの旦那が死んだいま、当然私のものになってしかりべきなんだ。」

⏰:11/02/24 17:07 📱:SH07B 🆔:☆☆☆


#221 [スピーディー]
「兄さんと、亡くなったジュンノスケとは、成功しすぎちゃったんじゃないかと、ときどき思うことがあるわ」

「なにを偉そうに…!

自分の身の振り方さえちゃんとできない女が何を言うか!!!!」

ナオト叔父さんが声を荒げた。

⏰:11/02/24 17:11 📱:SH07B 🆔:☆☆☆


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